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【見習い記者の取材日記】
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第13回 特別企画! 2002年ゲーム業界総集編(上半期篇)
第12回 年末商戦を振り返る!
第11回 順調稼働中! Xbox Live β テストでオンライン体験!
第10回 いきなり飛び込んだ衝撃ニュース! エニックスとスクウェアの合併劇を考える!
第9回 年末商戦いよいよスタート! 都内3ヵ所で店頭行列徹底取材
第8回 オリジナルタイトルがズラリッ! カプコンのゲームキューブ新作発表会に潜入!
第7回 年末商戦を徹底考察! ユーザーが期待する商品ランキングも発表します!!
第6回 CESA GAME AWARDSを取材!
第5回 『FFX-2』が発表されたSQUARE MEETING 2002 AUTUMNを取材!
第4回 Computer Entertainment Rating Organizationについて学ぶ!

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第14回 特別企画! 2002年ゲーム業界総集編(下半期篇)
【見習い記者の取材日記】

●前回に引き続き、新人記者Iがゲーム業界を振り返る

 

 みなさん、こんにちは。新人記者Iです。そういえばみなさんはクリスマスとかいうイベントをいかがお過ごしになりましたでしょうか? 僕はというと、つまらないコメントで恐縮ですが、いたってふつうに過ごしてやりましたよ! べつに寂しくなんてありません! 寂しいと思ったら負けですよ! 当然、いつもと同じくコンビニでメシ買って編集部の机で食べましたよ。……でもコンビニ店員に、「箸は何膳おつけしますか?」と聞かれ、「7膳で!」と、さもこれからホームパーティがあるかのように装った僕は弱い人間でした。さぁ、しみったれた話はここまでにして、今週のコラムです。もう2002年も残り僅か。というわけで、前回の続き、2002年下半期のゲーム業界の重大ニュースを振り返ってみましょう。では、今年最後のコラムスタートです! あ、ちなみに前回、お届けした2002年上半期のニュースは下を参照してくださいね。

※2002年ゲーム業界総集編(上半期篇)はこちら 


 

●ゲーム業界総集編(7月)

 

 7月はバンダイがワンダースワンのニューバージョン、スワンクリスタルを発売。話題になったニュースは下記の表のとおりです。

 

ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年7月)

1日

松下電器"Q"が39800円から5000円値下げ

1日

ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)がPlayStation Party in Summer開催

1日

サクラ大戦 ワールド・プロジェクト発表会
プレイステーション2用ラインアップを発表 

12日

スワンクリスタル発売

13日

次世代ワールドホビーフェア開催

18日

プレイステーション2限定カラー
"オーシャン・ブルー"が発売

19日

Xboxが全世界で390万台出荷

25日

プレイステーション2国内出荷台数1000万台突破 

 

〜新人記者Iが選ぶ2002年7月の注目ニュース

 

 1日にSCEがPlayStation Party in Summerを開催しました。『幻想水滸伝III』や『ぼくのなつやすみ2 海の冒険編』、『スターオーシャン3 Till the End of Time』などプレイステーション2用新作ソフトが最新映像とともに発表されたんです。報道陣向けの発表会だったんですが、会場には『太鼓の達人 タタコンでドドンがドン』などの試遊台も設置されて大盛況でしたね。また、18日には国内限定生産50万台のプレイステーション2新色本体"オーシャン・ブルー"が発売に。さらに25日に同ハードの国内累計出荷台数1000万台突破が発表されるなど、7月はプレイステーション2の動きが活発でしたね。

 

オーシャンブルー

試遊台

▲限定50万台の新色プレイステーション2。夏らしい色合いでした。

▲『太鼓の達人』はこのときから大人気だった。現在もショップは入荷即日完売状態なのだ。

 

●ゲーム業界総集編(8月)

 

 この月は『ドラゴンクエスト』シリーズのメインプログラマーだった山名学氏が新会社"ジニアス・ソノリティ"の設立を発表するなど、興味深いニュースがありました。ニュースの数こそ少ないものの、中身の濃いニュースが印象的ですね。

 

ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年8月)

1日

プレイステーション2限定カラー"ゼン・ブラック"発売

7日

『ドラゴンクエスト』シリーズのメインプログラマー、
山名学氏が開発会社を設立。
ゲームキューブ向けソフトの開発を公表。 

8日

Xboxが北米で発表会を開催

27日

日本プロ野球選手会がコナミと日本野球機構を訴える

30日

欧州最大のゲームイベント"ECTS"開催

 

