『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH3G』第118回
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『モンでき。』の『MH3G』第118回更新。
なんと今回は初の3ページ構成でお届けいたします。ボリューミー!
さて、前回告知しました通り、ここからしばらくは“リョウコちゃん育成計画編”といたしまして、読者の皆様からいただいたリョウコちゃんへのアドバイスを実行していくことになりました。
皆様からいただいたコメントは、「オススメの武器」、「オススメの防具」、「立ち回り指南」の3つに大別することができます。
当然、どんな「立ち回り」をするかによって選ぶべき「武器」もスキルを含めた「防具」も変わってくるわけで、3つは連動しているものでもありますね。
で、「立ち回り指南」にはどんなものがあったかというと、これはもう十人十色の百人百様で、本当にたくさんの考えかたがありました。
ある方は「ライトボウガンは状態異常に適しているので、サポートに専念すべき」とおっしゃり、またある方は「ライトボウガンなら属性弾を主体にすべし」とおっしゃいますし、「狙いが定まらないなら散弾を使ってみては?」という提案がある一方で「狙いが定まるように徹甲榴弾を一発一発頭に当てる練習をしましょう」とのご意見もある。
もちろんどれかが間違っているわけじゃなく、シングルプレイとマルチプレイのどちらをメインに考えるのか、長期的な視点に立って考えるトレーニング法なのか対症療法的に問題を解決するための策なのか、などなど立ち位置の違いによってアドバイスも変わってくるということですね。
それに何と言っても、リョウコちゃんがどんなハンターを目指すのかによって、いま何をすべきかは大きく変わるはずです。
が、現時点で本人に「選べ」と言うのは酷ですし、「時がきたら自然と自分のスタイルが見つかるよ」というのは江野本の基本の考えではありますが、今回の企画の趣旨からは外れるので却下。
そこで、皆様からいただいた膨大なご意見をすべて“(秘)リョウコちゃん育成計画”の資料にまとめ、本人にプレゼントしたわけです。
今日いますぐ役に立つアドバイスもあるだろうし、3ヵ月後にふと思い出して活用させてもらうご意見、もしかしたら1年後に感謝するような言葉もあるかもしれませんが、まずは多種多様なスタイルの中からどれをやってみたいかのファーストインプレッション。
それに加えて、『モンでき。』の企画としておもしろくなりそうかのジャッジをし、いくつかの方針を立ててみました。
そのひとつが、スキル“状態異常攻撃+2”を使った立ち回りです。
いまさら“状態異常攻撃+2”について事細かに説明する必要はありませんよね?
江野本も愛用しているスキルで、麻痺や睡眠、毒といった状態異常攻撃を主体とするサポートハンターにとっては必修科目。
リョウコちゃんはこれまでも状態異常を担当することが多かったですが、弾を外してしまってモンスターを状態異常にするまでに時間がかかり、その度に津々巳さんに怒られたり呆れられたりしていました。
それならばと、「状態異常攻撃+2をつけてみてはどうでしょう!?」てな提案をしてくださった方が何人かいらっしゃったんですねえ。
また、このスキルが発動する防具シリーズとして、「ネブラS装備なら上位なので作るのも難しくないですよ!」というご意見もあり、取っ掛かりとしてこれを作ることにしたってわけ。
おそらく、「状態異常攻撃+2をつけて麻痺や睡眠が楽に取れるようになったからって、リョウコちゃんの“育成”にはならないんじゃ……」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
それはまあそうなんだけど、狩りへの貢献度が高まることで意識も変わると思うし、個人的には大賛成のアイデア。
江野本自身、麻痺を取って周囲から「ナイスです!」って言ってもらえることがいちばんの励みになって、もっと何をしたら喜ばれるのか、何をすべきなのかと考えるようになったので、初心者ハンターさんに必要なものはまずもって「ナイスです!」だと思うんですよね。
それに、今回の“状態異常攻撃+2”発動にはじつは江野本の個人的な企みもあって、裏テーマは「津々巳さんにリョウコちゃんを褒めさせよう」!
なーんて、ネタばらしするからにはこの企みはすでに終了しているわけですが、状態異常攻撃+2を発動させた新生リョウコちゃんに津々巳さんが何と言ったのかは、また今度!
とにもかくにも、リョウコちゃん育成計画はその偉大なる(?)第一歩を踏み出しました。
リョウコちゃんは育成されるのか、はたまたリョウコちゃんはリョウコちゃんのままなのか、どうぞ楽しみにしていてください。
最後にちょっこし漢方薬のお話。
以前、この場で“同じ効果が発動するけれどもちょっと毛色の違うアイテム”について語ったことがあり、江野本はこう記しておりました。
「ズバリ、ハンター社会への浸透度は、こんがり肉と元気ドリンコは6:4、解毒薬と漢方薬は8:2の割合、ってところじゃないでしょうか?(根拠はなし)
」
じつはねえ、この「浸透度8:2」という表現はちょっとした物議を呼びまして、「意外です!」、「自分は漢方薬派ですよ」という方が多くいらっしゃったんです。
なので、現在では相変わらずなんの根拠もなしに「解毒薬と漢方薬のハンター社会への浸透度は7:3の割合」と思っているのですが、実際んとこどうなんでしょうね。
個人的には、下位クエストなどの支給品で手に入る解毒薬が後々まで余っているので、漢方薬を使ったことはほぼゼロ。
じつはここのところ広域化でも解毒薬を使うために消費が激しく、ついに在庫が底をついてしまったので、今回のプレイでは津々巳さんといっしょに漢方薬を使ってみたんですけどね。
たしかに、毒を消すのと同時にちょっとだけ体力を回復してくれるのでとってもありがたーいアイテム。
それに加えて、漢方薬をぜひ使ってみたい、と思う理由がひとつありました。
以前、とある読者さんが漢方薬派を名乗り、「解毒薬はビーカーに入った化学薬品のようなアイコンだけど、漢方薬はまさに“漢方薬”のような形をしていて好きなんです」というコメントをくださったんです。
その方もおっしゃられていましたが、漢方薬のアイコンはおばあちゃんがお薬を袋に詰めて持たせてくれたような温かみがある!
江野本はこのご意見にいたく感銘を受け、そのわりにあり余る(と言うほどでもないけど)解毒薬を持てあましてこれを使い続けてきたのですが、ここにきて「やっぱ漢方薬っしょ!」と開眼。
ただ、残念なことに漢方薬は広域化スキルに適応していないので、解毒薬と漢方薬の両刀使いとして生きていくことにします。
漢方薬派の皆様、新参者ですがどうぞよろしくお願いしますね!
2013年3月29日 20:17