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【リポート追加】売上高は1兆円間近 任天堂が2007年3月期決算説明会を開催

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●究極はWiiは一家に1台、DSはひとりに1台

 

▲記者会見場での任天堂・岩田聡社長。

 

 2007年4月27日、任天堂の2007年3月期(2006年4月1日〜2007年3月31日)決算説明会が行われた。2007年3月期の売上高は9665億円(前年比89.8パーセント増)で、営業利益は2260億円(前年比150.2パーセント増)、純利益は1742億円(77.2パーセント増)となっている。任天堂は、この好調の理由をニンテンドーDSとWiiによるところが大きいと分析。

 

 2006年度のニンテンドーDSの全世界出荷台数は2356万台(日本912万台、米大陸663万台、そのほか781万台)となり、累計出荷台数は4000万台超。単年度で900万台(国内)を記録したハードはこれまでに例がなく、「ちょっと異常なまでの売れ行き」と同社岩田聡社長も驚きを隠さない。

 

 DS用ソフトも同期総出荷数1億2000万本以上と非常に好調。『NEW スーパーマリオブラザーズ』の全世界出荷本数は950万本、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』シリーズ2作品の全世界出荷本数が2006年度だけで808万本(累計出荷本数1200万本)、『nintendogs(ニンテンドッグス)』も2006年度だけで全世界出荷本数が695万本(累計出荷本数は1360万本)に達したことも明らかになった。さらに2006年9月に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』は国内だけで521万本の出荷を記録。日本では据え置きゲーム機をおさえ、まさに市場の中心となっている。


 一方のWiiも好調なスタートダッシュを見せた。全世界累計出荷台数は584万台(日本200万台、米大陸237万台、そのほか147万台)に達している。ソフトに関しては『Wiiスポーツ』と『はじめてのWii』の2本が早くもミリオンヒット。ハードの販売台数を考慮すると、ハード購入者のふたりにひとりが両ソフトを購入している計算。驚異的なソフト装着率だ。


 「プラットフォームは勢いのビジネスです。発売から1、2年目のよちよち歩きのときにどれだけ新しい遊びが提案できるか、これがハードメーカーの使命です」(岩田) 

 

 記者会見場のアナリストから出た「ゲームの熱狂的なファンに向けたやり込めるWiiソフトはいつぐらいに充実するのでしょうか?」という質問に対しては、「現在Wii45タイトル、DS79タイトルが開発されています。今年の前半はWiiリモコンをいかに触ってもらえるかに注力して、今年の夏の終わりから年末商戦にかけて、やり込み要素の強いゲームもリリースしていく予定です」と万全の様子。

 

 岩田社長は今期を「3年まえにかかげたゲーム人口の拡大。これが実った年」と総括した。ニンテンドーDSにより、ゲーム人口が拡大されたのに加え、ソフトの寿命が延びつつある。岩田社長の言う”市場のパラダイムシフト”は確実に起こっており、それは同じコンセプトのもと開発されたWiiにも波及する可能性は高い。

 

 海外でもその傾向は見られ、とくに欧州では日本と同じくニンテンドーDSが市場を席巻しつつある。が、アメリカ市場は、プレイステーション2やゲームボーイアドバンスが好調な売れ行きを見せるなど、日本や欧州ほど急激な市場変化は起こっていない。しかし任天堂がもっとも大きい北米市場でのパラダイムシフトを狙わないわけはなく、「今期はさらに北米市場に注力していく」(岩田)考えを明らかにした。

 

 そんな任天堂が掲げる目標は壮大だ。ニンテンドーDSが『脳トレ』や『お料理ナビ』で従来のゲームの定義を大きく広げたことを踏まえ、”単なるゲーム機ではなく所有者の生活を豊かにするマシン”として、さらに用途を広げていく構え。理想は携帯電話のように完全に生活に溶け込んでいるようなデバイス。「一家に1台からひとりに1台が目標。これまでのゲーム機販売台数の限界を破れるマシンだと思っています」と自信を見せる。

 

 Wiiに関してはソフトの充実はもちろんこと、Wiiチャンネルの充実も図る。現在はインターネットチャンネル、お天気チャンネル、バーチャルコンソールなどが展開されているが、今後もチャンネル数を増やし、リビングでのコミュニケーションを促進していく。現在Wii本体購入者の約40パーセントがインターネットに接続しているとのことで、ダウンロード市場はますます加速しそう。家族の誰もが関係するサービ&ソフトが提案される予定で、Wiiの目標はズバリ、”取り巻く人々を笑顔にするマシン”だ。

 

 業績については「ニンテンドーDS、Wiiのソフトを合わせて当期の2倍売れるハード市場が目標。ソフトが3億本売れる市場を確立する」(同)としている。具体的には売上高1兆1400億円、営業利益2700億円、経常利益2900億円、純利益1750億円を見込んでいる。
 

