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第43回 ファミコン:その28(『エレベーターアクション』ほか)
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▲いま遊んでもおもしろいゲームだけに、操作性の悪さが本当に残念でなりません。 |
続いては、ジャレコの『フィールドコンバット』。これは、'85年に登場した同社のアーケード版からの移植作。ジャレコは個性的なゲームを開発、発売していたメーカーです。『フィールドコンバット』も多分に漏れず、個性的なゲームとなっていました。ゲームの基本的な内容は、自機を操作しながらミサイルを撃って敵を倒し、ステージの最後に設置されている砲台をすべて破壊すればステージクリアー。わりとオーソドックスなタイプの縦スクロールアクションなのです。が、そこはジャレコ。変わった要素が取り入れられてました。それが、自機から放つことができるキャプチャービームです。このビームを敵に当てると、味方にして、自機とともに戦わせることができました。ただ、このアイデアが活かされていたかというと、ちょっと疑問……。その理由は、キャプチャービームを出しているときは自機の移動ができず、敵の攻撃に無防備になってしまう点にあります。もともと自機の移動速度が遅く、ミサイルの発射速度も遅い。それでいて、スキだらけのキャプチャービーム。このビームを使わないでプレイしたほうが簡単。でも、それだとこのゲームならではのシステムが楽しめない……。爽快感よりも、敵にイジメられてそれを耐えていく。いわゆる"マゾゲー"的なゲームバランスとなっていたんですよ。僕は、アーケード版でどんな内容のゲームか知っていたのですが、前記の理由でこのゲームは嫌いでした。ファミコン版は、そんなアーケード版とほとんど同じ内容で、それに加えてグラフィックがチープ化していたわけです。僕は、デパートのおもちゃ売り場でデモプレイして、買うのは見送りました。のちに、友だちが買ったのを借りて遊ばせてもらいましたが、やっぱりあまりおもしろいとは感じられず……。僕の中では、ひどい言いかたですけれども、わりとどうでもいいゲーム。『フィールドコンバット』は、そんな位置付けです……というか、個人的には正直に言ってキライなゲーム。このゲームが好きな人(なんているのか?)には悪いですけれど……(苦笑)。
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▲遊んでいて楽しくない。苦痛なだけなのは困っちゃう。ゲームは娯楽なんですから。これぞ、ク○ゲー!?(苦笑) |
おつぎは、コナミの『ロードファイター』。これまたアーケードからの移植作で、'84年にゲームセンターに登場したタイトルです。内容は非常にシンプルで、以前からあったレースゲームの基本を踏襲した作り。トップビュー(真上から見た視点)で、上から下へとスクロールしていくコースが特徴。プレイヤーは、自車を左右に操作して敵車にぶつからないように走り、FUEL(燃料)が無くなるまえにゴールに到達することが目標となります。もう、ゲーム内容がひと目でわかり、反射神経がそのままゲーム攻略に直結するという、ある意味とてもゲームっぽいゲームでした。また、当時のレースゲームのなかではスクロールのスピードが早く、かなりのスピード感がありましたね。そんなシンプルな『ロードファイター』ですが、オリジナルの要素もいくつかありました。"スリップ"&"カウンター"です。当時またはそれ以前のレースゲームでは、自車が敵車にぶつかると、その場で爆破炎上してミスになってしまうのが"掟"だったんですよ(笑)。なぜかって聞かれても困るけれど、レースゲームとはそういうものだったんです。言いかたを変えると、"走る"ゲームというよりも、敵車にぶつからないように"避ける"ゲーム。それが、レースゲームだったわけです。で、『ロードファイター』ですが、基本的に敵車に当たっても、爆破炎上はしません。その代わりに自車がスリップ状態となって、斜めにスベっていきます。そのまま何もしないと、ガードレールに接触して、そこで爆破炎上。FUELが減ってしまうというシステムでした。そして、スリッップ状態になったときは、瞬時にスリップしている方向と逆方向に+ボタンを入力することで、カウンターを当てることができました。カウンターに成功すると、スリップから抜け出すことができたのです。敵車にぶつかったら、即+ボタンを左右にグリグリ。これが、『ロードファイター』テクニクックだったんです。でも、ステージが進むと、幅が非常に狭いコースとなり、そこではカウンターを当てる間もなくガードレール行き、ということも多々ありましたが……。と、アーケード版はそんな内容。で、ファミコン版ですが、コースの背景グラフィックがシンプルかつ単調なものに変更されていました。カセットの容量の関係ですね。スクロールのスピードも、アーケード版と比べると遅くなっていました。それでも、他の縦スクロールのファミコンゲームと比べると、ダントツのスピード感があったのであまりマイナスには感じられませんでした。そしてなにより、ゲームとしてのおもしろさはアーケード版と変わらずで、シンプルながらもなかなか。『ロードファイター』は、さほど奥深さはないけれど、何も考えずに楽しめるゲームとして、佳作と呼べるデキでした。
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▲自車は、シボレー・コルベット・スティングレー。なんと最高時速は400キロ!! 隠しキャラとして、コナミマンも登場しちゃいます。 |
(c)TAITO CORP. 1985 (c)1985 JALECO LTD. (c)1985 Konami
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