カルドセプトIIファミ通CUP
連載コラム



『カルドセプトのツボ』
2001年8月23日
■ネットワーク列伝 〜ネットでみたツワモノ達〜(AIキャラクタ編2)


 ネットのAIキャララクタの中には、やっぱりカナリの強敵もいる。今回は、そんな強敵でありながら、特徴のあるAIキャラクタを紹介しよう。

●"豪"の名前に偽りなしの強者

 今回紹介するAIキャラクタは、作者が強いですよとコメントを残すほどの強敵。ダウンロード回数もランキングトップテンに入る(8月23日現在9位)、”ナジャラン豪”だ。

 ナジャラン豪の思考ルーチンは、属性の合った土地を確実に上げていくという正統派のキャラクターで、他のキャラクターに比べ目立ったところは少ない。しかし、逆にブックが特徴的で、このキャラクターイメージをしっかりと形作っているのだ。

 特に特徴的なカードといえば、ダイナマイト(+60:使用クリーチャーは戦闘後に破壊される)とメテオ(対象領地のレベルを1にする)。ナジャラン豪は、効果の大きいカードを保持する傾向が強く、クレイモアを捨ててダイナマイトを持ち続けるようなキャラクターだ。そのため、残ったダイナマイトやメテオが使われるケースが非常に多く、プレイしていると豪快なキャラクターの印象をうける。

 強いAIキャラクタを作ろうとすると、"土地を取って守る"という思考ルーチンになりがちだ。そのため個性を出すのが難しく正統派の特徴の少ないキャラクターになりやすい。しかし、この”ナジャラン豪”は、正統派でありながら、ダイナマイトやメテオといったアイテムを入れ、名前に"豪"と付くとおり豪快なキャラクターに仕上がっている。思考ルーチン部分で性格付けをし、ブックでキャラクターの個性を表現した、強くて味のあるAIキャラクタの成功例といえる。まだの人は、この機会にぜひダウンロードしてほしい。

▲作者のコメントからも、ナジャラン豪への大きな自信がうかがえる。
▲ふつうなら使うのを躊躇するダイナマイトを結構な確率で使ってくる。カナリやっかい。
▲カードを温存する傾向が強く、終盤でメテオが炸裂する確率も高い。カナリやっかい。




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