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ゲームメーカーへドーン! 特別編
〜鈴木と鼻谷のAOU2001ぶらり取材〜
マリンゲーム
2001年3月2日
会社概要=両替機、ゲーム機筐体の製造販売、部品販売
取材内容=
両替機
●誰でも必ずお世話になるでしょ?
▲大きいの、小さいの、細いの……。さまざまなタイプの両替機がズラーッ。
色とりどりの鮮やかなディスプレイ、遊び心を躍らせるゲームサウンド……なんてものは全然ない、整然としたブースを発見。はて、なんの会社かな? と行ってみると、ブースには両替機がズラリ! そうです、ゲームセンターに置いてあるアレです。ゲーセンで遊ぶとき、必ずみんなが必要とする両替機です。
こんなに身近にありながら、あんまり気にすることがなかったアミューズメントマシンだけど、これはぜひ取材させていただきたい! とマリンゲーム主任・御簾納康夫(みすのやすお)さんに取材を申し込みました。
鈴木・鼻谷
「よろしくお願いします!」
御簾納さん
「どうも、よろしくお願いします」
突然、取材と称して飛び込んできた私たちに御簾納さんは少々困惑気味。それでも、説明したら快く応じてくださいました。が、私たちはもう矢つぎばやに質問の嵐です。だって、こんな両替機の群れ、見たことないんだもん! すみません、好奇心とアホの固まりなんです。
鼻谷
「両替機って、価格はいくらぐらいするものですか?」
御簾納さん
「それは、ピンキリですねー。下は14万円から、上は95万円まで。機能や用途によって異なります。単に紙幣を硬貨に両替するものから、メダル交換機能も兼ねているもの。性能によっても大きく変わります」
鈴木
「あの〜、私たち、両替機の性能の違いってイマイチわからないんですが……。両替機に大きな性能の違いってあるんでしょうか。例えば、今回の最新作の機能の特徴はなんですか?」
▲ココに注目! 新札対応!! 駅の切符自販機ですら対応してるとこ少ないのに。ちなみに、価格は20万円也。
御簾納さん
「性能の違い、ありますよ。ホラ、ここを見てください」
鼻谷
「あ! 2000円札……」
御簾納さん
「そうです。いま、両替機で2000円札が使えるのはあまり出回っていない。これは新500円玉も使えるんですよ」
鈴木
「それは便利ですね。ゲーセンの両替機では、「500円玉の両替はカウンターまで」って書いてあるものが多いし、人気ゲームに並んでて、早くやりたいのに両替機でパッと両替できないとイライラしちゃうんですよ。2000円札だってなかなか使えないし……。そうすると旧500円玉は使えないとか?」
新紙幣・硬貨のことをすっかり忘れていた私たちは、その話題に大反応。つい最近まで、新500円硬貨や2000円札を珍しがって、入手すると編集部内で子どものように自慢し合ってていたものですが、いまではとっても不便でウザッたく感じているんですよ。さて、お話の続きです。
御簾納さん
「500円玉は新・旧、両方とも使えますよ」
鼻谷
「両方! それは、確かに性能がいいんですね。じつは僕、昔ゲーセンでバイトしてたことあるけど、両替機開けるといつもニセ500円玉がザラザラ出てきてました。」
鈴木
「……鼻谷くん、ホントに色んな仕事してるわね……。さては、偽造硬貨は自分で作ってたんじゃないの?」
鼻谷
「いや、チャレンジしてみたけどダメでした」
鈴木
「こらこらこらー!」
鼻谷
「いや、冗談ですよ」
御簾納さん
「そう(笑)、従来の両替機は韓国の500ウォン硬貨をちょっと改造しただけの偽造硬貨でカンタンに反応しちゃってたんですよね。ウチのマシンは精度を上げて、500ウォン偽造硬貨はちゃんとハジけるんです。あと、いままでに発売したウチの両替機なら、コインシューターと基盤を交換すれば、対策済になるんですよ」
鼻谷
「すごい……。じゃあ、ここ最近は新硬貨・新紙幣が急に出回ったから、マシンの交換や開発に大忙しだったのでは?」
御簾納さん
「いえ、全然急いでません(苦笑)。だって、いまだに多くは出回っていないでしょ? 対策は取りましたが、お金の普及に合わせてゆっくりとですよ」
▲大きいの、小さいの……。やはり、大きい方が多機能なようです。メダル交換機と兼ねたものもあります。
▲こちらは"紙幣計算機"。数える紙幣の大きさをセットしておけば、どんな紙幣も数えられます。例えば、ビール券なんかでも大丈夫。価格はリーズナブルに11万円也。
……そういって御簾納さんはニッコリとしました。なるほど、ちゃんとメーカーさんはお金の普及のスピードとか、考えていらっしゃるんですね。ふたりとも納得して、回りのブースのマシンを見渡しました。どれも、両替機があってこそ安心して使えるものですものね。特に使いやすい500円硬貨への対策はゆっくりだけど、確実に行われているんです。
御簾納さん
「とにかく、新500円玉を普及させて旧500円玉を使えなくしちゃえばカンタンに解決する問題なんですけどね。」
鈴木
「メーカーさんと偽造ブローカーのいたちごっこなんですね。うーん、普段なにげなく使っている両替機にも、色々な問題があるんですねぇ。勉強になりました」
ズラリと並ぶ両替機を見て、ひとしきり感心。500円とはいえ、集まれば大変な金額になるわけですし、ゲーセンだって偽造硬貨を使われたら大損害。ゲーム業界にとって、マリンゲームのような会社の役割って大きいものですね(政府も、考えて新紙幣や硬貨を発行して欲しいものです)。
取材を終え、御簾納さんにあいさつをしてブースを後にしました。決して華やかではないけど、マリンゲームがアミューズメントマシンにとって、すごく重要なマシンを開発していることがわかりました! 読者の皆さんも、ゲーセンやアミューズメントスポットで両替機を見かけたら、この記事を思い出してね。
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