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"『龍が如く』プロジェクト"のパーティーに劇場版のキャストが勢ぞろい

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●「久々にやっちゃったなという作品になった」(三池崇史監督)
 

  2006年12月6日、プレイステーション2用ソフト『龍が如く2』の発売を翌日に控え、都内の会場で"『龍が如く』プロジェクト"のパーティーが開始された。パーティーには、名越稔洋プロデューサーを始め、劇場版の三池崇史監督や俳優陣が登場。劇場版の完成を祝うとともに、ゲームソフトのヒットを祈願した。

 

 会場に集まったゲーム業界関係者や映画業界関係者、報道陣を前に、まずは名越稔洋プロデューサーが挨拶。以下のようにコメントした。

 

 「3年まえになりますが、『龍が如く』はゲームのプロジェクトとしてスタートしました。ボク自身、ゲームに閉塞感やマンネリを感じていてなんとかそれを打破しようとして立ち上げたプロジェクトです。ゲームメディアに革命を起こそうと考えておりました。始めた当初はいろいろ言われましたが、ボク自身は信念を持っていました。ゲームは昨年発売され、大きな評価をいただき、成功も収めました。そのことはボクらにとって大きな自信になりました。映画化のお話はいろいろとあったのですが、中途半端なものはイヤだなと思っていました。しかし今回は、三池監督ならびにすばらしいスタッフ、キャストに恵まれたお話と言うことで、楽しみにしております」(名越稔洋氏)
 

 続いて、名越氏に三池崇史監督が加わり、トークセッションが行われた。以下にそのやり取りをお届けする。

 

‐‐劇場版はどのような作品になりましたか?

 

三池崇史氏(以下、三池) 久々にやっちゃったなという作品に仕上がりました。まだ、名越さんにも観せていないのですが、我々、映画の人間が暴れられる作品を作らしてもらって感謝しております。

 

‐‐名越さんの、劇場版のご感想は?

 

名越稔洋氏(以下、名越) ゲームが原作の作品をお願いするに当たって、どのように説明したらいいのか悩みました。しかし、三池監督にお会いして、「この人はゲームと映画というような境目を意識していない人なんだ」とわかり、安心しました。

 

‐‐三池監督は『龍が如く』をどう思いましたか?

 

三池 プレイステーション2を買わなければ、と思いました(笑)。ゲームはイージーモードなんですが、3日でクリアーしました。何かかきたててくれるものがありましたね。いまの人がなくしてしまったものを、彼(主人公、桐生一馬)の力を借りてやれるんじゃないかと思いました。

 

‐‐『劇場版 龍が如く』については?

 

三池 迷ったらゲームをやればいいじゃないかと思って作りました。(ゲームをやれば)また違った部分が出てくるんじゃないかと。作品は攻撃的な映画に仕上がったと思います。この作品にメッセージがあるとすれば、"守りじゃなく、攻撃すること"。仕事というものは、安全にヒットするものばかり作ればいいというわけではない、ということです。

 

‐‐名越さんは、映画に何か注文を出しましたか?

 

名越 映画にゲームをなぞって作ってもらおうとは考えてなかったですね。映画は映画として作ってもらえばいいと思っていました。根っこの部分で三池監督とボクも同じものを共有していると思っていますので。

 

‐‐キャスティングについてはどうでしょう?

 

三池 俳優のみなさんも自分の立場があり、それを守ることもしなければなりません。でも、そのフラストレーションを晴らす場所がボクの映画。自分の現場に来てもらったときには、日常を忘れてもらって真剣に遊んでもらおうと思っています。

 

▲「根っこの部分は同じ」という言葉をくり返した名越氏(左)。三池監督(右)に、自分と通じるものを感じたようだ。

 

 続いて会場に、劇場版のキャストたちが姿を見せた。主役の桐生一馬を演じた北村一輝、真島悟郎役の岸谷五郎、劇場版オリジナルの悟を演じた塩谷瞬、同じくオリジナルの唯を演じたサエコが、赤絨毯を踏みしめて登場したのだ。

 

 

▲北村は前作『龍が如く』は真島悟郎に勝てなくて詰まってしまったという。桐生一馬を演じたことについては、「『龍が如く』と聞くだけで痛さを思い出すほど、激しいアクションを要求されました(笑)。まだ完成した映像を観ていないのですが、三池監督らしい想像を絶する作品になっていると思います」とコメント。

▲『龍が如く』の登場人物のなかでも、もっともエキセントリックなキャラクター、真島悟郎を演じた岸谷五郎。「三池監督は、役者がうれしくて唸ってしまうくらい天才的な演出をする人。真島のキャラクターと三池監督が組んだらヤバいぞと思っていました。撮影は楽しかったです」と語っていた。

 

▲塩谷は「台本を読んだ段階ではどんな映像になるのかと心配しましたが、現場に行ってすべてナットク。もっとやりたいなあと思っています」とコメント。ゲームには登場しなかった役だが、どのようなキャラクターなのか楽しみだ。

▲サエコは「いま自分が持っているものをすべて出し切れました。撮影が終わったら放心状態になってしまったほど、"やりきれた感"が強かったです」という。完成作品では、その演技に注目しよう。

 

 俳優陣がコメントしたのち、壇上にセガサミーホールディングスの里見治会長と、岡田裕介社長が登場。両企業のトップふたりの乾杯の音頭により、ゲームと映画のヒットが祈願された。なお、映画『劇場版 龍が如く』は2007年3月3日より公開予定。ゲームと映画の相乗効果により『龍が如く』シリーズがさらにビッグな作品になることに期待したい。

 

▲里見会長(左)は、映画の撮影現場に1回だけ視察に行ったとのこと。真島の兄貴が桐生にバットで殴りかかるシーンの撮影を目撃した里見氏は、「今日は穏やかな顔をしている岸谷さんが本物の悪党に見えた。さすが役者さん」とコメント。

 

 


 

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