書籍情報














津々巳あや
(漫画家)
フリー漫画家。少女漫画「花とゆめ」でデビューし、いろいろあって現在少年漫画や4コマ漫画など連載中。代表作はCR COMICS「あくまでモテる×××」、MFコミックス「女子大生の日常」。
津々巳あやオフィシャルサイト

江野本ぎずも
(編集担当)
ファミ通BOOKSの編集者。『モンスターハンター』プレイ日記 本日も逆鱗日和シリーズなどを担当。プライベートキャラのメイン武器は狩猟笛。麻痺ラブ!

リョウコ
(アシスタント)
津々巳あやの漫画アシスタント。『モンでき。』の企画でハンターデビューを果たし、ちゃっかりレギュラーに。虫が苦手。津々巳センセイが大好き。




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『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH4』第89回

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『モンでき。』の『MH4』第89回更新です。

 

本日は、ちょっとした私的リポートをお届けしたいと思います。
なんのリポートかって、そりゃもちろん!

10周年記念モンスターハンター展

2014年8月2日(土)から31日(日)まで、渋谷ヒカリエにて開催されている展覧会でございます。
詳細はコチラ!

江野本は8月10日の日曜日に友人と遊びに行ってきまして、遅ればせながら見どころなどをご紹介したいと思います。
あらかじめ言っておきますが、超!個人的な見どころばかりで偏りアリです。
ふつーのモンハン展リポートは、ファミ通.comに記事がありますのでどうぞそちらを参考にしてくださいね。

入口でちょっとしたクイズが記載された“生態調査クエスト”を受け取り、会場に足を踏み入れると最初に待ち受けているのは、“モンスターハンター10年の歩み”の展示。
正直、このコーナーは“前座”というか“掴み”のような位置づけだと思うんだけど、江野本といっしょに行った友だちの間ではここで早くもひと盛り上がりでした。
無印の時代からの、ゲームパッケージや同梱版、特典、イベントで配布されたアイテムなどなどがズラリ勢揃いしていて、「これ持ってた!」、「それって、あのイベントでもらったんだよね?」、「あのタオル、今朝使ってきたんだけど!(実話)」なんて思い出がよみがえって、もうそれだけで胸がいっぱいに……。
この10年のうちの何年かでも、ともに過ごした狩友さんがいらっしゃる方はぜひ、モンハン展にいっしょに行ってみてほしいなあ、と思います。
じつは10年の重みがいちばん感じられる場所かもしれない。
懐かしすぎて涙出ますよ、マジで!

そんな“10年の歩み”を振り返った後は、モンハン展のメイン展示とも言うべき“秘蔵開発資料”のコーナー。
『モンスターハンター』というゲームの構想段階の資料がこれでもかっ! と展示されていて、お腹いっぱいになるほど見応え、読み応えのある内容です。
開発資料と言えば、以前から『ハンター大全』などでその一部を見ることができましたけど、この場にあるのはもっと企画の根っこの部分(『ハンター大全』は、10周年を記念してこの7月に『復刻 ハンター大全』として復刻されてますので、興味のある方はぜひ!)。
このモンスターは、こんな性格で、こういう動きをして、ゲームの中ではプレイヤーとこんなやり取りをして……というようなアイデアがびっしりと詰め込まれた資料なんです。
「こいつってこんな発想で作られてたのか!」とか「この部分は実装されなかったけど、もしかして後のシリーズで登場するアレの原型?」とか「企画段階ではこの子、めっちゃ痩せてるーー!!」とかとか、ひとつひとつに感動し、興味を駆り立てられること受け合い。
モンスターのほかにも、武器や防具、フィールドについてなどさまざまな企画資料があって、じっくり読み込んでいたらほんとに陽が暮れちゃうくらいのボリュームがあります。
この展示の内容は、会場のグッズコーナーで販売中の『10周年記念モンスターハンター展オフィシャルブック』にもすべて掲載されているので、あまり時間がないという方はオフィシャルブックのほうで読み込むのもアリかも。

個人的には“秘蔵開発資料”だけでもう大満足だったわけですが、この後の“モンスターの生態”“狩りの拠点”“ハンターの武器”のコーナーも大人気。
ここでは、火竜の逆鱗などの素材や、モンスター、武器のリアル造形物が展示されていて、写真を撮ることもできちゃうんです。
個人的には、今回初展示だというフルフルフルートに感激!
生々しくておどろおどろしくて、素敵でした。
でも、ブラッドフルートのほうが好きなので、いつか赤く染めなおしていただけるとうれしいです(勝手な願望)。
また、「モンハン展と言えば」の“背後からフルフルに狙われる写真”が撮れるのも、このコーナー。
江野本が行ったのは週末だったので、フルフルと10連肉焼き機の撮影スポットは行列ができるほどの盛況ぶりでした。
みんな、思い思いのポーズでフルフルに食べられ、楽しそうでしたよー!
記念撮影したいという方はぜひ!!

