書籍情報














津々巳あや
(漫画家)
フリー漫画家。少女漫画「花とゆめ」でデビューし、いろいろあって現在少年漫画や4コマ漫画など連載中。代表作はCR COMICS「あくまでモテる×××」、MFコミックス「女子大生の日常」。
津々巳あやオフィシャルサイト

江野本ぎずも
(編集担当)
ファミ通BOOKSの編集者。『モンスターハンター』プレイ日記 本日も逆鱗日和シリーズなどを担当。プライベートキャラのメイン武器は狩猟笛。麻痺ラブ!

リョウコ
(アシスタント)
津々巳あやの漫画アシスタント。『モンでき。』の企画でハンターデビューを果たし、ちゃっかりレギュラーに。虫が苦手。津々巳センセイが大好き。




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『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH3G』第131回

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『モンでき。』の『MH3G』第131回、全武器お試しの狩猟笛後編です。

 

前回から漫画本編にはチラッチラ登場していたので、「ぎずもさん、ジンオウX装備作ったんですね!」というコメントをいくつもいただいておりましたが、ザッツラーイト!

スキル“笛吹き名人”が発動する装飾品“鼓笛珠”を作るついでに、スロットが多めに空いていてかわいい装備はないものかと物色し、なんとなくノリで作ってしまいました。

相変わらず、三眼との組み合わせで薄着スタイルですけどね!

そしてそして、第129回で予告しました通り、リオレイア希少種の狩猟笛“ゴルトリコーダー”を作ってまいりましたー! キンピカー!

 

とは言ったものの、この狩猟笛生産期間の1週間、何をしていたかというと、ひたすら釣り三昧!!

村☆1クエストの“目指せ釣り名人!”に行って、黄金魚を3匹納品し、報酬でたまに手に入る小金魚を集めていたのです。

ゴルトリコーダーを一発生産するための金レイア素材は1、2回の狩猟で無事に揃ったのですが、それ以外に小金魚が30匹必要だと言われましてね!

アイテムボックスを覗いてみると、これまでの『MH3G』ハンター生活300時間の賜物、小金魚6匹がピチピチと元気に跳ねているだけ。

いったいコレをどこで手に入れたんだったかと頭を悩ませたのですが、とんと思い出せません。

こういうとき、津々巳さんを筆頭に攻略情報を調べて手っ取り早く素材を集めるって方もいらっしゃると思うのですが、江野本は遠回りでもいいから自力で答えにたどり着きたいと思う性分なもんで、「もしやこのクエストの報酬でがっぽがっぽと小金魚が入手できるんじゃっ!!!?」と前述の“目指せ釣り名人!”に目星をつけたわけです。

結果は、ビンゴ! と言いたいところですが、がっぽがっぽどころか報酬画面には1匹の小金魚がちんまり収まっているのみ。

しかも、何度もくり返し通ううち、最初の1回の報酬で小金魚が出たことはじつはラッキーだったことがわかりました。

そうです、小金魚は確定報酬ではなく、江野本の体感だと3回に1回出ればいいほう!

しかも、クエストの本来の目的である黄金魚は黄金ダンゴを使って釣ればそう大変なことはないのですが、黄金ダンゴの調合素材が底を尽きてからは黄金魚釣りそのものにも苦労して、1回のクエストに20分近くかかるように……。

はっきり言って、リオレウス希少種と火竜の天鱗に泣かされた星砕きプロメテオルよりも数倍作るの大変だったよ!

あんなにがんばったのにハンターランクはまったく上がんないしさ(地味にツライ)!!

ちなみに、ゴルトリコーダーにはルナーリコーダー(通称ルナコ)という強化先があり、仮にも狩猟笛使いを名乗る者としてはルナコを用意したかったのですが、さらに小金魚を30匹求められることに「ぐぬぬ……!」となり、雌火竜の天鱗が2個必要であることに悟りを開いて、ニンテンドー3DSをそっ閉じするに至りました。

 

そんな喜びと悲しみのゴルトリコーダーですが、“状態異常攻撃強化”と“全状態異常無効”という素敵な旋律を吹くことができます。

今回の場合、状態異常攻撃強化は火属性武器であるゴルトリコーダー自身はもちろん、津々巳さんとリョウコちゃんの持つ武器にもなんの影響もなかったけどね。

“全状態異常無効”については、じつはシングルプレイではあまり重視することがなかったのですが(ほかに重視したいものはたくさんあるし、スキル“毒無効”や“麻痺無効”も必要性を感じず使ったことがないです)、サポートハンターとしては是が非でも仲間に吹いて差し上げたい旋律!

そうして選ばれたモンスターが、“全状態異常無効”に加えて津々巳さんの持つ爆砕の壊鈴の旋律“聴覚保護【大】”が最大限の効果を発揮する(であろう)ギギネブラだったのでした。

聴覚保護の旋律は、クルペッコの狩猟笛で吹くことができ、比較的手軽に作れて使い勝手のいい武器なので昔からギギネブラを相手にするときには重宝していたのですが、さらに毒攻撃まで無力化してしまうなんて、ギギネブラ狩猟に革命が起きた、と思ったよね。

「うるさくない」わ「毒らない」わ、おまけにバギィにまとわりつかれても「眠くならない」わ!

ふだんはシングルプレイオンリー、誰かといっしょに遊ぶときでも狩猟笛を使うのはたいがいひとりなので、「今回は耳栓がいいかなー」、「ハンマーがいるから強走(スタミナ減少無効のこと)で」、「なんだかんだで攻撃力強化【大】っしょ!」などなど、どれかひとつの有用な旋律に絞って武器選びをしていたのですが、複数人で狩猟笛を使う場合には組み合わせ次第で多彩な音色を奏でられるものなんですねえ。

狩猟笛が3本集まれば狩りが変わる、と言ったら大袈裟すぎるかな?

ま、3本目のリョウコちゃん笛は、「あれ? 水色は……水色はどうやって吹けば……」とブツブツ言いながら、時折キーンと狩り場に“高周波”(言わずと知れた、黄・黄・黄の旋律)を響かせるのみでしたけどね!

 

 

その後のお題クエスト“牙竜の檻”では、ギギネブラの成功体験に気をよくしてか、みんなやたらと笛吹きたがりに。

江野本は“全状態異常無効”の代わりに“精霊王の加護”を吹いてはキラキラリーンとダメージを抑えてムダに浮かれていたし、津々巳さんは攻撃を食らいながら“体力回復【小】”を吹く「焼け石に水」状態。

もっとも効果が高いと思われたのはリョウコちゃんの“龍属性防御強化【小】”で、確かにこれはありがたかったのですが、そもそもみんな、笛を吹こうとして攻撃を受け、めげずにもう一度笛を吹こうとして力尽きてしまう有り様……。

どんなに狩猟笛の旋律が素晴らしくても、その効果だけで狩猟はできないんだな、という基本中の基本に立ち返らされたのでありました。

うむ、奥が深いぜ、狩猟笛!!(でも、だから、好き♪)

 

 

2013年5月20日 22:09