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コーエーが『しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル 〜最高峰の料理長が教える家庭料理〜』新作発表会が開催!2007/1/24
●帝国ホテルの料理の数々を家庭で再現!
2007年1月24日東京にある帝国ホテルで、コーエーが『しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル 〜最高峰の料理長が教える家庭料理〜』新作発表会を開催! このタイトルはその名のとおり、任天堂のニンテンドーDS用ソフト『しゃべる!DSお料理ナビ』の後継的なソフト。帝国ホテルにある名料理店の料理長たちが監修していて、家庭でも手軽に短時間で帝国ホテルの料理を作ることができるというコンセプトの作品だ。発表会ではまずコーエーの襟川恵子名誉会長が壇上に上り、同ソフトを開発することになった経緯やコンセプトなどを語った。
「ニンテンドーDSはすでに世界で3000万台近いセールスを記録していると聞きます。これは日本が世界に誇れるものだと思います。それと同じように日本の食べ物はいまや世界中のどこでも食すことができ、日本の食文化は世界を席巻していると言えるでしょう。白身魚をお刺身で食す文化や盛りつけなどの美的センスは日本が世界のトップだと思っております。そうしたときにニンテンドーDSでお料理のソフトを、と思っていたところ、任天堂さんも同じ考えを持っていらっしゃって『しゃべる!DSお料理ナビ』を先に発売されました。そのあと任天堂の岩田(聡)社長や宮本茂さんに、今回の帝国ホテルのお話をさせていただいたところ、おふたりから「それはコーエーさんにしかやれないことですね」と言っていただいたんです。それで宮本さんから「それでは『しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル』というタイトルにしましょう」というご提案をいただいたんです」(襟川)
また、襟川名誉会長はこの『まるごと』という名前を冠するタイトルをシリーズ展開することも明言。料理のタイトルだけでなく、エデュケーションなどのほかのジャンルの『まるごと』シリーズを今後発売することも検討しているという。続いて今回『まるごと帝国ホテル』の監修にあたった料理長7人が壇上に。帝国ホテルの総料理長である田中健一郎氏が代表してつぎのようにあいさつした。
「ニンテンドーDSを使ったお仕事ということで、楽しく興味深くやらせていただきました。ただ、今回はプロの仕事を家庭でも、ということでしたので、プロの料理人が使っている素材、調理器具を使うのではなく、ふつうの家庭にあるものを使うという点が非常に難しかった。また料理される方の技量をどのレベルに合わせるかというのも難しかった点です。実際我々が料理を作るときは、塩をつまんだり、クリームを入れたりするとき計量しなくても正確な分量を入れることができる。しかし、今回はそれを数値化するのにはどうしたらいいのかを考えながら取り組みました。今回収録した料理は、プロの料理人の味やコツを詰め込みました」(田中)
続いてコーエーの小松清志社長が登壇し、「『まるごと帝国ホテル』は任天堂の『しゃべる!DSお料理ナビ』の操作などを踏襲しています。また、収録してある料理も手軽に手に入る食材を使って家庭にある調理器具で簡単に作れるものになっています」とアピール。そして「ふつうのゲームの発表会ではゲーム画面などを見ていただくのですが、今回は完成した料理を見ていただいたほうがソフトの魅力がわかってもらえるだろう」と、帝国ホテルの料理長たちが『まるごと帝国ホテル』のレシピどおり作った料理の数々を、集まったマスコミや業界関係者に振る舞った。
会場には、帝国ホテルの先代総料理長が生んだ秘伝の"シャリアピンステーキ"や日本料理の名店なだ万の"アスパラ牛巻"、吉兆の"ぶり大根"など、和洋中総勢25品目以上が用意。来場者たちは思い思いの品に舌鼓を打っていた。なお、同ソフトの発売は2007年春発売予定で、価格は未定。日本での発売だけでなく、北米や欧州、アジア地域での発売も検討しているということだ。帝国ホテルでしか食べることができない料理の数々を家庭で再現することができる『しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル』。全国の食いしんぼたちは、見逃せませんよ!
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