来場者6500人! 驚きと感動の"モンハンフェスタ"東京大会リポート
モンスターハンターフェスタリポート!
「東京大会のリポートはマジメに書きますよ」
と、モンスターハンターフェスタ東京大会の会場で辻本良三プロデューサーに宣言したところ、
「何をらしくないこと言っちゃってるんですか(爆笑)」
と(爆笑)つきであしらわれた大塚角満です。だってぇ、東京大会って、ボク以外にもマスコミの方がたくさん来ていたし、じつは俺もマジメな原稿が書けるんだよ、ってことをこのへんで読者の方々にキチンと見せておいたほうがいいかな、とも思ったしぃ。しかしそんなことを言っていると「おまえは福岡、大阪、名古屋のリポートはテケトーに書いたのか」とお叱りを受けそうではある。そんなことはないですよ。ちょっと興奮しすぎ、ってくらいのテンションできっちりと書かせていただきましたよ! でもまあ、いきなりここでギアを"マジメ"に入れて走り出すとすぐにオーバーヒートしちまいそうなので、とりあえずいつもの調子でいかせていただきますか。って、俺は何をダラダラと無駄なことを書いているのでしょうか。
さて、モンハンフェスタもいよいよ東京までやってまいりました! これまで福岡、大阪、名古屋という3都市で行われたモンハンフェスタの地区大会だが、このページで記事や動画で再三お伝えしてきたとおりどの会場も空前の大盛況! こりゃ日本最大の都市であり、『モンハン』人口ももっとも多いと思われる東京での大会はドエライことになるのは間違いない。というわけで運営サイドは急遽、イベントホールを増設し、これまでの地区大会では最大の敷地面積を用意して来場者を受け入れることに決定! さあさあ、どれくらい多くのハンターがやってくるのでしょうか……?
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▲どどど、どうですこの行列……。単独のソフトのイベントで、早朝からこれだけ多くの人が集結するなんて……。俺が感動した気持ち、わかるでしょう、皆さん。 |
というわけで5月13日午前9時。到着しました池袋サンシャインシティに! 会場のほうにテクテクと歩いていくと、なにやら人がたくさん集まったときににじみ出てくる群衆のオーラのようなものがトビラの向こうから漂ってくるではないか。(これはエライことになってるのでは……)とドキドキしながらトビラを開けると、そこにはすでに、余裕で1000人を越えるハンターたちが大集結!! やっぱりエライことになってたよ!! この光景を見て確かに驚いたのだが、それ以上にこんなにたくさんの人が早朝から会場に駆けつけてきているという事実に大感激……。このモンハンフェスタの会場に行くたびに、(自分と同じように『モンハン』を愛している人ってたくさんいるんだなあ……)という事実に直面してウルウルとなってしまうのでありますね。男は歳をとると涙もろくなるのだ。でも、それでいいのだ。
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▲モンハンフェスタではすっかりおなじみの原画コーナー。東京会場で初公開の原画もあったので、ここで見ることができた人は大ラッキーかも。 |
▲イベントクエストの配信コーナーも長時間待ちになるほど人気だった。 |
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▲じつは東京会場で"隠れ熱狂ブース"だったモンスターハンターカードゲームのコーナー。終日、行列ができていたのだ。 |
▲レアな賞品をもらうことができるチャレンジクエスト。闘技場を舞台に2頭のティガレックスを8分以内に倒すのが目的。出場者はランダムで選ばれるので、チームワークを発動できるかがクエスト遂行のカギだ。 |
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▲今回、池袋サンシャインシティの広大なホールをふたつ開放し、ファンが殺到する物販コーナーと射的コーナーは、メインステージとは違うホールに設けられた。それでも、物販コーナーは最高で240分待ち(!)になっていた……。 |
ではそろそろステージイベントの模様を詳しくリポートしちゃおう。まず最初に行われたのはモンハンフェスタではすっかりおなじみとなった"開発スタッフ装備紹介ステージ"。『モンハン』開発陣の中心メンバーである辻本良三プロデューサー、藤岡要ディレクター、一瀬泰範ディレクター、小嶋慎太郎プランナーが、『モンスターハンターポータブル 2nd』で自分がふだんリアルで使っている"本気装備"をさらしてしまうというファン垂涎の催しだ。なんとこの東京大会でも、4人全員が他会場とは違う装備を披露してくれたからたまらない!
