第65回 エボリューション紳士録〜栗田編その1〜
ササキMk.IIのゲムッ子日記
2002/11/16
はい、今日もバリバリと仕事しちゃいますよ! こんにちは、ササキです。さて、本日土曜日は恒例の"エボリューション紳士録"掲載日。本来なら9日(土)に載せるはずだった栗田さんの回を、今日と明日、2日連続でお届けしちゃいます。ちなみに栗田さんとは、『3』時代のセガ主催バトル甲子園で鷹嵐を使って優勝された、あの栗田さんですよ。
現在はベネッサやゴウを使い、おもに新宿で活躍されている栗田さん。インタビューのお相手となるのは、おなじみブンブン丸と新宿ジャッキー! ……と言いたいところですが、なんと!! 取材当日、ブンブン丸が大遅刻をかましてくれましたッ!! しかも遅刻理由が「買い物が長引いて……」という、とても社会人とは思えない言い訳。てか言い訳でもなんでもないっつーか(笑)。
その後、トゥデイメンバーの激しい叱責により本人も深く反省したようですが、決して栗田さんをないがしろにしたワケではありません。栗田さん、本当に申し訳ありませんでした。というワケで今回の紳士録は、栗田さんと新宿ジャッキーさんによる対談形式となっております。それでもいつもどおり、おもしろおかしい内容なので、みなさんじっくりとお読みくださいな。
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新J 何回も同じことを語ってるかとは思うんですが、あのーリングネームの由来などを(笑)。
栗田 あぁ〜、2万回ぐらい聞かれましたね(笑)。じゃ、改めて(笑)。
新J 『3』の全国大会がきっかけなんですよね?
栗田 そうですねー。そのときまでは大会とかもほとんど出ず、"スコア"というものをやってて。
新J そのときのスコアネームっていうのは……?
栗田 "ISD"というものがあったんですが(笑)。「リングネームなんてつけてられっかよ」、そういうノリで大会に出てリングネーム欄を空白で出したら、"石田鷹嵐"と呼ばれちゃって(笑)。すごく恥ずかしい思いをして、「こりゃぁ〜マズイ」と気づいて。
新J それはマズイ(笑)!!
栗田 で、違う名前をつけなきゃと思って最初につけたのが"中村"だったという(笑)。
新J なぜ"中村"(笑)!?
栗田 あとでみんなにも言われたんですけど、偽名以外の何者でもない(笑)。リングネームじゃないじゃん、みたいな(笑)。
新J え? じゃエントリー用紙の名前の欄に本名を書いて、リングネームのところに"中村"って書いた!?
栗田 そうです、ハハハハハ!
新J じゃ、"中村"時代は……。
栗田 約1時間ぐらいですかねー。決勝で2本取って、3本目で逆転負けしちゃったという。
新J 全国の店舗予選のときですね。で、そのままハシゴでほかの店に行ったんですか?
栗田 そうですね。その1週間後に違う店の店舗に出て。全部で3回出たんですよ、全国大会の店舗には。1件目は中村で出て、つぎの店は何て名前で出よう、みたいな(笑)。
新J じゃ、それは"佐藤"ってことにしておきましょう(笑)。
栗田 そこが1回戦負けだった(笑)。よくわかんないシュンに、よくわからないままコロされてった。それで、いちばん最後の大会で栗田として出て店舗を取ったんですよ。
新J へぇ〜。じゃ、わりと店舗のときからギリギリだったんだー。
栗田 そうですねー。そのあとのほうが、むしろラクだった。うん。エリア大会にしても、全国大会にしても……いや、全国大会では苦労したけど。
新J エリアは危なげなく進出、みたいな?
栗田 ですね。3試合ぐらいやって……2本取られた試合はなかったんじゃないですか。3-1、3-0、3-1、3-0、3-0。多分。
新J へぇ〜。って、みんなそういうの覚えてるもんだなぁ(笑)。
栗田 いや、テキトーです。
新J いや、覚えてるってことにしておきましょう(笑)。
栗田 あぁ、はい(笑)。
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新J で、決勝までいって、"幻の電源落ち"とか(笑)。
栗田 あぁ〜。確かによく言われます。
ササキ 私、その話をあまりよく知らないんで教えてもらえます?
