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マイクロソフトの次世代開発環境XNA Studioの体験版が配布
【GDC2006リポート】


●Xbox Liveはより開けた環境に
 

▲プレスキットの中に入っていたXNAのDVD-ROM。
 

 マイクロソフトはGDC2006の会場で、次世代開発環境XNA Studioのプレリリース版(製品発売まえの体験版的なソフト)を配布した。
 

 XNA Studioは以前お伝えしたとおり、ゲーム開発の効率化を図ることを目的とした開発環境(キット)。これを使ってゲームを開発すれば、Xbox360、Windows PC、Windows Mobileなどゲームプラットフォームの違いに関係なく同じ環境でゲームを開発でき、異なったプラットフォームへの移植も簡単に行えるというもの。ゲーム開発者の手間が省けるだけでなく、開発コストも大幅に軽減できるメリットがある。もともとGDC2004でXNAの構想が初公開され、GDC2005ではより具体的となり、開発環境XNA Studioが発表されていた。


 そして今回、XNA Studioの根幹となるツールが明らかに。その名も"XNA Framework"で、生産性の高いC#プログラミング言語を用いて、WindowsとXbox 360両方のゲーム制作を簡単にできるという。これにより独立系、新規参入ディベロッパーでもゲーム開発に積極的に取り組める、という意味合いが強いようだ。
 

 ちなみに今回配布されたDVD-ROMには、開発チームの情報を簡単に共有できるツール"XNA Build"なども含まれており、製品版に近い内容となっている。いよいよXNA Studioが2006年5月製品化に向けてカウントダウンを切った形だ。
 

 また、Xbox Liveでも新たな展開が。5月に提供されるXbox Liveの開発キットは拡張されていて、各ソフトメーカーがXbox Live上に固有のサーバーを作ることが可能になる"Xbox Liveサーバープラットフォーム"が含まれているという。『プロジェクトゴッサムレーシング3』でいちどに30000人がリアルタイムに、ほかの人のレースを楽しめる"観戦モード"ができるのも、この機能によるものだとか。

 

 この"Xbox Liveサーバープラットフォーム"の提供により、サードパーティーの開発者たちもXbox Liveのフル機能が使えるようになり、天候や選手のメンバー表など、変わりゆく情報を随時アップデートできたり、Xbox Live サーバープラットフォームは、多人数参加型(MMO)ゲーム制作に使用することも可能。Xbox Liveが開発者たちによってより開かれた環境になる。Xbox 360の最大の魅力は、Xbox Liveにあり、オンラインゲームであるだけに、今後、XNA Studio、XNA Framework、Xbox Liveのテクノロジーにより、革新的なオンラインゲームが開発されるのは間違いない!?

 

※XNAの公式サイトはこちら(英文)

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