〜新人記者Iが選ぶ2002年8月の注目ニュース

 ヨーロッパ最大級のゲーム展示会、"ECTS"。このイベントはヨーロッパはもとより、日本やアメリカのゲームメーカーが新作ソフトを一堂に展示するイベントです。2002年はソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパが主催するイベント、"PLAYSTATION EXPERIENCE"が同時開催されるとあって、例年以上の注目を集めたみたいですね(先輩記者が言ってました)。PLAYSTATION EXPERIENCEの会場では、ソニー・コンピュータエンターテインメント・ヨーロッパのロンドンスタジオが制作している新作ソフトが注目を集めてました。そのソフトは『EYETOY』というタイトルで、プレイステーション2にUSBカメラを接続して楽しむソフト。複数のミニゲームが収録されていて、カメラに映ったプレイヤーが実際に体を動かして敵と戦ったり、窓を拭いたりするといった内容でした。日本でも発売されると話題を呼びそうですけど、はたして?
 

試遊台

『EYETOY』

▲さすが欧州最大のゲームイベントだけあって、珍しいゲームもズラリ出展されていました。右側の写真が『EYETOY』。プレイヤーが実際に体を動かすと、その動作がゲームに反映されるのだ。

 

●ゲーム業界総集編(9月)

 9月は、ゲームのテーマ曲を有名歌手が手がけるニュースがふたつも飛び込んできました。カプコンのプレイステーション2用ソフト『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター』のテーマ曲を鬼束ちひろが、そしてMISIAが『スターオーシャン3 Till the End of Time』のテーマ曲を。そのほか、『テイルズ オブ デスティニー2』のテーマソングを倉木麻衣が歌いましたし、今年はゲーム+歌姫のカップリングがひとつのブームでしたよね。

 

ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年9月)

10日

鬼束ちひろが『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター』のテーマ曲を担当することが発表

12日

『ダービースタリオン』競走馬名使用に無罪判決

19日

MISIAが『スターオーシャン3』のテーマ曲を担当することが発表

19日

プレイステーション2が全世界で4000万台出荷

20日

東京ゲームショウ2002が開催

24日

任天堂がレア社の株式をマイクロソフトに売却

30日

セガとD3パブリッシャーが業務提携

 

〜新人記者Iが選ぶ2002年9月の注目ニュース

 この月の注目ニュースはコレに尽きます。そうです! 国内最大級のゲームの祭典"東京ゲームショウ2002"の開催です。プレイステション2はエニックスの『スターオーシャン3 Till the End of Time』、ナムコの『テイルズ オブ デスティニー2』、スクウェアの『アンリミテッド:サガ』などなど、多数のビッグタイトルがズラリと勢ぞろい。会場には長蛇の列ができました。Xboxの最大のトピックは、XboxLiveの詳細の発表。多数の対応タイトルが明らかになりました。ゲームキューブは任天堂の出展ことなかったものの、カプコンの『バイオハザード0』やハドソンの『桃太郎電鉄11 ブラックボンビー出現!の巻』などの注目ソフトに人垣ができていました。ちなみに東京ゲームショウ2002の総入場者数は13万4042人でした。来年のゲームショウでは、どのハードのどのソフトが話題を集めるのか? いまから楽しみです!

 

ゲームショウ開幕

▲今年のゲームショウも話題作が目白押しで大変な盛り上がりを見せました。あ、これは開幕式の写真です。

 

●ゲーム業界総集編(10月)

 10月は『スターオーシャン3 Till the End of Time』の発売を待ち望むユーザーにはショッキングなニュースが飛び込んできましたね。当初11月28日に発売される予定だった同ソフトの発売延期が発表されてしまいました。理由はさらなるクオリティーアップのため。残念なニュースでしたが、先日、2003年2月27日に発売日が正式決定。今度こそは予定どおりに発売されると思います。期待しましょう!

