書籍情報














津々巳あや
(漫画家)
フリー漫画家。少女漫画「花とゆめ」でデビューし、いろいろあって現在少年漫画や4コマ漫画など連載中。代表作はCR COMICS「あくまでモテる×××」、MFコミックス「女子大生の日常」。
津々巳あやオフィシャルサイト

江野本ぎずも
(編集担当)
ファミ通BOOKSの編集者。『モンスターハンター』プレイ日記 本日も逆鱗日和シリーズなどを担当。プライベートキャラのメイン武器は狩猟笛。麻痺ラブ!

リョウコ
(アシスタント)
津々巳あやの漫画アシスタント。『モンでき。』の企画でハンターデビューを果たし、ちゃっかりレギュラーに。虫が苦手。津々巳センセイが大好き。




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『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH4』第84回

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『モンでき。』の『MH4』第84回更新です。

 

さて、漫画本編のほうにも描かれている通り、今回行った“高難度:豪勇の証明”をもちまして、現時点で解放されている集会所☆7のクエストすべてにクリアーマークをつけることができました。

そんな空気感は微塵も感じさせない相変わらずの『モンでき。』ですが、これにていったんひと区切りとなったわけです。

いやはや、万感の思い!

ここで簡単に、『モンでき。』の『MH4』での歩みをふり返ってみたいと思います。

 

『MH4』が発売されたのは、2013年9月14日。

そして、『モンでき。』の『MH4』第1回がアップされたのは、2013年9月20日のことでした。

ということは、本日2014年7月28日はおおよそ十月十日(とつきとおか)!

やだ、産まれちゃう!(意味不明)

と言っても、第1回はカプコンさんのご厚意で事前に遊ばせていただいていた内容。

じつは2013年7月にプレイしているので、あれからもう1年以上が経っているんですねー。

時の流れ、コワイ!

それはともかく、『MH4』編では津々巳さんと江野本が新武器である操虫棍を使い、リョウコちゃんはハンマーを使用することになったのでした。

リョウコちゃんのハンマーについては、それまでライトボウガンを使っていたこと、全武器お試し編でも近接武器の扱いにはかなり苦労していそうだったことから不安もあったんだけれど、そんなものはすぐに吹き飛んだのをよく覚えています。

村クエストを誰よりも積極的に進めていて、ハンマーを使うことに新鮮な驚きや感動を持ち、心から楽しんでいる様子が伝わってきたからね。

一方で、操虫棍を使うことになった津々巳さんと江野本は、改めて当時をふり返ってみると、いまとは全然違う印象かも。

津々巳さんは、最初から難なくジャンプ攻撃をマスターしていて、ある一定のレベルのことはひと通りできていた感じ。

逆に江野本は、いま以上にジャンプ攻撃が下手だったし、考えすぎてしまって立ち回りも不安定、とりあえず猟虫を飛ばすだけで精一杯だった気がします。

でも、第1回ですでに「打撃タイプのマルドローンに胸キュン」とか書いているあたり、最初から猟虫に心奪われていたんだろうなあ。

そんなふうに当時をふり返ると、それこそ胸キュンな想いがいたします。

 

江野本が操虫棍に慣れてきたのは、いつのことだったのか。

最初の階段は、2013年10月22日更新の『MH4』第10回あたりにあったように思います。

HR2への緊急クエスト、ネルスキュラ狩猟をしていたころですね。

と言っても、過去のブログからはとくに成長を感じさせる箇所は読みとれないんだけれど、10月20日に行われたモンハンフェスタ‘13東京大会の地区決勝を見たことが自分の中で大きかったんだと思う。

じつは時を同じくして、『MH4』第11回でリョウコちゃんが初めてケチャワチャを気絶させることに成功しています。

最初からある程度完成されていた津々巳さんはさておき、リョウコちゃんと江野本はこのあたりでやっと少し立ち回りがこなれてきたんじゃないかなあ。

まあ、だからといってリョウコちゃん独特のプレイがなくなってしまったわけじゃなく、『MH4』第17回ではおしとやかすぎる連打を披露しているし、『MH4』第18回では重役出勤をして我々の度肝を抜くとともに楽しませてくれましたけどね。

それはともかく、江野本が第2の階段を昇ったのは、ゴア・マガラを狩ってHR3に上がった『MH4』第20回あたり。

この緊急クエスト、自分の分はひとりで行くことになり、その準備も含めて1週間密に狩りをすることになったんですよね。

あの経験がすべてその後の自分自身の力になったんだなあと、いまはっきりと思います。

たぶん、操虫棍の立ち回りに関して津々巳さんと差ができたのもこのあたり。

上手下手の話じゃなくて、“乗りの津々巳さん”に対して「手数増やして脚倒れを狙っていけそう」とか「とにかく赤エキスを切らさないよう動くべし」とか自分なりに考えるようになって、同じ操虫棍使いでも別タイプに進んだ時期だった気がします。