まず最初は小嶋プランナー。「ガチガチの防御系装備」との前置きのあと、シェンガオレンの素材で作る"金剛"のフル装備と強力なガンランス、ブラックゴアキャノンをお披露目した。「スキルはガード性能+2。チキンといわれようがガード性能!!」という開き直った小嶋プランナーのセリフに会場から爆笑が沸き起こった。そして続く藤岡ディレクターも、「地味なんですが、スチールの胴防具の見た目が好きなんです。これに胴系統倍化の防具をふたつつけて、ガード性能+2を発動させてます(笑)。チキンと言われようがガード性能!(笑)」と追随。来場者が大爆笑をしたのは言うまでもない。ちなみに藤岡ディレクターはギザミの防具も装着して攻撃系スキルの"匠"も発動させていた。攻防一体のこの装備、参考になった来場者も多かったのではなかろうか。続いて一瀬ディレクターが公開したのが……なんと全身ラージャン装備! これには来場した手練のハンターたちも「おおおお〜!!」とビックリ仰天。生粋の狩猟笛使いである一瀬ディレクターは「上位防具で装飾品を使わずに笛吹き名人のスキルを発動させるには、こいつを狩るしかなかったんです……」と苦笑い。シリーズを通して見ても頭抜けた凶悪モンスターであるラージャンを相手にすることがいかにたいへんだったか……。憔悴した(?)ような一瀬ディレクターの表情がすべてを物語っていた。そして最後はこの人、辻本プロデューサーだ。ほかの3人がつねに新しく、かっこいい装備を披露して来場者から拍手喝さいを浴びているのにも関わらず、辻本プロデューサーはいつもどこ吹く風で我が道を行くヘンテコ装備を披露してきた。この日もいきなり「ボクはオチ担当なので説明はなし!!」と宣言したあと、いろんなものがごちゃ混ぜになった上に、なんとファンゴフェイクを装着したキメラのような装備を初公開! これには来場者も大喜びで、腹を抱えて笑い出す人が続出。そしてMC担当の女性が、「一見、強そうに見えるプロデューサーでした〜」とトドメを刺し、さすがにマイペースな辻本プロデューサーも「ちょ! 一見って!」と言葉に詰まったのであった。
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▲リオレイア亜種戦で奮闘する4人。……いや、辻本プロデューサーはほかの人の邪魔ばかりしていたので、奮闘していたのは藤岡ディレクター、一瀬ディレクター、小嶋プランナーの3人だった、と断言しとく。 |
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▲会場が爆笑の渦に包まれた辻本プロデューサー自慢のファンゴフェイク。なんとなく、やけくそ気味な装備で涙を誘う。 |
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▲メインステージのまわりは、イベントが始まるとすぐにこんな感じに。 |
そして4人ともこの装備のまま、今回はリオレイア亜種の討伐に向かうことに。ここでも辻本プロデューサーは大暴れ(?)で、何もせずに遠くから手を振っているだけかと思ったら、3人が爆弾の設置に勤しんでいる姿を発見するとピュンピュンと弓矢を発射して片っ端から起爆。一瀬ディレクターに「あなた、誰を狩るのかわかってる?」と怒られておりました(笑)。そして10分ほどでレイア亜種を倒したかと思ったら、今度は3人が剥ぎ取りをしている横でモスに蹴り。怒り狂ったモスは剥ぎ取りしている3人にタックルをかまして、「なんかモスが怒ってるよ!」(小嶋)、「誰が怒らせたんや!」(藤岡)と現場に混乱を巻き起こしてた。この、いたずら小僧のような辻本プロデューサーの暴挙の数々に来場者は大喜び。ふだんから仲のいい4人らしい楽しいクエスト風景は、まさにこういうイベントにぴったりの催しだな、と俺は密かに感心した。
