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【任天堂 メディアブリーフィング】宮本氏イチオシ! 家族の”健康”を計る『Wii Fit 』の詳細が判明
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●「リビングの中心というコンセプトに欠かせないのが”健康”」(宮本氏)


 2007年7月11日(現地時間)、米国サンタモニカで開催された”任天堂 メディアブリーフィング”で、多くの時間を割かれて紹介されたのが、これまで『Wiiヘルスパック(仮題)』とアナウンスされてきた『Wii Fit』。北米地域での発売予定時期は2008年前半となる。
 

 『Wii Fit』の説明に宮本茂氏自らがステージに登場。「ここで私が紹介したいのがほかでもない『Wii Fit』。Wiiのコンセプトを考えたときに、Wiiはリビングの中心にあるということを考えました。このコンセプトに欠かせないが健康だということです」(宮本茂氏)と、『Wii Fit』が今後のWiiのカギとなる重要なタイトルであることを明らかにした。
 

 『Wii Fit』と切り離せないのは、ボード型のインターフェース”Wiiバランスボード(仮題)”。ユーザーの重さ動きを計測する圧力センサーを内蔵した”Wiiバランスボード(仮題)”が同梱される。重さを関知する、このインターフェースを使うことで、運動や体重測定、ミニゲームなど、40種類以上のコンテンツが楽しめる。なお、”Wiiバランスボード(仮題)”とWii本体の接続はワイヤレスで行う。
 

▲体重計のようなインターフェース”Wiiバランスボード(仮題)”。体重を計測することができるほか、左右のバランスも感知することができる。

 

 ステージには宮本氏のほか、3人のインストラクターが登場。それぞれ、片足を上げてバランスを取る運動、『Wii Fit』の画面の指示に従ってステップを踏む運動、そして上半身を左右に振る運動のデモンストレーションを披露した。ただ単に運動するだけでなく、『Wii Fit』によって運動しながら正しい動きをチェックできるようになっている。
 

▲画面中央に表示される足あとや矢印どおりに、足を動かす運動も披露。画面にはダンスを踊っているMiiの姿も見られ、楽しみながら運動ができる様子だった。

 

 続いて、体重測定の機能の説明では、ニンテンドー・オブ・アメリカ社長のレジー・フィザメイ氏がステージに。宮本氏に誘われて”Wiiバランスボード(仮題)”の上に乗った。残念ながらレジー・フィザメイ氏の体重は公表されなかったが、BMI(体重÷身長÷身長で算出される、体格を表す指標)は、27.51との結果。22が理想の体系とされるBMIではオーバーウェイトと診断されてしまった。レジー・フィザメイ氏は「筋肉は脂肪より重いですからね」と、筋肉質であることをアピール。ユーモアで会場を和やかなムードにした。このように、体重を表示させたくない人は表示させないことも可能とのこと。
 

▲BMIの計測も可能。毎日の体重管理などを家族でできるようなシステムもあり、家族で健康管理自体を楽しめるソフトとなっている。

 

 さらに宮本氏とフィザメイ氏は『Wii Fit』に収録されている、サッカーボールをヘディングするミニゲームにチャレンジ。サッカーボールだけでなく、クツなども飛んでくる危険な状況の中、両氏はときにクツをヘディングして笑いを誘いながらデモンストレーションを行った。楽しそうに遊ぶふたりの姿は、家族で楽しめる『Wii Fit』の特徴を報道陣にアピールするのに十分効果があったようだ。
 

▲体を左右に動かして向かってくるボールをヘディングしたり、左右のバランスを取りながらフラフープを遊ぶミニゲームなどが収録。『Wii Fit』では40種類以上のミニゲームが楽しめるということだ。

 

 なお『Wii Fit』は、Wiiメニューに新たに登場するチャンネルで、家族などのほかのユーザーの測定データを数ヵ月間溜めることができる。お互いに測定結果を見比べて励みにしながら、健康増進を図るのによさそうだ。


  

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