カルドセプトIIファミ通CUP
連載コラム



『カルドセプトのツボ』
2001年8月14日
■AIキャラクタ、あらじをリサーチ


●体力も多く、守りも堅い、防御重視のブック

 プレイされた方なら分かると思うが、あらじAIキャラクタのブックは、守り重視の防御型ブックといえる。まず、クリーチャーからスペルまで、カードの特徴を紹介していこう。

 クリーチャーは、[地][風]を中心にして、守ってヨシ攻めてヨシのカードが多い。具体的なカード名を上げると、ガーゴイル[地]、バンパイア[地]、ナイキー[風]、マスターモンク[風]などの先制攻撃をもているクリーチャーだ。また、マミー[地]やハリケーン[風]といった防御型クリーチャーも加わっているので、配置の属性が合ったときの守りは厚い。そして、ミゴール[無]やデコイ[無]、ニンジャ[無]も入っており、侵略の準備もぬかりなく、攻守ともにバランスのよい構成だ。

▲先制攻撃以外にも、クリーチャーの最大HPが50というのもブックに共通したキーワードだ。攻め手としては、やっかいな相手ばかり。

 アイテムカードは、一見防御アイテム中心と思いきや、クレイモアやヘルブレイズを複数枚持っている。先制攻撃可能なクリーチャーと組み合わせて使うことで、「攻撃こそ最大の防御」というコンセプトのようだ。そのほかにも、プレートメイルやカウンターアムルなども含んでいるため、守備の準備も万全で、バランスのよいアイテム構成になっているぞ。また、ファミ通CUPのオリジナルカードである、"ドラゴヘルム”もブックに入っている。

▲アイテムを使うクリーチャーカードの能力を考えると、すべての武器に"先制"がついていると思った方がいい。

 スペルカードには、シャッターやメズマライズといった攻撃系のカードから、ランドプロテクションといった防御系のカードなどが入っている。移動系のカードは持っていないので、じっくりと腰を据えて、土地を上げていこうということだろう。

▲プレイヤー側からみると、使われてイヤなカードが多い。あらじが使う前に、なんとか防御したいところだ。


●土地にはこだわらず、属性にはこだわる

 次は、思考ルーチンについて紹介しよう。

 まずは土地について。あらじは、ブックが守備型のため、土地属性へのこだわりが強そうに思えるが、占領時にはほとんど気にしない。とにかく、止まった土地にクリーチャーカードをおいていく。しかし、土地のレベルを上げるときは、逆に属性を重視する。そのため、クリーチャーと土地の属性が合ったところは、価値を上がるかもしれないと思っておこう。もし、土地の価値が上がってしまうと、手持ちのクリーチャーの特性から、侵略の難しい土地になってしまうので要注意だ。

 スペルカードについては、コストをあまり意識せずに、効果のあるものを積極的に使う傾向が強い。そのため、カードの使用プライオリティにはあまりこだわらないようで、たまに命拾いするケースも多い。

 高額の土地は割ける場合も多いので、やはり守備傾向の強い、領地拡大を最大のテーマにしたキャラクターになっているといえる。

▲土地の価値を上げたあとは、ランドプロテクションでスペルを防御。ここまで、しっかり固められると、崩すのも大変。
▲確実に勝てそうな土地は積極的に攻めてくるので、うかうかしてられません。場合によっては、移動で攻め込むこともあるぞ。




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