『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH3G』第8回
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『モンでき。』の『MH3G』第8回更新。
さて、今回は『MH3G』編では初となる“江野本ぎずも、津々巳さんに衝撃を受ける!”のご報告をさせていただきます。
その内容はもちろん漫画本編にもある通り、『MH3G』から影がリアルになったこと、にまつわるお話です。
実際のところ、『MH3G』をプレイ中の皆様の中でこれに気付いていなかった方ってどれくらいいらっしゃるのでしょうか?
正直、『モンでき。』読者の中では、『MH3G』はプレイしていないけれどもプロモーションムービーを観たり、ネット上に溢れるカキコミを読んだりして知っていた、という方のほうが多いくらいじゃないかと思うんだけど、どうなんだろう……。
江野本がこの“リアル影”に気付いたのは、東京ゲームショウ2011の会場で実機プレイをモニターで観ながら、だったと思います。
観察力に秀でた方ならその数日前、『MH3G』発売決定が報じられた際の画面素材であったり、ソフト発売日が発表された“ニンテンドー3DSカンファレンス 2011”で初公開となったプロモーションムービーを観た時点で気付いていたはず。
オイラはゲームメディアの人間としては相当どんくさいようで、プロモーションムービーを観ても新要素に気付かず、毎度『モンハン』仲間に教えてもらっては「やっぱ腕の立つヤツは目のつけどころが違えわ!」と感心する役なのです……。
まーでも、『モンハン』に関するアーリーアダプター層というか、積極的にネット上などで情報を集めたり、みずから発信もしていらっしゃる方たちの間で「『MH3G』は影がリアルになってるっぽいよ!」という認識が広まったのは、間違いなく東京ゲームショウ2011ごろだったと思います。
その次の波は、体験版が配信された直後でしょう。
多くの方が体験版を遊んでみたレビューをブログやTwitterなどに書き込んでいました。
気付いたことを箇条書きにまとめたり、ざっくばらんに感想を書き綴っている中には、「影がリアルになった!」、「ウルクススの毛並みがテラテラしてる!」といった記述もたくさん見られた、と記憶しています。
その後、任天堂の岩田社長みずから開発陣に話をうかがったコチラの記事“社長が訊く”で、『MH3G』では光や影などをよりこだわって表現することができたというエピソードが明かされ、「なるほど、そういうことだったのね!」と膝を打った方も多かったと思います。
もちろん、江野本もそのひとり。
そんな長い歴史(数ヵ月だけど)の中で、『MH3G』のリアル影というのは自分の中では常識のカテゴリーに分類されちゃっていたわけですが、津々巳さんにとってはまったくもって事態が異なっていたようです。
今回のウルクスス狩猟中、なぜか訳知り顔で「『MH3G』のウルクススってー、毛並みの表現が前と違うんスよねー」と語り始めた津々巳さん。
「それはたぶん、ニンテンドー3DSが光と影の表現を得意としているからだと思いますよ」と前述の“社長が訊く”のエピソードを紹介し、「影がリアルになったのもそれでだと思う」と何気なく言うと、お得意の「……えっ?」を炸裂させました。
「え、いやホラ、影がちゃんとウルクススとか人の形になってるでしょ? 前はぼんやりした影しかなかったけど、ホラこのくっきりした、ホラこれ、このホラ……」と、いままさに画面上に映し出されているモンスターやハンターの影を見ながら説明したところ、まったく同じモノを見ているはずの津々巳さんが言ったことには……。
「……えっ? そうでしたっけ?」
『MH3G』初の“江野本ぎずも、津々巳さんに衝撃を受ける!”事件は、影がリアルになったことに気付いていなかったこと、ではありません。
影がリアルになったと説明してもまるでピンとこなかったこと、でございました。
これじゃあ“視界がぼんやりしている”と言われても致し方ナシと思うんですが、皆様そこんとこどーでしょーかっ!?
2012年1月13日 21:18