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直前情報アイコン エンターブレインブースでカプコン稲船氏のトークショーが開催されたぞ
2000年9月24日(日) 17:00

▼『鬼武者』のプロデューサーが登場

 14時30分よりエンターブレインブースでクリエータートークを開催! 今回はプレイステーション2期待の新作『鬼武者』のプロデューサー、カプコン第二開発部部長・稲船敬ニ氏がお客様だ。

 ステージに登場した稲船氏はまず観客を見まわして、「ステージ前がまだ空いてますねぇ」とちょっぴり不満そう。司会の是枝編集長に「まだ始まったばかりだし、人が集まるのはこれからですよ!」となだめられ、気を取り直してトークを開始する。ファン必見の開発秘話の始まりだ!


▼発売延期……のそのわけを!

 まずは、巨大スクリーンで『鬼武者』のムービー、ゲーム画面が流される。それを見ながら是枝編集長が「何回か発売日が伸びて残念でしたが、いよいよ1月25日に発売が決定しましたね」と話が始まった。

 「そうなんです。『バイオハザード』の操作形態を使って、なにかべつのゲームを作りたい……と構想してから数年、ようやく。しかも、最初はプレイステーション用タイトルとして開発してたのに、作っていくうちにプレイステーション2という新ハードが登場し、どうせならそっちで作ってみたい、と考えて」と稲船氏。

 そういう開発変更もあり、最初に発表された"2000年夏"という発売スケジュールは最初から難しいと思っていたそうだ。それなら、なぜ開発初期の段階で変更できなかったのか、との質問に対して、稲船氏は「うーん、プレイステーション2の発売が'99年3月で、『鬼武者』の発売が1年も先だと盛り下がっちゃうじゃないですか。翌年の夏だったら、ユーザーが我慢できるギリギリの期間かな、と考えて夏を目指したんです」と、はにかみ笑いをもらす。

 その後、2000年11月予定、さらに2001年1月25日と、どんどん発売が延びてしまったということは周知の事実。しかし、それだけに期待していいんですよね? との突っ込みに稲船氏はこう答える。

 「もちろんです。どうしても11月に発売したければ、出すだけなら出せました。でも、中途半端な状態で発売したら一度待ってくれたユーザーに申しわけがない。だから開発期間を伸ばさせてもらい、納得いくまで作りたかったんです。たとえば、攻撃は最初のものよりずっと作りこんであります。刀を使ったアクションでは、"気持ちよく敵を切れる"みたいな感覚を伝えたかった。あと、魔法の発動や敵の数によって防御方法の変化があったり、という要素も強化しています」

 発売が遅れちゃったのは残念だけど、お話を聞く限り、ゲーム自体の完成度が高まったことは確かなよう。話の途中、何度か稲船さんは「なんだか、いいわけばっかしているようでお恥ずかしいんですが……、納得のいくゲームに仕上ると思いますので期待していてくださいね」と結んだ。

 そういえば、昨日のカプコンの岡本吉起氏が自分の腕時計を観客に投げてプレゼントする、というハプニングがあったのだが、どうやら稲船氏は岡本氏に「稲船もやってこい」と言われていたらしく、なんと持参した"コブン人形"を観客に投げてプレゼント。さらに自分の腕時計を外して、それもプレゼント。司会の是枝編集長にも「何かプレゼントを投げてくださいよ!」と迫ったが、残念ながら是枝編集長はなにも持っていなかったためにできなかったのだ。(どうもこの"プレゼント投げ"がカプコントークショーの恒例となりつつある!?)

 ふとステージ前を見渡すと、いつのまにやらギャラリーでギッシリと埋め尽くされていた。なぜか、同社のタイトル『CAPCON VS. SNK MILLENNIUM FIGHT 2000』のプロデューサーの船水氏以下、開発スタッフまで観客と化してステージを見ていたので、さらに会場は盛り上がったのだ。

 そんなこんなで、大盛況のうちに稲船氏のトークショーは終了したのでした。

▲「ひとりじゃ寂しいから」と、稲船氏はなぜか『ロックマン』のキャラ"コブン"人形をいっしょにステージに連れてきていたぞ。テーブルで寝てる黄色いのがソレ。


▲このあと、コブン人形は観客席に投げられてプレゼントとなった。


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