●手応えは……かなりありますね
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▲Xbox事業部アドバンスドテクノロジーグループのマネージャー、吉岡氏。
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−−まず、Xboxの事業において、どのような部分を担当されているのかお教えいただけますでしょうか?
吉岡 私は日本側におけるXboxの技術面をさせていただいております。アメリカ側にもカウンターパートになる開発陣とかテクニカルサポートはいるんですが、日本側での技術面に関しての質問は私のところでさせていただいている状態ですね。
−−じゃあたとえば、他社さんから「ここはどうなんですか?」って質問が来たら「それはこうです」という答えを返されたりすると。
吉岡 そうですね。
−−いろいろやりとりされているうえであったエピソード的なものがあれば教えていただきたいんですが……。
吉岡 ゲームを作られるかたがたやメーカーさんは、同じゲーム業界とはいってもカルチャーが違いますので、同じ問題点を指摘してくださる場合にしてもですね、いろんな言いかたでみなさんおっしゃられるんですね。
−−ひとつの答えのものにしても、いろんな角度から質問されると。
吉岡 ええ。さらに、開発の本体がアメリカにあるということで、アメリカにはアメリカのマイクロソフトの文化があると。それを翻訳していくというのがけっこう難しいところになってますね。
−−あっ、そうですよね。母体がアメリカにあるんですもんね。
吉岡 母体がといいますか、実際にマシンを開発していたり、OSを書いてたりする人間は、シアトルにいるというのが事実ですので。
−−じゃあ、そのあたりの人たちと密にコミュニケーションを取っていないと難しいお仕事というか……。
吉岡 ええ、密にケンカできないと難しいというところもありますね。
−−(笑) ゲームメーカーのクリエーターから、よりよいソフトを作るために厳しい質問が浴びせて来ることもあると思うんですけど。
吉岡 それはもちろん当然ありますね。というか、そういう件数がだんだん増えてきていまして、Xboxに対してみなさん真剣になってきた証拠かなと思いますね。とくに、私たちのほうで技術説明会を開かせていただいているんですけれども、それを開くたびに質問の件数が増えるんです。やはり新しい情報を入手して実際にそれを実験してらっしゃるのかなというふうに思いますね。
−−実際に情報を持ちかえって自分たちの手でいじってみて、「ここはどうなってるんだ?」みたいな。
吉岡 はい。むしろ質問の件数が増えるほうが我々的には成功ですので。
−−質問の内容とかも専門的になってきたり細かくなってきたりとか。
吉岡 そういう面ももちろんあります。あともうひとつきっかけとしては、新しいソフトウェアがリリースされた場合ですね。オペレーティングシステムに相当する部分のものですとか、それがリリースされると新機能がどんどん追加されているわけですから、そこに関する質問が出て来たり。あと開発機についてもハードウェアも順次更新していますので、それが更新された段階でまた新しい質問が来たりという感じですので……、これはしばらくは終わりそうもないですね(笑)。
−−マイクロソフトさんの中で、他社のゲームをいちばん身近に感じてらっしゃる立場だと思うんですが、どうですかね、手応えとかは……?
吉岡 かなりありますね。いままでのゲームコンソールでできなかったことがXboxだとできるかもしれないという実感を、開発を進めれば進めるほど感じとっていただいているという部分がありますので、「じゃあこんなことができるんだったら、これもやってみよう」ということをおっしゃっていただけるときとがいちばんうれしいですね。
−−開発のかたがたって正直な部分が多いと思うんですけど、そういうかたがたからも「いいね!」というカンジで……。
吉岡 もちろんお叱りをいただくこともたくさんあるんですけれども、100回お叱りをいただくなかで1回誉めていただければまあいいかなと(笑)。
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