そのあたりの考えをまとめたのが、『MH4』第23回『MH4』第24回

思えば、操虫棍の扱いについては何の情報もないところからひとりで試行錯誤し、すべて自身の経験から学んでいったんですよね(モンハンフェスタ‘13東京大会を観戦したのが唯一の例外でしょう)。

新武器縛りでプレイするなんて初めてだったけれど、すごく貴重で素敵な経験をさせてもらったなあ、と改めて思います。

 

江野本個人としては、『モンでき。』を漫画コンテンツというよりも『モンハン』を楽しむ方々のコミュニティとして捉えている側面がありまして、これまでの『MH4』編でそれがいちばん色濃く出たのが、『MH4』第28回にまとめたテツカブラ談義だったんじゃないかと思います。

テツカブラがモテようがモテまいが、はっきり言ってどうでもいいというか、どっちでもねえよな議題なんですけどね。

でも、読者の皆様がテツカブラにいろんなイメージや妄想を抱いていることがわかって、めーっちゃおもしろかった!

個人的にとっても印象的な回です。

 

『MH4』第33回からは、上位に昇格。

今回が第84回ですから、上位に上がってからのほうが圧倒的に長いんですねー。

なんだか不思議な感じ!

最初は上位の洗礼を存分に受けまくりましたが、その真骨頂というか集大成となったのが『MH4』第37回『MH4』第38回『MH4』第40回と3回に渡って展開された“なんて素敵な灰水晶”、ことイビルジョー狩猟でしょう。

『モンでき。』史上初、更新2回分に収まらなかったという大長編っぷりはもちろん、リョウコティック3オティックも衝撃的でした。

そして、今回改めて読み返してみて気づいたのだけど、この『MH4』第37回はもうひとつ、『モンでき。』史における重要な意味を持っていたんですねえ。

何だかわかる方、いらっしゃるでしょうか?

じつは……リョウコちゃんが初めてとんがり装備を披露した回なのでえす!!

そう、最初はセルタス装備だったんですねー。

いやー、まさかこのときは、リョウコちゃんがとんがりコレクションを始めるなんて夢にも思わなかったです。

 

「もしかしてこの人、とんがりが好きなのでは……?」と世間が気がついたのは、『MH4』第45回のことでしょう。

リョウコちゃんが常盤装備に身を包んで、我々の前に姿を現したんですねえ。

その後、『MH4』第51回でK・ロブスタ装備、『MH4』第63回でブランゴ装備と、続々ととんがり装備を披露してくれました。

それまでも顔の見えないカブラ装備を着用したり(『MH4』第19回)、一種独特なファッションセンスを持っていたリョウコちゃんだけど、それがここにきて結実した感じ。

ちょっと話は前後しますが、カブラ装備に続くお面コレクションが『MH4』第80回でお披露目したクシャナアンク。

いやー、リョウコちゃんもブレませんねー。

とんがりとお面のよさは江野本にはイマイチよくわかりませんが、こだわりがあるのってとってもステキだし、“センスの人”だなあと思います。

話を戻して、リョウコちゃんはこのころから妙にアイテムを使いたがるようになって、とんがり姿とともに“リョウコティックスタイル”を確立しました。

閃光玉はもちろん、鬼人笛やモスジャーキーなんかも多用して狩りに彩りを与えてくれましたよね。

集会所☆5~6クエストは数が多く、気持ち的にきつい時期でもあったと思うのですが、リョウコちゃんが一服の清涼剤的なネタを提供し続けてくれた気がします。

 

そんな雰囲気がガラリと変わったのは、HR7への緊急クエスト“高難度:廻り集いて回帰せん”、シャガルマガラへの挑戦が始まった『MH4』第69回以降でしょう。

集会所☆7の古龍を相手にしたクエストが解放され、緊張感溢れるプレイになりました。

個人的にはカイザー+ラギア装備も作ったし、続々と新たな武器がリストに出現して、「楽しくなってきたーー!!!」と盛り上がったのも記憶に新しいところ。

集会所の進行としては終盤の大詰めといったところですが、操虫棍的には「やっと始まった」感覚かもしれません。

操虫棍の全武器最終強化への道はいま現在も進行中。

近いうちに、皆様に最終報告書を提出したいな、っと思っております。

 

 

そんなわけで、集会所の進行にひと区切りがついた『モンでき。』。

次回から何をするかは次回のお楽しみ、ってことで!

 

 

2014年7月28日 23:28