つぎに行われたのは"開発者にズバリ聞きたい! Q&Aコーナー"。そのやりとりをいくつか紹介しよう。
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▲相変わらず、来場者からのするどい質問にたじたじとなる制作チームの4人。 |
Q.モンスターのデザインはどうやって考えているの? 藤岡 まずはコンセプトから決めます。パっと見たときに「これだ!」とわかる特徴を入れるんです。たとえばリオレウス、リオレイアは空を飛ぶのが特徴なので、大空を飛んでいる姿をかっこよくしよう、って話し合いました。ディアブロスは突進が武器のモンスターってことで角を目立たせ、ティガレックスは凶暴で何でも食らいつくのをウリにしようと考えて、押さえつける力が強く見えるデザインにしました。太くて長い腕などがそうですね。 Q.発想に苦労したモンスターは? 小嶋 リオレウスはすべてのモンスターの基準なので苦労しましたね。これをもとにほかの飛竜をデザインしていくことになるので。 Q.どの武器が強いと思いますか? 辻本 強さ……という点で言ったらハンマーかな? ※筆者注 パラパラと手があがる。あんま多くない。 一瀬 おお……。正直、2、3人だと思ってたけど(笑)。ちなみに、ガンランスを使ってる人〜? ※筆者注 !!! なんでここでガンランスのことを!! 見ると、パラパラパラと手があがる。明らかに、狩猟笛より多い。ふふふ。 一瀬 ……。ガ、ガンランスのほうが、ほんのちょっとだけ多いかな……(と、悔しそうな表情)。 小嶋 ある名言があるんです。それは"ガンナーは死なない"というもの。というわけで、ボウガンをあげますね。 |
こんな感じで、じつに盛り上がったQ&Aコーナーのあとにはお待ちかね、東京地区予選の予選通過者が発表された!!
地区代表決定戦進出チーム(8チームが進出) |
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順位 |
チーム名 |
タイム |
1位 |
調布狩猟会 |
1分33秒 |
2位 |
キング オブ ハート |
1分37秒 |
3位 |
華蝶風雪 |
1分44秒 |
4位 |
サボテンとバントライン |
1分53秒 |
5位 |
絵空事 |
1分55秒 |
5位 |
メラルー |
1分55秒 |
5位 |
マスター自由区1 |
1分55秒 |
8位 |
よいではないか |
1分56秒 |
8位 |
へたれ |
1分56秒 |
※8位は決定戦の結果、へたれチームが決勝ステージに進出
見てのとおり、なんと決勝に進む8チームすべてが2分を切る超ハイレベルな接戦に! これはモンハンフェスタ初の出来事だ。しかも予選1位の調布狩猟会のふたりは1分33秒という、これまでの3会場を含めても最速のタイムを計時。これには開発陣も「圧倒的にレベルが高い!」(辻本)、「レベルが高いのは予想していましたが、まさかここまでとは」(藤岡)と脱帽。決勝が俄然、楽しみになってきた!
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▲いよいよ始まった決勝ステージ! ここ東京大会の決勝では、ふたりとも片手剣を装備してクエストに挑むチームが非常に多かった。 |
そして勿体つけるのもなんなので、さっそく決勝ステージの結果も大発表しちゃおう。結果は、以下のとおりだ!