 

ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年10月)

1日

PS BB NavigatorがVersion 0.20にバージョンアップ
ゲームメーカーのチャンネルがサービススタート 

9日

『スターオーシャン3』発売延期が発表に

10日

秋葉原にアソビットシティがオープン

22日

スクウェアミーティング2002が開催

27日

XboxのCMに浅野忠信や松雪泰子が出演

28日

第6回 CESA GAME AWARDSが行われる

 

〜新人記者Iの選ぶ2002年10月の注目ニュース

 注目は10月22日に行われたスクウェアミーティング2002ですかね。この発表会でもっとも注目が集まったのが、『ファイナルファンタジーX-2』(以下、『FFX-2』)の発表。同ソフトは、2001年7月に発売された『FFX』の続編という『FF』シリーズとして初の試み。ゲーム画面が公開されて、このファミ通.comの記事にもアクセスが殺到しました。また、発表会には任天堂のソフト事業の責任者である波多野信治事業本部長も登場。スクウェアの発表会で任天堂の波多野氏が挨拶をして、両社の関係が良好であることがアピールされました。

 

フィールド

▲『ファイナルファンタジーX』の純粋な続編として作られた今作。発売日は2003年3月13日。発売を楽しみにしているファンも多いでしょう。 

 

●ゲーム業界総集編(11月)

 11月はとにかく注目ニュースが多い月でした。それは下の表を見れば一目瞭然です。

 

ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年11月)

1日

SCEが豪華海外旅行が当たる年末キャンペーンを発表

7日

ゲーム学会設立

8日

マイクロソフトの大浦博久常務取締役が2003年1月1日付けでアメリカ本社に転籍することが明らかに

9日

日本テレビゲーム商業組合が"Games-Japan Festa in OSAKA 2002"を開催

14日

カプコンがゲームキューブ新作タイトル発表会を開催

16日

ユーザー投票で決まったスワンクリスタルの新色が発売

21日

『ポケットモンスタールビー・サファイア』発売

21日

XboxLiveのβテスト開始

21日

XboxがDVDビデオ再生キット同梱で発売。
価格は据え置きで実質的な値下げに 

26日

スクウェアとエニックスが合併を発表。
新社名はスクウェア・エニックスに 

28日

『ゼルダの伝説 風のタクト』予約キャンペーン開始

 

〜新人記者Iが選ぶ2002年11月の注目ニュースその1

 まずは14日に行われたカプコンのゲームキューブ新作タイトル発表会。『バイオハザード4』をはじめとする注目のタイトルを5タイトルを発表されました。また、同社第四開発部部長の三上真司氏をはじめとするクリエーター陣が登壇して、『バイオハザード4』、『デッド フェニックス』、『ビューティフル ジョー』、『P.N.03』、『キラー7』の概要が明らかにされました。続編傾向が強い昨今のゲーム業界で多数のオリジナルタイトルを発表したことで、ゲームファン、業界関係者の注目を集めました。

 

三上氏

▲三上真司氏と各タイトルのプロデューサーによるゲーム説明が行われたのだ。

 

〜新人記者Iが選ぶ2002年11月の注目ニュースその2

 続いては、11月後半から始まった年末商戦。21日にゲームボーイアドバンス用ソフト『ポケットモンスタールビー・サファイア』が発売されました。発売まえは、『ポケモン』は以前ほどの大ヒットにはならないのでは? という話もささやかれていましたが、蓋を開けてみれば予想以上の大人気! 同ソフトは『ルビー』と『サファイア』を合せて、すでに230万本以上の販売本数を記録しています。現在も着実とその数字を伸ばしていますから、300万本突破は確実でしょう。さすが『ポケモン』、怪物ソフトは健在でしたね。また、11月28日にはニンテンドーゲームキューブ用ソフト『ゼルダの伝説 風のタクト』の予約キャンペーンが開始されました。なんといってもこの予約キャンペーンがすごかった! 同ソフトを予約すると特典として、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』と『裏ゼルダ』が遊べる特典ディスクがついてきたのですから。案の定、当日は予約希望者で全国のショップが大混雑したのは言うまでもありません。そのほか多数のビッグタイトルが発売されて、この日のショップはとにかく熱かったですね〜。

 

『ポケモン』行列

『ゼルダ』予約

▲『ポケモン』の発売日には行列の最後尾が果てしなく遠くまで伸びていました

▲豪華な特典がつくとあって予約開始当日は、お客さんが殺到! 大変な混雑になった。

 

