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ぽっきーよ
インタビューや設定集、用語辞典等、読み物ページ専門のゲームライター。引きが強く運頼みのプレイを好み、努力と頭を使ったプレイが苦手。なのにカードゲームとシミュレーションRPGが大好き。美味しい物を食べることに執念を燃やす。



校長
突き詰め抜いた極限攻略を得意とする、超技巧派ゲームライター。必要以上に喋らない無口キャラだが、いざ口を開くと「もうこのゲームでできることはありません」「やれることはやりつくしました」等の台詞で周囲をキュンとさせる。



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第18回/ぽっきーよ 「鬼にだってドラマがあるハズ」

 こないだ夢に、大人気人型決戦兵器アニメの無口な方のヒロイン女子が出てきて、あの口調で「あなたの代わりはいくらでもいるもの」と言われたぽっきーよです。 ええええー!? 夢の中でまでいらない子扱いかよ僕は!!

 そして気が動転した夢の中の僕は「わ、笑えばいいと思うぎょ」と答えていました。受け答えとして意味不明だし、しかも噛んでるよ!!

 夢の中でくらい、優しさに触れたいものですね!



非力一族サーガ 八の巻
一族繁栄の裏に……

 

 さて前回、みんな大好き太鼓持ちのお力で、交神をくり返した非力一族。

 自慢じゃないですが、けっこう力が付いてきましたよ?

 そうなると当然、いろいろな欲が出てくるじゃないですか?

 今回我が一族は、そんな欲に任せて強力な武器を集めたり、やっぱり合間に太鼓持ちで稼いだり、ボスクラスの敵に挑戦したりと好き放題。

 が、しかし!

 非力一族が好調だということは、そのとばっちりを受ける者たちがいることに気付きました。

 それは何者か?

 そう、です。

 今回は一族の行いを、鬼の視点で見てみましょう。

 もちろんいつもの俺妄想ですので、事実と違う点、口調や性格付けに関してはご容赦を。

 

 

 

 

●チームBENIKOBE戦記

 

紅こべ大将(以下、紅)「どうする? どうすんだよオイ、アイツら来たってよ! どこ? いま、どこよ?」

大般若(以下、般)「…………」

「でかい口して無口キャラかよ! あと、顔が恐ぇし、オマエ俺より強そうだよ! いっそもう大将代わってくれよ!」

「………(涙)」

「無言で泣くなよ! 女子かよ!

 

太鼓持ち(以下、鼓)「大将さん、大般若は女性でゲス!」

「オマエ女の子かよ!! でもそんくらいで泣くなよ! 思春期かよ!」

山ワラ(以下、山)「www」

「山ワラだから? ワラだからwって笑ってんの!? そういうのいまはやめろよ!」

幽鬼(以下、幽)「プッ」

「オマエも笑ってんじゃねーよ! だいたいオマエ、なんか山ワラとキャラ被ってんよ! どっちもキキーッとか鳴きそうだよ!」

「……」

「……」

「へこむなよ! 気にしてたのかよ!」

 

