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マイクロソフトのプレス向けセッションでは、『Shadowrun』の実機でのデモプレイも!
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▲「『Shadowrun』の世界観を採用することで、魔法+テクノロジーの舞台をよりパワフルに表現できました」(ウルフ)。 |
▲PC版ではキーボード&マウスによる操作のほか、Xbox 360コントローラーの使用も可能。もちろんボイスチャットも使えるので、声を掛け合いながらの熱いチーム対戦は必至。 |
●Windows Vista版『Halo 2』にはマップエディット機能も搭載!
発売から2年以上経ったいまもなお、Xbox Live上で全世界のユーザーが対戦している1人称視点シューティングの金字塔『Halo 2(ヘイロー2)』。その移植版となるWindows Vista版『Halo 2』も実機上で披露された。
今回、映像が公開されたのは"キャンペーン"(ひとり用のストーリーモード)のみで、「キャンペーンパートはXbox版の忠実な移植、クオリティーの維持を第一に考えました」(マイクロソフト パブリック リレーションズ / ジェヌヴィエーヴ氏)との移植コンセプトのとおり、ゲーム性に関わるような新たな要素の追加、変更点はいっさいナシ。また、PC版はオンライン、オフラインともフルスクリーンでのプレイを前提に作られているため、画面分割モードもカットされるとのことだ。
反面、マルチプレイ対戦に関してはこれまでの集大成的な内容となり、過去に配信・発売された追加マップの収録はもちろん、プレイヤーが対戦用のマップを自作できる"マップエディタ"も搭載。地形から武器配置まで自由にデザインしたオリジナルマップで対戦を楽しむことができる。また、Xbox 360とPCとのクロスプラットフォーム構想である"Live Anywhere"にもとづき、Xbox Live上で両機種間のユーザーどうしの対戦も実現。Xbox Live対応タイトルになることで、初代Xbox版のときにはなかった"実績"も新たに用意されるとのこと。また、PC版では基本となるオンライン対戦は無料となり、Xbox Liveのゴールドメンバーシップの会員になることで、すべての対戦機能が使用可能となるようだ。
北米では2007年前半の発売を予定(日本版の発売日は未定)。Windows Vista版『Halo 2』登場は、Xbox版『Halo 2』のファンにとっても新たな対戦シーンの幕開けとなるだろう。
▲担当者のノートPCに入っていたマップエディット例。サッカースタジアムを模したステージなのだが、ピッチ上にワートホグ(ジープ)やゴースト(敵車両)が停車しているのが見えるだろうか? |
▲PC版で気になるのが、不正なプログラム改造によるチート問題だが、「PC版では、Xbox版以上に念入りにチート対策に注力しており、複数の新方策を準備しています」(ジェヌヴィエーヴ)とのことだ。 |
●実を結び始めている、Xbox Live アーケードとXNAの取り組み
また、当日はXbox Live アーケードタイトルやXNA関連のセッションも行われた。Xbox
Live アーケードでは、「いままでにXbox Liveユーザーの7パーセントがXbox Live アーケードタイトルをダウンロードしており、総ダウンロード数は2500万コンテンツにおよびます。いままでに48タイトルがリリースされており、200タイトルが開発中。そして、2007年中には60タイトルがリリースされます」と、マイクロソフト カジュアルゲームのプロダクトユニットマネージャーのクリス・アーリー氏もXbox Live アーケードの充実ぶりをアピール。XNAでは、XNAゲームプラットフォームマーケティング、ディレクターのデイブ・ミッチェル氏が、「昨年の12月からXNA Game Studio Expressを無償で提供しているのですが、極めて好調です。これまでに世界中の80の大学、40のコミュニティーで採用されています。早くて、安価になおかつ作りやすいXNAの有効性が評価を得ているのではないでしょうか」とXNAの反響を教えてくれた。
Xbox Live アーケードとXNA。マイクロソフトによる新しい取り組みは、着実に実を結びはじめているようだ。
▲マイクロソフトのクリス・アーリー氏もXbox Live アーケードの充実ぶりには自信を持っている。 |
▲最初に行われたXNA Game Studio Expressのコンテストには69の作品が応募。そのうち入賞作品が紹介された。 |
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