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DEA制作発表会で学生とは思えない高水準の作品が目白押し!

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●すでに製品化が決まったタイトルも
 

 将来のゲームクリエーターを育成する専門学校、デジタルエンタテインメントアカデミー(略称、DEA)が、2007年1月25日〜1月27日の3日間、同校の新宿本校(東京、新大久保)で、"制作発表会2006"を開催。学生によるゲームソフトやコンピューターグラフィックス、デッサンなどの作品を公開した。
 

 出展された作品の中から、とくに目を引いたものをいくつか紹介しよう。
 

 もっとも目立っていたのは『TRUE ENSEMBLE(トゥルーアンサンブル)』。プレイステーション2用の3Dアクションだ。コントローラーの左スティックと右スティックで、少年と少女のふたりを同時に動かすという独特の操作方法が特徴的。少年と少女は"光のライン"でつながっており、このラインを使って物体をはじき飛ばして敵を攻撃する。実際に遊ばせてもらったが、とにかくほかにはない操作感が楽しい。グラフィックも情緒があって、かなり作り込まれているという印象だ。

▲敵キャラクターが纏っているエフェクトもきっちり作り込まれており、このまま製品化されてもおかしくないデキ。どこかで出してくれないものか。

 

▲こちらはニンテンドーDS用ソフト『ぷにっとクラウン』。タッチペンで画面をこすって、キャラクターの下のボールを転がて進んでいくアクションゲーム。

 

▲PC用ソフト『フルフル★スイング』は、横スクロールのアクション。スクール水着を着た女の子がバットをブン回して敵を倒していく。しかし、何故スクール水着とバットの組み合わせ?

 

▲ドラゴンの形をしたヘッドセットを装着して操作する『SAMURAI DRAGON -DEVIL`S NIGHT-』。マイクに息を吹きかけると、主人公の口から炎が! 「ぶわ〜〜〜!!」とか叫びながら遊びたい。音声入力を活かしたゲームは少ないが、こういった操作も楽しいなと感じさせられた。

 

 携帯コンテンツも多くの作品が出展されていた。中には、すでに製品化されることが決定している作品もあり、その完成度の高さがうかがえた。これまでにも、DEAの学生が作った携帯アプリが毎年、数点ずつ製品化されており、携帯コンテンツにも力を入れていることがわかる。

▲こちらが、製品化が決まっている『FAFA2010』。サッカーを題材にしたパズルゲームだ。残念ながら、どのメーカーから発売されるのかは教えてもらえなかった。

 

 コンピューターグラフィックスも複数の教室を使って出展。出展されていたのは、静止画ではなく、3Dのプリレンダリングムービー。使われてるポリゴン数が多く、手が込んでいる。また、多くは設定や世界観、ストーリーなどがきっちり練られているという印象。キャラクターデザインが好きな人が多いのだな、という感じもした。視察に訪れたメーカー関係者には、かなりの作品が目にとまっただろう。

▲病院が舞台のホラー『MIDNIGHT HOSPITAL』。このムービーを題材にしたゲーム『丑三つ刻のナースコール』も同時出展されていた。

▲ちょいワルな雰囲気が漂う『BAD DAY』。バイクやトラックは細部まで描写。転がる空き缶やトラックのバンパーには風景が写り込む!


 取材して驚いたのは、展示されている作品の質の高さ。作品を見るまえは正直、高をくくっていたのだが、その作品群は記者がこれまで見てきた専門学校や大学の制作発表会でも群を抜いている。全体を通じて学生らしい独創性を持っているのだが、それだけではなく、完成度が高い。楽しく遊べるゲームソフト、つい、じっくりと見入ってしまうコンピューターグラフィックスが出展されているのだ。
 

 一般的に学生の作品の発表会では、独創的な作品は多く見られるものの、完成度はいま一歩ということが多い。場合によっては、明らかに制作途上の作品やアイデアだけの作品が出展されることもあることを考えると、この制作発表会の完成度の高さは驚異的だ。おそらく、作品を出展した学生のみなさんは、制作にそうとうな労力を注いだに違いない。その作品からは、確かにゲームに対する情熱とでも言うべきものが感じられた。

 

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