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【見習い記者の取材日記】
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第35回 インベーダー誕生25周年! 記念イベントに潜入!
【見習い記者の取材日記】

●僕より年上のゲームです

 

 こんにちは、最近、周囲の人間に、「いまのおまえの仕事は、仕事とは呼べない。ちゃんとしろ!」と苦言を呈されている新人記者Iです。たしかに僕は仕事量も少ないし、仕事内容も無残なもの。それは自分でも薄々……ハッキリ感じています。でも、自覚しているのに成長のあとが見られない! 僕はダメ人間なのですよ。故に、そのことを言われるとぐうの音も出ません。えっ? 愚痴ってる暇があるなら仕事ができるように努力しろ? おっしゃるとおり! というわけでまだまだ仕事とは呼べないこのコラムも、仕事と呼べるコラムにするべく書きますよ。今週は、今年で誕生から25周年を迎える『スペースインベーダー』(以下、『インベーダー』)についてです。7月24日に都内で行われた『インベーダー』25周年記念パーティーに潜入取材しましたのでご覧ください。

 

●『インベーダー』誕生

 

 さて、今回のテーマとなっている『インベーダー』というゲームは、タイトーが業務用に作ったシューティングゲーム。その誕生は1978年で、今年で25周年(ちなみにタイトーは設立50周年)を迎えます。先週お伝えしたファミコンが生誕20周年。ちなみに僕は生誕24周年で、ファミコンや僕の先輩にあたるゲームになります。もちろんリアルタイムで遊んだことはありません。テレビなどで"社会的ブーム"と称されて、大の大人が『インベーダー』を黙々とプレイしている場面を映像を通じて見た程度です。でも"名古屋撃ち"などは僕の世代でも聞いたことがある流行語。聞いた話によると『インベーダー』の筐体だけが置かれた"インベーダーハウス"なるものまであったとか! いやはやスゴイゲームだったんだなぁと圧倒されるばかり。では、1978年がいったいどういう時代だったのか振り返ってみましょう。

 

1978年のおもな出来事

ピンクレディーの『UFO』がレコード大賞を受賞

映画『スターウォーズ』が公開

アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト』が公開

原宿にブティック"竹の子"オープン

成田空港が開港

"なんちゃって"、"窓際族"が流行語に

 

 これを見ると『UFO』、『スターウォーズ』、『宇宙戦艦ヤマト』と、そして『インベーダー』と"宇宙"がひとつのキーワードだった時代だったようですね。

 

●25周年記念に『インベーダー』パーティーが開かれた

 

T

▲コラボレートTシャツ。『インベーダー』のキャラクターがプリントされている。

 7月24日、タイトーが都内にあるクラブ"WOMB"で、『インベーダー』25周年を記念したパーティーをプレス向けに開催しました。今年タイトーが掲げる"スペースインベーダー大作戦2003"というプロモーション。これは7月31日に発売されるプレイステーション2用ソフト『スペースインベーダー アニバーサリー』を皮切りに、『インベーダー』にちなんだイベントの開催、Tシャツや時計などのグッズ販売を展開していく計画なのです。そのプロジェクトの一環として、今回のイベントが開催されたというわけです。会場には『スペースインベーダー』の試遊台が設置されたほか、『インベーダー』と有名企業のコラボレート商品もありました。



 

バッグ

スニーカー

▲女の子向けの『インベーダー』バックなども展示。

▲おしゃれは足元から。『インベーダー』スニーカー。そして『インベーダー』のG-SHOCKも。

 

レコード

試遊台

▲『スペースインベーダー大作戦』というタイトルでCDが発売されるが、会場ではアナログ盤も販売されていた。

▲会場内には試遊台が数多く設置。訪れた人々はプレイに熱中していたぞ。

 

DJ

▲DJが『インベーダー』のBGMをアレンジした曲を披露。

 ステージでは、ダンサーによる激しいダンスパフォーマンスや、『インベーダー』のBGMをDJがアレンジして披露するなどのイベントが行われました。そんな盛りあがる会場に、突如「インベーダーが襲ってきた」とのアナウンスが! なにごと!? と思っていると会場の天井にインベーダー(風船)出現! そのときです! フリークライミングの達人が颯爽と現れ、会場の壁をドンドコ登っていくではありませんか! 天井まで来ると達人は、インベーダー(風船)を一突き! 見事退治に成功すると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

 

ダンス

クライミング

▲『インベーダー』のロゴ入り衣装を着たダンサーによるファンションダンスショー。

▲会場の天井に突如現れた侵略者! そこへフリークライミングの達人が駆けつけると、壁をよじ昇って侵略者を撃退!

 

 また、プレス向けのパーティーのあとは、一般のファンへ向けたクラブイベントが深夜まで行われました。『インベーダー』のBGMを有名DJたちが演奏。イベントに参加したファンはノリノリで踊りまくっていました。もちろん試遊台にも多くのファンが集まり、熱心にプレイしていましたよ。『インベーダー』の眠らない夜はこうしてふけていったのでした。

 

●『インベーダー』プロジェクトを行う理由

 

 このイベント会場には、今回のプロジェクトリーダーでもあるタイトーのAV事業本部副本部長兼MOVE事業部長の殿村祐誠氏と宣伝プロデューサーの松本きより氏が出席。『インベーダー』の一大プロジェクトについて語ってくれました。

 

 「タイトーはこれまで多くのゲームを作ってきましたが、『インベーダー』を越えるタイトルが出ていません。それは我々にとってある種トラウマでもありました。そんなこともあり、この『インベーダー』プロジェクトに対して内部から反対の声も上がりました。でも、イベントを行い『インベーダー』を再認識することが、トラウマを消し、今後のタイトーがよりよいゲームを作るために必要だと思い開催を決意しました」(殿村)

 

 「去年の冬でしょうか、急に『インベーダー』が気になったんです。それで『インベーダー』のグッズがあったらいいなと思っていたら、周囲のデザイナーやミュージシャン、企業もおなじことを考えていたんです。だったら作ろうということで、CDやウォッチ、スニーカーが誕生しました」(松本)

 

●『インベーダー』旋風がふたたび吹き荒れる!

 

 というわけで今週は25周年を迎えた『インベーダー』について書きましたが、みなさんいかがでしたか? 25年の時を経て、またしても盛り上がりを見せつつある『インベーダー』。僕が取材したこのイベントに参加していた人は、大半が『インベーダー』を知らない世代。その世代がいま、『インベーダー』の虜になっている光景は、ちょっと不思議な感じでした。当時社会現象にまでなった伝説のゲーム『スペースインベーダー』。今年の夏以降、新たなムーブメントを巻き起こすことになるのか!?  みなさんも25歳の『インベーダー』に注目しましょう!


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