第17回 しゃべりすぎはいけません
『モンスターハンター』プレイ日記
2004/4/6
Today’s Text:大塚角満
●同僚4人で出かけてみたが
『モンスターハンター』にしても『みんGOLオンライン』にしても、僕は"仕事でプレイしている"という意識はほとんどない。攻略などをする必要のない人間の特権(?)として、ふつうに一般の人とおしゃべりしてるし、攻略テクニックなどを伝授してもらったりしている。『モンスターハンター』でクエストにいくときも会社の同僚と行くことはあまりなく、オンラインゲームで出会った友だちと出撃することがほとんどだ。ところが本日(4月6日)、どういうわけか会社の同僚4人でリオレイア討伐に出かけていくことになってしまった。
メンバーは、週刊ファミ通のペンネームで言うところの中目黒目黒、女尻笠井、武藤先輩、そしてわたくし大塚角満。4人とも『モンスターハンター』の攻略にはまったかく関わっておらず、本当に趣味でこのゲームをプレイしている。まあ僕はコラムを書いているから仕事といえば仕事だが、前述したとおりそんな意識はほとんどない。ハンターランクは大塚、目黒、笠井が"10"で、武藤が"2"。武藤はず〜っとオフラインでプレイしていたので、ランクは低いがそれなりの実力を持っているはず。本人も「おたくら3人、足ひっぱらないように」なんてほざいていたので自信があるのだろう。ランク10の3人は日頃からいっしょにプレイしているので気心はしれている。比較的落ち着いて、我々はレイア討伐に出かけていった。
戦いの舞台は"森と丘"。いちばん戦い慣れているマップだ。それなりに経験は積んでいる3人と、なぜか自信満々の男がひとりいるので、苦戦はしてもクエスト失敗だけはないだろう。そう思っていた。
しかし。
会社の同僚ゆえに、実力はそれほどなくともチームワークだけは抜群だろうと期待を抱いていたのだが、我々4人のチームワークは目を覆いたくなるものだった。とにかく4人それぞれが勝手気ままに行動しているのだ。キノコ狩りをしたり、肉を焼き出したり……。ランク2の武藤に至っては、「釣りがしたい」と言い出した上に、回復薬をひとつも持ってきていないことも判明。ほかの3人からザクザクと斬られまくったのは言うまでもない。
それでもなんとか、"9"の地点でリオレイアに遭遇した。この9という場所は細長い通路で構成されていることに加え、生い茂った樹木が視界を遮り、肉弾キャラだと非常に戦いにくい。圧倒的な武力がなければ、なるべく9にいる飛竜には近寄らないほうがいい。しかしそんなことはおかまいなしに、我々4人は狭い通路に突入していった。
今回僕はガンナーではなく、片手剣を装備していった。9のゾーンは唯一ガンナーだけが、優位に戦いを進められる。ちょっとした高台があることに加え、遮蔽物越しに攻撃することが可能なため、ここでのガンナーは圧倒的に強いのだ。ふだん、僕がガンナーばかりやっているので今回もそう思っていたらしく、目黒が「9はガンナーにまかせましたよ!」などと叫んでいる。しかし残念なことに、4人の中にガンナーはひとりもいない。ひたすら狭い通路での肉弾戦を余儀なくされた。
さて、オンラインで『モンスターハンター』をプレイしている人たちは、クエストに行って飛竜に遭遇したら仲間との会話はどうするのか? たいがい、真剣なバトルモードになったらおしゃべりは慎むのだろうが、恐ろしいことに我々4人は仲間を罵ることをここでもやめなかった。「斬りあげたの誰だ!!」、「むっち(武藤先輩のあだ名)の攻撃ぜんぜんあたってねー!」、「誰か役に立つアイテム持ってきてないの!?」、「むっち、そんな装備じゃ死ぬよ!w」……。もちろん、同僚の気安さで冗談半分で言っているわけだが、チャットをしてるとコントローラーから手を離すことになり、敵に攻撃できないことはもちろん、逃げることもままならなくなる。そんなことをしているものだから犠牲者が出るのも当然で、チャットで武藤先輩を口撃していた目黒があっと言う間に昇天した。
「おいこらおしゃべりしすぎだ!」と言わなくてもいいことを言ってる僕も、コントローラーから手が離れてリオレイアの突進をまともに食らう。瀕死の重傷を負ってヨロヨロと逃げている間に、武藤先輩が天に召されたメッセージが画面に流れた。「むっちはもうキャンプにいろ!」、「肉でも焼いてろ!」、「釣りしてていいから!」とうとうのコメントが武藤先輩に浴びせられる。武藤先輩とはいうものの、彼は我々の中ではいちばんの後輩なのでどうしてもこういう役回りになるのだ。
しかし我々の配慮を無視して、復活した武藤のキャラが9のゾーンに颯爽と現れた。「救世主登場!」と、またまた言わなくてもいいことをほざいていたがために、さっそくリオレイアの猛攻にさらされる。結果、愚かなことに復活した数分後に、武藤のキャラが2度目の昇天をはたした。見事、クエスト失敗である。あまりにも身勝手な戦いの上での失敗に、へっぽこ3人組(→参考記事)のときのような復讐心は全然わいてこなかった。
今回の戦いで得た教訓はただひとつ。
口は災いのもと
意味が違うか……。
ハンターデータ(2004年4月5日現在) |
プレイヤー:大塚角満 |
武器 |
ボウガン(???) |
ハンターランク |
10(SAMURAI) |
ハンターランクポイント |
15679 |
装備 |
武器 |
??? |
頭 |
??? |
胴 |
??? |
腕 |
??? |
腰 |
??? |
足 |
??? |
ハンターデータ(2004年4月5日現在) |
プレイヤー:ササキMk.II |
武器 |
アサシンガリンガ |
ハンターランク |
なし(オフラインプレイのため) |
ハンターランクポイント |
なし(オフラインプレイのため) |
装備 |
武器 |
アサシンガリンガ |
頭 |
バトルヘルム |
胴 |
バトルメイル |
腕 |
チェーンアーム |
腰 |
ランポスフォールド |
足 |
ブルージャージー |
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