『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH4』第22回
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『モンでき。』の『MH4』第22回更新。
漫画本編では、ハンマーでモンスターの頭を狙うリョウコちゃんを差し置いて、我が猟虫エボマルドローンが気絶を取ったとえっへんしておりますが、中の人というか当の本人は全然そんなこと思っておりませんのでどうかどうかご容赦くださいませ。
とくに操虫棍を使ったことのない方はうっかり騙されちゃってるんでないかと心配なのですが、猟虫だけで大型モンスターを気絶させるというのはなかなかどうして大変なことなんです。
少なくとも現時点では、江野本にはできた試しがありませんし、できる気がしません。
最後の一発がたまたま、ウチのエボマル君だったというだけで、気絶へと至るまでリョウコちゃんがしっかりちゃーんと集中して頭に攻撃を当てられていたからこそ、ですからね?
そもそも気絶の取れる武器を使ったことがなくて、頭部破壊をするようなものだと思ってらっしゃる方がおられましたら、気絶というのはもう一段階難しいものだということもつけ加えておきます。
もちろん、ハンマーを使っていてもです。
そこんとこ、お間違いなきよう切に切にお願い申し上げる次第なのであります。
と、強く主張するのはなんのことはない、ハンマーさんから気絶フィニッシュを奪ってしまったというこっぱずかしさからですね。
以前、部位破壊の最後の一撃をかっさらってしまったときの“なんとも言えなさ”について書いたことがありましたが、その最終強化系こそがハンマーさんからの気絶泥棒なんじゃないかと思うわけ。
江野本はふだんから狩猟笛を使っているので、時々やってしまうんですけれども、あのいたたまれなさときたらねえ……(遠い目)。
ハンマーさんがいるときにはできるだけ頭を空けて邪魔にならないように“攻撃力強化”吹く吹くマシーンに徹しているのに、つい出来心で頭に接近してハンマーさんをふっ飛ばし、図らずも気絶を取って周囲に「ナイスでーす!」を言わせてしまったときなんて、もう!
ハンマーさんをふっ飛ばして、「大丈夫です! そのまま頭に行っちゃってください!」と最大限に気を使っていただいたのにも関わらず盛大にスカる、ってのと同レベルで恥ずかし死にたくなります。
これがほかの武器だとそこまで気にしないんだけど、「ハンマー=頭=気絶」という黄金の方程式に割って入ることだけはどうしても身体が受けつけない!
幼いころから「ハンマーさんの邪魔だけはしちゃなんね」と育てられてきたので、条件反射みたいなものなのかも。
それはリョウコちゃんが使っていてももちろん同じで、ハンマーでキレイに頭を叩いている瞬間を目撃するとやっぱり惚れ惚れとします。
狙ってそうしたのかどうかは知らないけど、縦振りをスカらせた後のアッパーを頭に当てたときなんて、「ウッホーーー!!」て声が出ましたもん。
リョウコちゃんの持つハンマーに対しても、どこかファン目線で見ている感じがあるのかもしれません。
ちなみに、津々巳さんはそれとは真逆のダメ出し目線で、リョウコちゃんのやることなすことケチをつけずにいられないのですが、言うほうも言われるほうもこれ以上ないほど楽しそうで生き生きしているので無問題。
その“ケチ”の内容が正しいかどうかなんて関係なくて、そういうコミュニケーションなんですもん。
このふたりはこのふたりだけでまるっと完結していて、第三者が口を挟むなんて無粋というもの。
ある意味、様式美というかお約束のコントみたいなものかな、と最近は思っております。
猟虫のエキスの話題が出たところで、やっと少しだけ慣れてきた操虫棍について語ろうと思っていたのですが、長くなってしまったのでまた今度。
あ、少し慣れたと言ってもまだぜんっぜん使いこなせてません!
とくに大型モンスターから気絶を取るには、溜めてから猟虫を放つ“虫回転攻撃”が必修科目になってくるんじゃないかと思うけど、これがもう絶望的にヘタクソでしてね、むぐぐぐぐ……ッ!
次回、ある虫使いが武器使用回数100回強でできるようになったことと、まるでできやしねえことの独白をお届けいたします。
乞うご期待!
2013年12月2日 21:29