〜新人記者Iが選ぶ2002年11月の注目ニュースその3

 その衝撃的かつゲーム業界に大きな影響を及ぼすであろう出来事は、2002年11月26日に発表されました。そうです! あの『ファイナルファンタジー』シリーズを手がけるスクウェアと、『ドラゴンクエスト』シリーズを手がけるエニックスの合併劇です! 新会社名は"スクウェア・エニックス"!! ゲーム業界ではつねにライバルとして比較されることが多かった両社ですから、まさか、まさかの発表でしたよね。合併は2003年4月1日から。新会社の代表取締役会長にはエニックスの福嶋康博会長が、代表取締役社長にはスクウェアの和田洋一社長が、代表取締役副社長にはエニックスの本多圭司社長が就任する予定です。記者会見で、「今回の合併は攻めの合併です。さらにゲームユーザーの方に喜んでもらうため、また勝ち残っていくために合併を決断しました」と語った和田洋一氏の力強い言葉がやっぱり印象的。来年以降のスクウェア・エニックスの動きはやっぱり要注目ですね!
 

両雄

▲スクウェアとエニックスのトップが固い握手。今後の活躍に大きな期待が寄せられる。

 

●ゲーム業界総集編(12月)

 2002年も最後の月。年末商戦が大いに盛り上がる中、プレイステーション2と『ラチェット&クランク』同梱版が26800円で発売されました。また、ゲームキューブの新色のシルバーも登場。そのほかのハード、ソフトの売れ行きも好調で、年末商戦は大いに盛り上がっています。

 

ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年12月)

3日

エニックスが『ドラゴンクエストVIII』発表

3日

『ラチェット&クランク』同梱のプレイステーション2発売

3日

セガ2003年春商戦戦略発表会が開催

3日

PlayStationPartyが開催

5日

GAME SHOW 2002 in 大阪日本橋 by Joshingaが開催

5日

ゲームキューブの新色、シルバーが発売

16日

立命館大学が"ファミコン"をテーマに講演会

19日

任天堂がトミーと業務提携

 

〜新人記者Iが選ぶ2002年12月の注目ニュース

 先月電撃合併を発表したエニックスとスクウェア。そんなビッグニュースの直後にエニックスがまたしてもビッグニュースを投入してきました。『ドラゴンクエストVIII』をプレイステーション2で発売するというニュースです。僕は正直、あのゲーム画面を見たときに「ドラクエっぽくないなぁ」と思ってしまったのですが、さて、どんなゲームに仕上がるのでしょうか? 発売日は未定ですが、とにかく楽しみです。でもいま考えると、10月にスクウェアが『ファイナルファンタジーX-2』を発表。11月にスクウェアとエニックスの合併。12月にエニックスが『ドラゴンクエストVIII』を発表と、10から12月はこの両社のニュースが目立ちましたね〜。

 

『ドラクエ8』

▲いまのところ公開されているのはこの画面写真のみ。この画面を手がかりに想像が膨らむところです。

 

●2002年下半期を振り返ってみて

 というわけで今週は2002年ゲーム業界総集編の下半期を書きました。こうして見ると下半期もゲーム業界はニュースが豊富でしたね。さて、みなさんは下半期でどのニュースがいちばん印象に残っていますか? って聞こうかと思いましたが、恐らく大半がスクウェアとエニックスの合併と答えるのではないでしょうか? それくらいインパクトの強いビッグニュースでしたよね。僕は個人的に東京ゲームショウ2002とXbox Beach Terrace(Xbox海の家)が印象的でした。あっ、あとSCEのプレイステーション2用ソフト『ぼくのなつやすみ2 海の冒険編』のお父さん向けのCMもよかったですね。どれもこれも思い出に残っています。さぁ、そんなわけでこのコラムも今年最後になりました。このグダグダコラムを1回でも見てくれたみなさん、どうもありがとうございました。来年もゲーム業界のさまざまな出来事を取材して、このコラムを書いていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。……そういえばこのコラムって来年も続くの? 上司にそのことを聞こうと思ったら、すでに上司は温泉旅行に旅立ってしまいました。はたして、僕は来年もみなさんとお会いできるのでしょうか? すべては温泉に浸かっている上司のみが知っています。ではでは、みなさんよいお年を!

(C)アーマープロジェクト/バードスタジオ/レベルファイブ/エニックス ※画面は開発中のものです。

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