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『ドラクエIX』について任天堂の岩田聡社長も「感慨深い」と発言!
衝撃! 『ドラクエ』新作発表会

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●和田洋一社長と任天堂の岩田聡社長の異例の囲み取材!

 

 新作発表会終了後ステージ横で、スクウェア・エニックスの和田洋一社長と任天堂の岩田聡社長による囲み取材が行われた。ハードの普及を大きく左右する『ドラクエ』シリーズ。そのナンバリングタイトルの最新作がニンテンドーDSで発売されるということで、岩田社長の発言には注目が集まった。『ドラクエVI』以来、任天堂ハードから離れていた『ドラゴンクエスト』のナンバリングタイトルが再び戻ってきたことについて、どのような思いがあるのか?

 

▲和田社長と岩田社長がガッチリ握手。岩田社長がソフトの発表会に駆けつけ、コメントを出すのは極めて異例。『ドラクエ』シリーズの影響力の強さがあらためてわかる。

 

任天堂、岩田聡社長の一問一答

−−『ドラクエIX』がニンテンドーDSで発売されるについて

岩田 『ドラクエ』シリーズが(任天堂のハードに)戻ってきた、というよりも私自身は、携帯ゲーム機で発売されるということが感慨深いですね。これまでゲーム業界の端にあった携帯ゲーム機が昨年くらいからメインストリームになりつつある。実際に市場も携帯ゲーム機にシフトしてきている。そういう流れから今回の発表があり、非常にうれしいと感じています。

−−プレイステーション陣営より一歩リードした印象でしょうか?

岩田 我々はまえからお話ししているとおり、対ソニーさんということではなく、どれだけのお客様にゲームを遊んでいただけるかということを考えています。だから、携帯ゲーム機、据え置き型ゲーム機などということではなく、新しいお客さんにゲームを遊んでいただきたいということをいちばんに考えているのです。

 あとは(デモプレイで)4人で遊ばれている新鮮な姿。そしてそれを見ている方たちからは笑い声が出る。こういった光景を見て非常に感慨深かったですね。我々の新しいチャレンジが実を結んでいる成果かなと思います。
 最近、Wiiを発売して次世代ゲーム機戦争とよく言われていますが、競争というつもりはありません。新しいカテゴリーを増やしながらゲームを遊んでいただく方を増やすのが目的です。そういう意味でもニンテンドーDSだけでなく、Wiiもがんばりたいと思います。 

−−ニンテンドーDS Lite、Wiiの出荷体制について

岩田 お店にない状態が続き、皆様には本当に申し訳ないと思っています。ニンテンドーDS Liteは毎月70万台出荷していたのですが、12月は150万台に増やしています。Wiiについてもがんばって作っていますので、少々お待ちください。

 

和田洋一社長との一問一答

−−『ドラクエIX』をニンテンドーDSで発売する理由は?
和田  ひとりでも多くのお客様に、新しい体験をしていただくという『ドラクエ』の思想のもと、今回はニンテンドーDSで発売することになりました。
−−Wiiとの連動はあるのか?
和田 今回はニンテンドーDSの通信機能をフューチャーしている作品。Wiiとの連動はないと思います。また、新しい『ドラクエIX』のゲームデザインの面からも、ほかのハードへの移植などはありません。
 ハードごとにお客様は違います。新しいユーザー、お客様に喜んでいただきたいという思いで、今回ニンテンドーDSで『ドラクエIX』を発売することとなりました。

 

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