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スクウェア・エニックスのセイジ・サンディ氏が『FFXI』のグローバル戦略を語る
【GDC2006リポート】

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●コミュニティーマネジメントの重要性を説く

 米国サンノゼで開催されたGDC2006(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス 2006)内で、2006年3月23日(現地時間)にスクウェア・エニックスのセイジ・サンディ氏が講演を行った。この日の講演は『ファイナルファンタジーXI』を中心としたオンラインゲームの世界戦略をテーマに進められた。
 

スクウェア・エニックス

▲サンディ氏は『ファイナルファンタジーXI』のグローバルオンラインプロデューサーを務める人物だ。


 サンディ氏は最初にスクウェア・エニックスの事業戦略"ポリモーフィックコンテンツ"について説明。"ポリモーフィックコンテンツ"とは、ひとつのコンテンツをプラットフォームやメディア、文化などを超えて幅広く展開していくこと。『ファイナルファンタジーXI』はPCとプレイステーション2、そして4月20日から正式サービスがスタートするXbox 360と3つのハードに提供し、また日米欧と国境を越えてサービスを展開。まさにこの"ポリモーフィックコンテンツ"の戦略上にあるものなのだ。セッションでは『ファイナルファンタジーXI』の現状についても報告。全世界で会員数は50万人以上(地域別では日本が全体の55パーセント、欧米が45パーセント)で、ユーザーキャラクターの数は160万以上。1日当たり20万〜30万のログインがあり、同時接続者数は13万人〜15万人になるとしている。
 

ファイナルファンタジーXI

ファイナルファンタジーXI

▲『ファイナルファンジーXI』の現状を紹介。日本のユーザーは3分の2がプレイステーション2でプレイ、欧米では逆にPCユーザーが3分の2という報告も。地域によって遊びかたもさまざま。


 サンディ氏はMMORPGの運営には「クロスプラットフォーム(複数のプラットフォームで展開すること)とクロスカルチャーサービス(同じサーバーに全世界からアクセスできる)が必要」(サンディ)している。そのうえで、サンディ氏は「会員数維持のためには、コミュニティーマネジメント(ユーザー参加型イベントやファンサイトなどを支援すること) が重要になる」と語る。会場ではその施策の一例として、米国サンタモニカで3月10日〜3月11日に開催されたファンイベント"ファイナルファンタジーXI ファンフェスティバル2006"の様子も映像で紹介されている。
 

スクウェア・エニックス

▲コミュニティーのイメージ。コアユーザーがいて、ライトユーザーの裾野が広がっている。また、サンディ氏は「このピラミッドの中にも無数の小さなピラミッド(ユーザー主導のコミュニティー)があって、このコミュニティーリーダー(ファンサイトの運営者など)のハートをつかむことが、ゲームの発展につながる」とも語った。


 最後にサンディ氏は今後の展開について言及。『ファイナルファンタジーXI』の拡張ディスク『アトルガンの秘宝』を映像で紹介したほか、次世代MMORPGを展開予定であることも紹介された。なお、この次世代MMORPGは、タイトルや内容などは一切明らかにされていない。とにかく正式発表を待ちたいところ。

次世代MMORPG

▲イメージイラストのみの公開で、ほかは一切不明。次世代のMMORPGとは、いかなるものになるのか? 期待しよう。


 

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