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野村哲也氏の注目発言! 『キングダム ハーツ』シリーズに新展開!?

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 2006年3月23日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのウェストハリウッドで行われた、スクウェア・エニックスのプレイステーション2用RPG『キングダム ハーツII』(以下、『KHII』)の北米版発売記念パーティー。当日、多忙のため参加を見合わせていたディレクターの野村哲也氏に、翌日24日、改めてコメントをいただいた。そこで飛び出した、野村氏の仕掛ける新たなサプライズとは!?
 

 まずは北米版『KHII』の内容だが、日本版からの追加、削除などの大きな違いはないとのこと。ただ、レーティングの問題で『パイレーツ・オブ・カリビアン』のワールドなどで表現の変更などはしているという。「敵が持っている銃の形を、あまり武器としての主張がない形に変えたり。気づくかどうかというレベルの調整が多いですね」(野村)という通り、お国柄の違いで必要な調整のみ行っているようだ。なお、前作のように『FINAL MIX』というサブタイトルをつけた北米版がベースの完全版をリリースする予定もないとのことだが、これでシリーズが完結なのかと言うと、そうではない。

 「公言しているとおり、『FINAL MIX』を作る予定はないですけれど、『KH』についての新しい構想はあります」(野村)
 

 それは『KH』と『KHII』のあいだに起こった出来事を描くゲームボーイアドバンス版『KH チェイン オブ メモリーズ』のような作品ではなく、『KHIII』と銘打たれたナンバリングタイトルでもない。アニメーションなど、ゲーム以外の新たな分野に進出することでもないようだ。外伝、という表現が近いのだろうか?
 

 「何と言えばいいのか、難しいですね。言いかたを考えているということは、何らかの仕掛けを講じているということです。いままでこのシリーズは、『KH』、『KH チェイン オブ メモリーズ』、『KH II』と時間軸に沿って展開してきました。いま構想しているのは、その流れに当てはまらないものです。ただ、『KH』というタイトルである以上はそれなりに話がつながっていなければならないので、ナンバリングタイトルからかけ離れているというわけでもありません。いずれにせよまだ構想段階で、"こういうことがしたい"というレベルですよ」(野村)
 

 あくまでも野村氏の中でのビジョンとしながら、新たな展開を予感させる発言があったのはこれが初。ナンバリングタイトルでないにしろ、ファンが『KH』の世界を楽しめる機会はまだありそうだ。ちなみに、『KHII』には本編とは違うイメージで統一され、シチュエーションや登場人物の顔さえ定かではないシークレットムービーが収録されている。その謎が解き明かされるのか? という問いに、野村氏は微笑みながら「どうでしょう?」と返答。ファンは期待したいところではないだろうか。

▲現在のゲーム業界において、もっとも重要な鍵を握るクリエーターである野村哲也氏。その一挙手一投足に注目が集まる!

 

 なお、現在手がけているタイトルが多数あるという野村氏に近況を聞いてみると、「今年は種まきのはずだったんですが、収穫も盛んになるかもしれません。近いうちではE3、国内だと東京ゲームショウで何らかの発表を行います」(野村)とのこと。先日、『KHII』北米版発売記念パーティーの会場で、スクウェア・エニックスのコーポレートエグゼクティブである橋本真司氏が、E3で大きなサプライズセレモニーを行うと発言している。これが野村氏の手がけるビッグタイトルに関係している可能性は極めて高い。

 

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