書籍情報














津々巳あや
(漫画家)
フリー漫画家。少女漫画「花とゆめ」でデビューし、いろいろあって現在少年漫画や4コマ漫画など連載中。代表作はCR COMICS「あくまでモテる×××」、MFコミックス「女子大生の日常」。
津々巳あやオフィシャルサイト

江野本ぎずも
(編集担当)
ファミ通BOOKSの編集者。『モンスターハンター』プレイ日記 本日も逆鱗日和シリーズなどを担当。プライベートキャラのメイン武器は狩猟笛。麻痺ラブ!

リョウコ
(アシスタント)
津々巳あやの漫画アシスタント。『モンでき。』の企画でハンターデビューを果たし、ちゃっかりレギュラーに。虫が苦手。津々巳センセイが大好き。




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『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH4』第105回

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『モンでき。』の『MH4』第105回更新。

 

『MH4』のギルドクエストLv.100へのチャレンジ、ようやっとLv.94まで到達したようです。

こういうのは時間との戦い(クエストタイムではなく)でしかないので、何度も何度も、何度でも何度でも、できるまでやり続けるだけ!

すでに装備や立ち回りは、完成形と言ってもいいところまで詰められていますしね。

津々巳さんとリョウコちゃんペアがどんなふうにラージャンに対抗していたのか、じつは江野本はまったく知らないのですが、漏れ聞こえる会話から察するに、開幕で津々巳さんが乗りを狙い、その後はラージャンが怒り状態になると落とし穴を使っていた様子。

クエスト中、何度か落とし穴の話題が飛び交っていたので、ふたつ以上の落とし穴を使っていたのだと思いますが、具体的な数までは把握していません。

ちなみに、“リョウコちゃんがラージャンから遠く離れたところにいて、そのせいで攻撃を食らっている”という話も度々されていまして、「おまえ、遠いって何回言ったらわかんだよ!」、「いや違うんですよ、気づいたら遠くにいるんですよ~」という不毛なやり取りを見かねて、漫画本編にある「一度、津々巳さんの後ろについて立ち位置を見てみたら?」の提案をしたのでありました。

さて、一方の江野本の作戦はというと、乗り成功したところで火力ひとり分ですし、ジャンプ攻撃してスカるくらいなら徹底して後ろ脚狙ったほうがマシ! と、おのれのジャンプの腕前を加味して判断しました。

罠系アイテムは、捕獲用にシビレ罠ひとつと、拘束用の落とし穴を調合分含めて3つ持っていき、クエストによってひとつだけ使ったり、3つともすべて使ったり、あるいはラージャンの怒りが解けて罠を壊されてしまうことも……。

じつはこの落とし穴を使うタイミングにも、津々巳&リョウコペアとは違いがあったようで、それが江野本が使用した落とし穴の数の揺らぎにもつながっています。

 

ラージャンは、怒り中でなければ落とし穴を破壊してしまうのは言わずもがな。

激昂したラージャンの場合はもちろん、激昂していなければ落とし穴にはかかりません。

津々巳さんたちもこのことは把握していて、「怒ったら落とし穴」という作戦でいったようですが、江野本は「怒っていて、なおかつ闘気硬化していないとき」に落とし穴を仕掛けるようにしていたんです。

闘気硬化、という言葉、いままさにこの文章を書くために調べて初めて知ったんですけども。

その意味するところは、皆さんわかりますよね?

腕が真っ赤に染まって堅くなる、あの状態です。

ラージャンさんたら『MH4』で復活するにあたり、そんな新技を開発してきてくれちゃったんですねー。

サービス精神旺盛!

『MH4G』ではさらに我々ハンターを楽しませようと躍起になり、文字通り跳ね回っておられますが、「無理すんな」と肩を抱いてやりたい気持ちでいっぱいです、腕が回らんと思うけど。

て、それはまた別のお話でした。

闘気硬化中の腕は白ゲージでも弾かれてしまうので、この状態で上半身を狙うのはとってもリスキーです。

ラージャンの腕は筋骨隆々逞しすぎて、頭部を狙ってもついつい腕に当たっちゃいますからね。

先ほども言ったように、江野本は闘気硬化に関係なく「もうあなたの後ろ脚と尻尾とケツの穴しか見ないわ!」と心に決めてラージャンの下半身に張りついていたので(破廉恥)、腕に弾かれることはそうそうなかったんですけど、問題は落とし穴中。

ご存じの通り、落とし穴にハマるとラージャンの下半身はずっぽり埋まってしまい、地上に出ているのは上半身だけになります。

おまけに、落とし穴中のラージャンときたら「やだよーやだよー、出してよーおかーさーん!」と泣き叫ぶ子どものごとく腕をぶるんぶるんと振り回すもんで、どうあがいても攻撃がこの腕に当たってしまうんですよね。

そんなの、もう、やってらんない!!!

と強く思い、怒っていて、なおかつ闘気硬化していないときにだけ落とし穴を使うようになったわけです。

ただねえ、これがそんなにうまいこといかないのよ……。

激昂ラージャンは激昂してようがしてまいがおかまいなしに闘気硬化してきやがり、どうやら一定時間で解除される様子。

ならば、怒りの時間と闘気硬化の時間がズレるように仕向けたらいいと思って、開幕いきなり闘気硬化したときには少し待ってから怒らせるようにしたり、闘気硬化が終わったら無理してでも攻めに出て怒らせようとしたり、がんばってはみたんですけど。

クエストによってはほとんど落とし穴チャンスがなかったり、タイミングがシビアすぎて落とし穴を破壊されてしまったり、どうも安定しなかったのでした(ちゃーんと落とし穴を活用できたことももちろん多々あったけど)。

それでも落とし穴を使うことに固執し、設置したらしたで誘導のために手数が減ってしまったりもしていたので、いま考えるとはじめから落とし穴ナシでもよかったかなあ、とちょっと思ったり。

 

というのも、じつはLv.90あたりで落とし穴を調合するためのクモの巣が底を尽きてしまい、竜人問屋にクモの巣が並ぶまでしばらく落とし穴を使わない時期があったんですよね。

一度は津々巳さんにネットを分けていただいたんですけど、みんなが潤沢に持っている素材でもないので、拘束手段なしのガチでやってみようか、と……。

これまで津々巳&リョウコペアと同じくらいのタイムでラージャンを狩猟できていたので、落とし穴を使わずともなんとか遅れが出ないようにしようと立ち回りを見直したりもしました。

そうやって改めて考えてみると、安全第一に考えるあまりもう一発入れられるのに控えていたところや、突きだけでも入れられるタイミングが見えてきたりして、「いままで何しとったんや、自分!」と呆れちゃいましたけどね。

で、結果的に、クエストごとに揺らぎはあるものの、落とし穴を使っていたときと使わなくなってからでは津々巳&リョウコペアとの時間差に違いは見られなかったのでした。

どちらかというと、津々巳さんとリョウコちゃんのほうが早く終わることが増えてきてはいましたけど、それは落とし穴を使わなくなる少し前からの兆候で、ふたりともラージャンに慣れてきたから、だと思う。

結局、ラスト2クエストのところで竜人商人がデレを見せてクモの巣を扱ってくれたので、最終的には落とし穴作戦に戻したのですが、それは次回のお話――。

次回、第106回が、ギルドクエストLv.100へのチャレンジ最終回、そして『MH4』編の最終回です!!

 

 

2014年10月24日 22:29