これらのお楽しみエリアを抜けると、あのドゥカティコラボバイクなどさまざまなグッズを紹介するコーナーがあり(昔のファミ通の表紙も懐か死ねます!)、その奥には『MH4G』のメインモンスター、セルレギオスやその武器、防具の造形物などが待ち受ける広場。
生態調査クエストの報告カウンターも設置されていて、“モンハン展のゴール”といった趣なのですが、ここで声を大にして言いたいことがあります。


江野本ぎずも的“モンハン展に行くならコレだけは見とけ!”は、この広場にこそあるのだ!!!!!


それは何かというと、壁面の巨大スクリーンに映し出される特別映像“祝10周年!歴代人気モンスター集まるニャー!”でございます。
先日、公開された“礎の唄”のプロモーション映像と交互に上映されているので、もしかして見逃しちゃう人もいるんじゃないかとひそかに心配しているんですけど、これは絶対絶対、何を置いても観たほうがいいです。
内容はその名の通り、人気モンスターが次々登場する紹介映像で、大きさ比較にもなっているというもの。
モンスターハンターフェスタ`09の会場で公開され、好評を博した映像と同じような手法で作られたものですね。
イャンクックにティガレックス、ナルガクルガ、ジンオウガ、アマツマガツチ、イビルジョーなどお馴染みのモンスターたちが続々と現れ、生き生きとした動きを見せてくれてドキドキワクワク、さらにはダラ・アマデュラのあまりのデカさに笑いがこみ上げちゃったりもするのですが、最大の見どころと言えば、“リオレイアとセルレギオス”
このふたつの名前の並びを見て、「あれ?」と思った方、いらっしゃるでしょうか?
まだその名も明かされていなかったセルレギオスが、我々の前に初めて姿を見せた『MH4G』プロモーション映像
リオレイアが巣に帰って休もうとした刹那、セルレギオスが空から急襲してきて「誰だ、あの夜這い男は!」、「レウース! 嫁を寝取られるぞー!!」とハンターを震撼させた、あのシーン。
なんと! “祝10周年!歴代人気モンスター集まるニャー!”には、あのシーンのその後が描かれているんですよおおおおおおう!!!
……て、江野本が勝手に感じただけですけどね。
でも、一度観れば、何が言いたいのかわかっていただけると思う。
リオレイアとセルレギオスの身に何が起きたのかはもちろん言わないけれど、とにかく超必見!!! ということだけ、お伝えいたします。
ほかにも、リオレウスとラギアクルスがアプトノスを挟んで対峙する『モンハン』屈指の名シーンの再現があったり、ハンターなら思わずニヤリとする展開ばかり!
我々は会場でも2度くり返し視聴しちゃったんですけど、この映像は『10周年記念モンスターハンター展オフィシャルブック』の特典DVDに収録されているので、自宅でじっくり観返すこともできます。
家で観るときには、音声をヘッドフォンで聴くのもオススメ!
モンスターたちの鳴き声を臨場感たっぷりに楽しめますよ!
テオ・テスカトルが「ぎゅいん」してないか耳を澄ませたのは、うちらだけじゃないはず!

てなわけで、すべての展示を見終わった後は、モンハン展限定のグッズが盛りだくさんのグッズショップと、『モンハン』にまつわるフード&ドリンクが楽しめるカフェ&バー(アルコールもあります。レッツ達人ビールで乾杯!)。
また、『モンスターハンター4』のダウンロードクエスト“10周年を祝う者たち”と、特別なオトモアイルー“アニバー”と“サリー”を受け取れるコーナーもあります(8月22日現在、アニバーの配信は終了しており、サリーが配信中)。
この配信オトモ、初期レベルが19なので“最高レベルのオトモアイルーが10匹に達した証”の勲章を狙っている人にはめっちゃありがたい!
江野本も近々、サリーちゃんをお迎えするために再訪する予定です。
ちなみに、2回目の来場では生態調査クエストの上位を楽しむことができるんですが、なんとその上のG級もあるんだとか!
上位まで行ったら、G級も制覇したくなっちゃうよねえ。
8月31日までにあと2回は行きたい!! とひそかに野望に燃えております。

 

東京近郊にお住まいの方、ぜひぜひモンハン展に遊びに行ってみてくださいね!
なお、金曜日は夜20時まで延長営業していて達人ビールがお得になっていたり、16時~18時30分の間に来場した方の中から抽選でこんがり肉をプレゼントするキャンペーンが実施中だったりもしますので、モンハン展のオフィシャルサイトをチェックしてから行かれることをオススメいたします。

 

 

 

2014年8月22日 20:48