新J けっきょく、全国大会の1回戦が栗田の鷹嵐とシュンで。ともにそのキャラは全国大会に1キャラずつしかいなかったんだよね?
栗田 そうですそうです。ちなみに羽田さんは解説してましたよ。
新J え!? してたっけ?
栗田 あれ? してませんでした?
新J してたかも。で、その貴重なキャラどうしが1回戦で当たっちゃって。この試合でどちらかが消えちゃうのは惜しいですね、みたいなことは……多分その場で言ったのかなぁ?
栗田 聞いた覚えがあります(笑)。
新J え? あのけっこうどうでもいい解説っていうか、バカな話は選手にも聞こえてるんですか?
栗田 あー、あとでその試合のビデオを見せてもらって。そこで聞いたのかも。
新J なるほどー。で、決勝なんだけど。シュンが最初に2本取って、「相撲はここで終わりかぁ〜」みたいな感じのときに、筐体の電源が落ちちゃったんですよ。多分ブレーカーが上がっちゃって。
栗田 とある人が台を蹴ったら消えたっていう話も聞いたことがあります(笑)。
新J あ、そんな話もあるんだ(笑)。じゃ、本当かどうかわからないけど、電源落ちには諸説があるということで(笑)。誰かの念力が届いて電源が落ちた、と。で、そこで仕切り直しになって、改めてその試合のアタマから、0スタートでやりましょうっていう話になった。それまでの星はナシで、改めてやり直しまーすってなったら……3タテでコロしちゃったんですよね。
栗田 3タテでしたね(笑)。公式結果は、"栗田ストレート! 危なげなく勝利!!"みたいな(笑)。
新J 公式結果は(笑)。
栗田 いちおう2-2まで追い上げてはいたんですよ、じつは。
新J え? じゃあ5本目で電源が!?
栗田 もう2本取られたあとこのまま巻き返せるかなって感じだったんですけど。まぁ、負けそうだったってことにしといたほうがおもしろいんで。
新J アッハッハ!!
栗田 いや、十分本当に負けそうだったんですけど(笑)。とりあえず1回戦負けだけは恥ずかしいから避けたいっていう欲望があって。その念力が通じたかな、と。
新J 気づいたら優勝してた、みたいな(笑)。以後、大会で電源が落ちたってことはないんですか?
栗田 ないですねぇ〜(笑)。
新J 多分、一生に3回ぐらいしか使えない技かと(笑)。
栗田 そうなんじゃないんですか(笑)。
新J その大会は、けっこうな強豪を倒しながら上がっていったワケですよね?
栗田 そうですね。当時は誰も知りませんでしたけど(笑)。"ちび太"という名前だけは、どこかで見たことがあったのかな。多分メストとか。
新J あ、栗田自身が知らなかったんだ(笑)。
栗田 俺が知らなかった(笑)。大会出場者をザーッと見て、知ってるのがちび太ぐらいだったから。当日知り合った人に、「俺のトーナメントブロックで誰が強いの?」って聞いたら、「アストロって人と、マスク・ド・ヒジテツって人が強い」みたいに言われて。「キツいブロックだよ」って言われても、「ふ〜ん」みたいな(笑)。
新J アッハッハッハ!
栗田 よくわかんないうちに、「じゃ、決勝で会おう!!」みたいに別れて(笑)。
新J そんな感じで(笑)。けっきょくその人たちを倒しながら勝ったわけですよね?
栗田 そうですね。さすがにそのへんは覚えてますね。学ラン影って人と最初に当たって……。
新J あ、広島の人だ。
栗田 そうですね。あと、いまはキャラが違うんですけどウルフの人と、そのあとにマスク、ちび太、アストロですね。
新J すごいなぁー。
栗田 彼らの実績を知ってるいま振りかえると、「すごい人を倒したな〜」と。「俺もなかなかやるよのぅ」みたいな(笑)。
新J 確かに倒してた!
