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▼3大ハード夢の競演 その2 Xbox編
新しいハードとは思えないほどのソフトの品揃え。それがXboxだ。アクション、シューティング、対戦格闘、スポーツ、レースと、ほぼすべてのジャンルのゲームが出揃っている。まだ、開発機材がファイナルバージョンでない現状を考えると、これは驚異的だ。マイクロソフトが強調する「作りやすいハード」という利点が、きちんと形になって現れたんだろう。……気になるのは、展示されたどのソフトもXbox本体が隠されていること。これでは実機で動いているのか、開発機材で動いているのか判別がつかない。……まぁ、隠してるということは、たぶん開発機材なんだろう。だとすると、DVD-ROMではなく、ハードディスクで動作してる可能性がある。う〜ん、読み込み速度の差を考えると、実際の製品の操作感は、かなり違ってくるだろうなぁ。ちょっと心配。
20分ほど待って特設シアターに入った。プッシュしてるソフトはどれも対象年齢が高め。どちらかというとゲームマニア向けの印象を持った。この辺り、ゲームキューブとは対照的。同時期に出るふたつのハードが、まったく違う戦略でコンシューマゲーム市場に入ってくる……。興味深い。
Xboxで衝撃だったのが戦略的価格設定。299ドルは破格値! 同じパーツでWindowsマシンを組もうとしても、グラフィックカードしか買えない。わはは、パソコン市場が仰天しそうだ。日本での価格が発表されなかったけど、プレイステーション2より安くなるのは確実。マイクロソフトの本気が伝わってくる。
アメリカのメーカー数社の知人に聞いたが、どこもXboxは開発中、もしくは開発予定との返答。冒頭にも書いたが、「作りやすいハード」ということが「とりあえずやってみよう」という気にさせているのだろう。イーサネット、ハードディスクと、プレイステーション2、ゲームキューブがオプション扱いの機能が標準装備なのも強みだ。
高いパソコンを買ってゲームをやるより、Xboxの方が安くていいのは間違いない。なんか納得させられた。
杉PONE プロフィール |
本名、杉山一郎。株式会社エンターブレイン、ゲームプロデューサー。代表作にプレイステーション&プレイステーション2『トゥルーラブストーリー』シリーズ、プレイステーション『ガレリアンズ』、ドリームキャスト『ベルセルク』がある。 |
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