『フォルツァモータースポーツ2』体験会に見る、レースゲームはここまで極まった
●リアリティーに磨きをかけた『フォルツァモータースポーツ2』
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▲テレビモニター3台、Xbox 360本体3台、ソフト3本があれば、マルチスクリーンを体験できる。それに加えて、Xbox 360 ワイヤレス レーシング ホイールと5.1chサラウンドシステム、ゲーム専用シート、ボディソニックがあれば完璧。現実さながらのドライブ感覚が味わえる。ちなみに今回使用したゲーム専用シートはPlayseatsで、お値段45000円也。 |
マイクロソフトは、2007年5月25日にXbox 360向けタイトル『フォルツァモータースポーツ2』の発売を予定している。同社が展開する代表的なレースゲームブランドはふたつあり、『プロジェクトゴッサムレーシング』シリーズが爽快さを重視しているのに対し、『フォルツァモータースポーツ』シリーズはリアル志向に大きな軸足を置いている。2005年5月に初代Xboxで発売されたシリーズ1作目は、実際のクルマの挙動やドライブ感覚などを忠実に再現した"レーシングシミュレーター"として、とくにクルマファンから高い評価を得た。前作からちょうど2年後に発売されることになった『2』は、Xbox 360のマシンスペックを得て、リアル志向にさらに磨きをかけている。マイクロソフト本社にて、取材陣を対象に開催された『フォルツァモータースポーツ2』体験会では、その"リアルさ"を実際に体験することができた。
体験台は、3台のモニターと3台のXbox 360本体(3本のゲームソフトも)を使ってのマルチスクリーンとなっていたが、驚くべきは、このマルチスクリーンが製品版にもちゃんと実装されること。マルチスクリーンは、3台のXbox 360をシステムリンクでつなげるだけですぐに体験可能で、モニターどうしの角度を調整できたり、モニターをつなげた際の見えない部分を違和感なくつなげられたりといった設定をゲームのほうでしっかりとサポートしている。
しかも、『フォルツァモータースポーツ2』は、じつは最大5台までのモニターとXbox 360をつなぐことが可能(5台の場合は、1台はバックミラーで、もう1台は観戦モード用)。さらには、このマルチスクリーンは、オンライン対戦を含む『フォルツァモータースポーツ2』のすべてのモードで遊べるという。
「開発チームがどうしてもやりたかったみたいですよ」とは、マイクロソフトXbox事業本部の函館太郎氏。究極のレーシングシミュレーターを目指して、『フォルツァモータースポーツ2』の開発チームは、リアリティーを高めるためのあらゆる努力を惜しまなかったようだ。今回の体験会で用意されたマシンでは、3台のモニターと3台のXbox 360のほかに、"Xbox 360 ワイヤレス レーシング ホイール"(ソフトと同日発売予定)と5.1chサラウンドシステム、ゲーム専用シート、振動をシートに伝えるボディソニックを駆使するなど、まさにゲームファンも垂涎の仕様になっていたが、そうした周辺機器もゲームそのものがしっかりとすることで初めて生きてくる。実際、マルチスクリーンによる『フォルツァモータースポーツ2』のプレイ感覚は極上のひと言で、ただ単純にドライブしているだけで楽しくなってくるから不思議だ。このセットをフルで購入しようと思うと、ゆうに50万円に達してしまいそうな勢いなので、そうそう気安く楽しめるものでもないのだろうが、クルマゲームファンなら一度は試してほしいプレイ体験ではある。
「『フォルツァモータースポーツ2』では、視覚、聴覚、触覚とあらゆる角度からリアリティーを高めるための努力をしています。グラフィック(視覚)に関しては、もちろん前作より格段の進化を遂げているのですが、注目してほしいのは音(聴覚)、とくにクルマのエンジン音です。本作では300種類以上の実車を収録しているのですが、アイドリング状態からふかしたときまで、ホレボレするようなエンジン音を再現しています。また、とくにこだわったのが振動(触覚)です。振動機能はかなりこだわりを持って開発していまして、路肩に乗ったときの振動や、セーフティーゾーンを走っているときの振動など、それぞれ異なる振動を用意しているんです」(函館)
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▲Xbox 360 ワイヤレス レーシング ホイールのフィードバックはすばらしいのひと言。本当に運転をしているかのような実感がある。 |
▲Xbox 360本体を3台使うマルチスクリーン。友だちと集まれば実現できそう!? |
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▲マルチスクリーン設定も詳細に。このこだわりぶりはすごい。 |
前作ではかなわなかった60分の1フレームの描画を実現しているほか、360分の1秒単位で物理計算を測定するなど、シミュレーターとして磨き抜かれている『フォルツァモータースポーツ2』だが、敵車のAIにも注目だという。
「AIは人間と同じミスを犯すようになっています。たとえば、プレイヤーがオーバースピードでコーナーに突っ込めば、AIが操るクルマもオーバースピードで突っ込むといった具合です。キャリアモードでは、プレイヤーと歩調をあわせる形でライバルとなる何人かのAIキャラクターが登場するのですが、そのAIはプレイヤーとともにレースの経験を積んで成長していきます。ゲームを進めると、そのAIキャラを雇って走らせることでポイントを稼ぐ……といったことも可能になります」(函館)
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▲3画面による迫力の映像を体感。これで遊ぶと本当にゲーム性が違ってくる。 |
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▲コースの書き込みっぷりも尋常ではない。「開発者がていねいに作り込んでくれているんですよ」(函館)。ぼーっとコースを回るだけでも楽しいかも。ちなみに写真は、ニュルブルリクリンク。風光明媚な自然がすばらしい。エンジンを切ると、小鳥のせせらぎが聞こえたり! |
世界でほぼ同時期の発売が予定されている『フォルツァモータースポーツ2』では、ただいまマスターアップに向けて最後の追い込むに入っている。近日中にはXbox LIVE マーケットプレースにて体験版の配信が予定されているなど(詳細発表は後日)、今後プロモーション展開もますます本格化しそうだ。なお、3画面の『フォルツァモータースポーツ2』は全国8店舗のゲームショップなどで体験可能になることが発表された。 お近くの方は足を運んでみることをオススメする。
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▲新車も含め300車種以上が収録されている。今回のクルマのクラスは、R1〜R4、U、S、A、B、C、Dと前作より細分化されている。スタンダードカーからレースカーまで多岐に渡る。 |
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▲今回はあまり触れることができなかったが、カスタマイズの充実ぶりも『フォルツァモータースポーツ2』の特徴。ボディペイントなども前作の10倍の細かさでデザインできるようになっている。自分で作ったデザインはほかのユーザーに販売することも可能だ(お金のやりとりは、『フォルツァモータースポーツ2』内の通貨)。 |
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