一つ目入道(以下、一)「大将! 連中は八起苑を抜けて、一階に到達したとのことです」

「マジで!? 来んよ、絶対アイツらここまで来んよ……ヤッベーよ」

藍馬鬼(以下、藍)「で、大将よ、どうするんじゃ?」

「ヤベー、マジヤベー。だから俺、大江山に配属してくれって上に頼んだのによー。あそこなら一年のほとんど遊んでられるしよー」 

「じゃあどうして大将さんは九重楼に?」

「大江山は競争率高ぇんだよ!」

「www」

「(笑)」

「うるせー! いまはそれどころじゃねーよ! そうだ! アイツらの狙いはなんだ?」

「五郎さんたちじゃないかね?」

「あー、神落ちの奴らかー。だったらいいんだけどよー。まあ神落ちは俺たちより強ぇし、どうでもいいこった」

「お、出たでゲスな。よっ! 大将さんの神落ち嫌い!」

「あいつら、なんか俺らんこと見下してんじゃんよー。元々は神だか知らねーけどよー、偉そうで嫌いなんだっつーの」

「そういうことは面と向かって言うがよいぞ」

「バっ! ……恐ぇから無理だよ……

「……」

「……」

「……」

「どうせなら黒ズズ大将の下につきたかった! みたいな顔すんのやめろよ! 結構傷つくんだよその顔!」

「大将! 斥候の手目坊主、ろくろ御前より連絡。奴ら二階を突破したとのことです!」

「アイツらの狙いが神落ちの奴らなら、俺達は隠れてやりすごしゃいい。神落ちとやらかすまえに、俺たちに構うほど馬鹿じゃねーだろ」

「だといいですが……嫌な予感がします」

「じゃが、太鼓持ちが狙いじゃったらどうする?」

「よし! オマエ、ひとりで突撃な!」

無理でゲス!! 大将さん勘弁してくださいよー」

「確かに、太鼓持ちが狙いという線はあり得ますな。現に相翼院では……」

「おい一つ目ッ! 相翼院の話は止めろって!」

「大将さん、気を遣っていただかなくてもいいでゲス。あの地のお仲間が、根絶やしの目に遭ったのはホントのことでゲス」

「川が太鼓持ちの血で染まった、って噂じゃよ」

「生き残ったお仲間に聞いたんでゲスが、相翼院はひどいありさまでゲス。ありゃあ鬼の所行でゲスな。お仲間たちをしつこくしつこく探して、追い立て、かたっぱしからヤりやがったとか。……なんでも、後ろから襲ってきて、寝かして、無抵抗なところをヤられたらしいでゲスよ」

「アイツら呪われちゃえばいいよ!」

「まっとうな死に方はできないよ!」

「……」

「……」

「ところで、大将のお宝狙いの線はどうです?」

「俺、あんまめぼしいモン持ってねーけど……!」

「どうしたでゲス?」

「お地母か? 俺のお地母が狙いかよ!?」

「アンタ、まだ持ってたのかい?」

「ああ、ヤベエなコレ」

「捨てちゃえばいいよ!」

「いや、ダメだ」

「どうしてさ?」

「死守しろって言われてんだ」

「誰にだい!?」

「大江山だ」

「大将、お話中のところすみません。こりゃあいよいよ来ますね。四階を突破されたみたいです!」

「そうかー……。よし! 大般若、一つ目入道、藍馬鬼、オマエたちはここで分かれて、どっかに隠れてやがれ!」

「それじゃあ大将が!」

「おまえさん、死んじまうよ!?」

「オマエらみてーにデカくて目立つの連れてけねーよ!」

「……」

「バーカ、心配すんなって。こっちにゃ策があんだよ。俺は残りの連れて上に行く。そんで黒ズズにまぎれてアイツらをやりすごす。黒ズズのほうが目立つからよ。このままここにいりゃあ、行きがけの駄賃でみんなやられちまうっつーの。それでいいな? 山ワロ、幽鬼、太鼓持ち!」

「えー?」

「そこはすっきり頷こうや!」

「嘘だキキーッwww(笑)」

「善は急げでゲスよ!」

「オマエら……。よし、行くぜ!」

「大将! ご武運を!!」

 

 

 

 

…………。

 

 

 

 

…………。

 

 

 

 

 

「よし、ここまで来りゃあ十分だ。いいか! 階段から離れた場所で黒ズズにまぎれて、できんだけゆっくり動けよ! 速く動くと目立つかんよ、目ェつけられちまう」

「来たよ!」

「た、大将……最悪でゲス。アイツらの頭の上を見るでゲス!」

「チッ! 紅い火が瞬いてやがる……」

「……」

「……」

「終わりでゲスな……」

「黒ズズさんたちがやられたよ!」

「来んぜ! オメーら生き残れよ!」

 

 

 

…………。

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

 

「お、オマエら、生きてる……か?」

「僕は……なんとか……」

「太鼓持ちは?」

「最初……にやられた」

「クソッ! 山ワロはっ!?」

「ダメだった……」

「そうか……。アイツらどこ行った?」

「たぶん、上」

「助かった……のか?」

「たぶん」

「俺らは……そっかよ、最初のアレで寝なかったから生きてんのか……」

「うん、太鼓持ちと山ワロは寝ちゃったから……」

「アイツらの……火の薙刀か? アレ……ヤバかったな」

「アレがかすったら、僕ら死んでたね」

「ああ、避けられたのは奇跡ってやつだろ。だけどよー、そのあとの弓喰らっちまった。援軍呼ぶヒマもねーってよ」

「でもさ、あの弓を喰らってすぐ逃げ出したから、僕ら助かったんだよ」

「そうだな……ッ! ってオイ! なんだってんだよ、この音!!

「上の方から聞こえたね!!」

「この感じ……そっかよ、神落ちの奴らもヤラれちまったってことか?」

「たぶん」

「ヘッ、大口叩いてこのザマかよ。……それよりどうだ? 動けるか?」

「たぶん。あ、そうだ、お地母は?」

「どうでもいーじゃんよ、そんなモン。どうせ俺らが使えるモンでもねーってよ。もう行くか?」

「うん」

「じゃあ一つ目たち探しに降りるかぁ」

「うん」



 快調にして好調な非力一族ですが、立場をひっくり返して見ればこんなもの。

 九重楼を舞台にした、一族の武器集め、大ボス討伐はこれにて。

 さて次回は、いよいよ大江山へ? お楽しみに!

 

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2011年12月16日 17:14

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