栗田 なんか会場が盛り上がってんなぁ〜って思ってましたから。
新J ひとつ階段を上がるごとに、怒号というか「うぉ〜」みたいな声が上がってたからねぇー。決勝とかも、諸手でしたっけ? ドーンみたいな技を使って。……え? じゃ、あの大会がきっかけで全国区に名前が出て、みたいな感じですか。
栗田 そうですねー。それまでは大会とかほとんど出てなかったんで。うん。あ、そのまえは大会とかちょっと出てたか。エリア大会にちょろって出て、決勝で負けたんだ。矢永が優勝したエンゼルカップのときですね。
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新J 『バーチャ』関係の仕事をするようになったのはどういうきっかけで?
栗田 えーとですね、直接的には"青本"が出るって言うときに、キャサ夫という人に……(笑)。
新J あ、名前は聞いたことあります。
栗田 なんか有名な人みたいで(笑)。その人にデータ、フレーム表みたいなのを作らないかと。
新J じゃあ"青本"から?
栗田 ええ。そのまえに『3tb』のときにもちょっと手伝ったりはしたんですけど、実際仕事としては"青本"からですね。ちょうど1年くらいまえですか。
新J もともとフレームとか好きですか? 1フレ差がどうのとか。
栗田 好きですね(笑)。『2』のころから……、というか始めたのが『2.1』の直前で、フレーム表があったくらいのころだったんです確か。それとか見て、攻略していったんじゃないですかね。「この技のあとはこうか」みたいな。むしろ数字からスタートしたくらいなもので。
新J じゃあそれまでは、2Dやりながら、3Dを冷ややかな目で見ていたりとか?
栗田 はいはいはい。3Dというか、対戦自体を冷ややかに見てた感じはあります。
新J じゃあもともと持ってるスコアネームを使っていたようなころって……。
栗田 格闘ゲームのスコアというのがありまして。
新J タイムとか?
栗田 点数。『ストII』系とか。対戦は『ストII』のころにやってて、そのころにお腹いっぱいになったというか。
新J あー。
栗田 俺が高校行ってたころ、ちょうど『ストU』の対戦が盛り上がってたころって、上手いやつはスコアをやるみたいな流れがあって。いまだと上手いやつは対戦ですけど。主流が変わってきたんで。やってたころはちょうどその過渡期で、「ゲームは俺ら(スコアラー)がいちばんうまい」みたいな勢いだったのが……。対戦を冷ややかな目で見てたんだけど、やったらおもろいってことで(笑)。
新J じゃあ、両方を知ってる、みたいな。
栗田 そうですね。多少は。
新J 対戦メインでやってる人間が、スコアをやろうって思わないじゃないですか。なかなか。
栗田 そうですねぇ。たとえばものすごい攻略をしてても、そのものすごさがわかるのは全国で5人とか(笑)、下手すると誰もわからないとか、そういう世界なんで。『バーチャ』だったら、明らかに勝った負けたがあるじゃないですか。
新J でも5人だとしても、点数だったらその中でちゃんと競えるじゃないですか。
栗田 そう。それはありましたね。やっぱり1番が決まるって言うのはありますね。対戦なんて所詮運だよ、とかそういうノリもあって対戦は本腰を入れてませんでしたから。
新J 対戦をおもしろいと感じてちゃんとやり始めたってのはいつからですか?
栗田 優勝してからですね、ちゃんとやり出したのって。それまではスコアメインで、暇つぶしに対戦。スコアって、2、3ヵ月で違うゲームに移ったりするんですけど、『バーチャ』だったら1年くらい続くので。けっきょく、サブでやってるつもりだったゲームが、いちばん長くやってることになっていたりして。「あー、けっこううまくなってきたなぁ」っていう(笑)。
新J あ、そんな感じだったんだー(笑)。
〜気になる『エボ』絡みのお話は明日17日に掲載!〜
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