▲ゲーム人口の拡大を目指して発売されたニンテンドーDSとWiiの両ハードが全世界で好調に販売台数を伸ばし、任天堂は1兆円近い売上高を記録した。

 

  

ハード・ソフトの出荷台数

ハード名

2006年度出荷実績
(2006年4月〜2007年3月) 

累計出荷数

ゲームボーイ
アドバンス 

ハード

国内:11万台
 (8万台/3万台)
米大陸:300万台
 (252万台/48万台)
その他:122万台
 (109万台/8万台)
合計:434万台
  (369万台/59万台)

国内:1666万台
 (650万台/61万台)
米大陸:4110万台
 (2347万台/95万台)
その他:2171万台
 (1195万台/87万台)
合計:7946万台
 (4192万台/242万台)

※ゲームボーイアドバンスSP、ゲームボーイミクロを含む。カッコ内はSP/ミクロの出荷台数です。 

ソフト

国内:255万本
米大陸:2599万本
その他:999万本
合計:3853万本

国内:7236万本
米大陸:2億857万本
その他:8532万本
合計:3億6625万本

ニンテンドーDS

ハード

国内:912万台
(890万台)
米大陸:663万台
(641万台)
その他:781万台
(596万台)
合計:2356万台
(2128万台)
 

国内:1602万台
(948万台)
米大陸:1174万台
(641万台)
その他:1252万台
(596万台)
合計:4029万台
(2185万台) 

※ニンテンドーDS Liteを含む。カッコ内はニンテンドーDS Liteの出荷台数です。

ソフト

国内:4977万本
米大陸:3720万本
その他:3658万本
合計:1億2355万本

国内:7511万本
米大陸:5803万本
その他:5085万本
合計:1億8398万本

ニンテンドー
ゲームキューブ 

ハード

国内:2万台
米大陸:63万台
 その他:8万台
合計:73万台

国内:402万台
米大陸:1281万台
その他:476万台
合計:2159万台

ソフト

国内:44万本
米大陸:1448万本
その他:188万本
合計:1680万本

国内:2741万本
米大陸:1億3613万本
その他:4234万本
合計:2億588万本

Wii

ハード

国内:200万台
米大陸:237万台
 その他:147万台
合計:584万台

国内:200万台
米大陸:237万台
 その他:147万台
合計:584万台

ソフト

国内:612万本
米大陸:1449万本
その他:823万本
合計:2884万本

国内:612万本
米大陸:1449万本
その他:823万本
合計:2884万本

 

2006年度 任天堂ミリオンセラータイトル
(期間:2006年4月〜2007年3月) 

ハード

タイトル

販売本数

全世界累計販売本数

ゲームボーイ
アドバンス

ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊

国内:0万本
海外:153万本合計:153万本

220万本

ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン

国内:18万本
海外:130万本合計:148万本

1066万本

ポケットモンスター エメラルド

国内:18万本
海外:96万本 
合計:113万本

632万本

ニンテンドーDS

New スーパーマリオブラザーズ

国内:446万本
海外:504万本
合計:950万本

950万本

nintendogs(ニンテンドッグス)チワワ&フレンズ・ダックス&フレンズ・柴&フレンズ

国内:46万本
海外:649万本合計:695万本

1360万本

東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング

国内:143万本
海外:425万本合計:568万本

770万本

ポケットモンスター ダイヤモンド・パール

国内:517万本
海外:4万本 
合計:521万本

521万本

おいでよ どうぶつの森

国内:170万本
海外:222万本
合計:392万本

748万本

マリオカートDS

国内:99万本
海外:182万本合計:281万本

703万本

東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング

国内:239万本
海外:未発売 
合計:239万本

430万本

ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊

国内:0万本
海外:227万本
合計:227万本

303万本

やわらかあたま塾

国内:29万本
海外:194万本
合計:223万本

342万本

ヨッシーアイランドDS

国内:58万本
海外:130万本
合計:188万本

188万本

テトリスDS

国内:112万本
海外:53万本 
合計:165万本

190万本

星のカービィ 参上! ドロッチェ団

国内:106万本
海外:54万本 
合計:160万本

160万本

英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け

国内:100万本
海外:55万本 
合計:155万本

250万本

監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニング DS

国内:146万本
海外:未発売 
合計:146万本

146万本

マリオバスケ 3on3

国内:49万本
海外:81万本 
合計:130万本

130万本

ニンテンドー
ゲームキューブ

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

国内:7万本
海外:125万本合計:132万本

132万本

Wii

Wiiスポーツ

国内:143万本
海外:384万本
合計:527万本

527万本

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

国内:56万本
海外:271万本 
合計:327万本

327万本

はじめてのWii

国内:121万本
海外:141万本合計:262万本

262万本

おどる メイドインワリオ

国内:72万本
海外:97万本 
合計:169万本

169万本

 

※任天堂の2006年度決算短信はこちら(PDF)

※任天堂の決算説明会の資料はこちら(PDF)

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