地区代表決定戦(3チームが全国決勝大会へ) |
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順位 |
チーム名 |
タイム |
使用武器 |
優勝 |
へたれ |
3分26秒 |
片手剣・片手剣 |
2位 |
メラルー |
4分25秒 |
片手剣・片手剣 |
3位 |
サボテンとバントライン |
4分53秒 |
片手剣・片手剣 |
4位 |
キング オブ ハート |
5分40秒 |
片手剣・片手剣 |
5位 |
(動画公開中) |
5分50秒 |
ハンマー・ハンマー |
6位 |
絵空事 |
6分52秒 |
片手剣・片手剣 |
7位 |
マスター自由区1 |
7分36秒 |
片手剣・ハンマー |
8位 |
(動画公開中) |
8分12秒 |
ハンマー・ハンマー |
>辻本プロデューサーがお伝えする東京大会ダイジェスト動画
ご覧のとおり、優勝チームのタイムが3分26秒、2位、3位が4分台という結果になった(ここまでが全国決勝大会に進出)。予選で驚異的なタイムをマークした調布狩猟会も5分台の後半、ほかのチームも本来の力を出し切れたとは言いがたいタイムとなったが、これは1秒でも速いタイムを出そうというギリギリのせめぎあいがさらに極まってきたからに他ならない。このレベルのハンターたちが見せてくれるのは、あの凶暴なティガレックスを相手にした"詰め将棋"で、1手でも間違えると綻びがどんどん広がり、結果、不本意なタイムになってしまうのである。そのかわり完全に詰むことができれば、この決勝ステージに残った全部のチームが驚異的なタイムを叩き出すポテンシャルを秘めていることは、その立ち回りを見ているだけではっきりとわかった。藤岡ディレクターが「彼らがやろうとしている作戦はすごくよくわかる。もうそれをこの場でできるかどうか、という勝負になっている」と語っていたが、まさにそのとおりだなと感じた。
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▲決勝ステージの結果が発表された瞬間。全国決勝大会への切符を手にした3チームは喜びを爆発させていた。この超激戦区を勝ち抜いたんだもん、感激するよなあ。 |
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▲辻本プロデューサーから賞状を手渡されるチーム"へたれ"のおふたり。へたれチームは予選を8位で勝ち上がり(しかも2チームが同タイムだったため、決定戦も戦っている)、優勝をかっさらった。かっちょいい!! |
こんな感じで、非常にハラハラドキドキさせられた東京大会は大盛況のうちに幕を閉じた。イベントの最後に4人が来場者に感謝の言葉を述べたのだが、ここで一瀬ディレクターが「モンハンフェスタをやろう、って決めたときは、まさかこんなにたくさんの人が集まってくれるとは思っていませんでした……。物販とかどのコーナーにも……」と語ったところで言葉を詰まらせ、涙ぐむ場面も。これに来場したハンターたちから「ありがとー!」という言葉とともに大拍手と大歓声が……。これには筆者も、取材を忘れて目頭が熱くなってしまいました。
いかがだったでしょうか? なんか、すっごくよかったです東京大会も。全部の会場をまわるのはたいへんだな……と思ったときもあったけど、やっぱりこのキャラバンにくっついてきてよかったなって、シミジミと思ってしまいました。ちなみに来場者は、じつに6500人を記録。朝の段階ですでに2500人以上の人が集まっていたってんだから驚きっす。
あ。
ちなみにパティちゃんとは……。またまたキンチョーして写真をお願いすることができず!! なんてシャイなんだろうボク!! というわけで、悲願は北の大地に持ち越しとなりました。俺はこの願いを成就することができるのだろうか。乞うご期待!? ちなみに地区大会の最終戦となる札幌大会は、5月20日に行われますよ〜。お楽しみに!
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▲今日のパティちゃん♪ |
★お知らせ★ ※最後に、6月10日に秋葉原で行われる全国決勝大会の開催概要が一部、発表されたのでお知らせを。重要なのは以下の2点。 ●当日予選開催決定 ●会場への入場は事前応募が必要(大会参加者以外の、一般入場者も事前応募の対象となります)。 当日予選は、まさに最後の敗者復活戦ってところか。この注意事項、追って詳細が発表されると思うので、そのときはまた、ここで詳しくお伝えするぞ。 |
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