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バンダイナムコグループが今後の戦略を発表!

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●世界一のエクセレントゲームメーカーを目指す!

 

 2月23日、バンダイナムコグループが中期経営計画説明会を開催。2006年3月期第3四半期決算の発表を行うとともに、4月より本格スタートするバンダイナムコグループの今後の戦略について説明を行った。

 

▲バンダイナムコグループの具体的な戦略が発表されるとあって、会場には多くの記者やアナリストが集結した。

 

 まずは今期の業績について、バンダイナムコホールディングス代表取締役社長、高須武男氏により説明が行われた。グループ会社の業績は下の表の通り。

 

◆バンダイ【連結】(単位:百万円 ▲は赤字)

 

通期見込

3Q実績
(累計) 

参考
中間実績

今回

中間時

増減

売上高

294000

290000

+4000

218974

134645

営業利益

33500

31500

+2000

33985

15332

経常利益

34000

32000

+2000

35172

15946

当期純利益

14200

16000

▲1800

16115

5607


◆ナムコ【連結】(単位:百万円 ▲は赤字)

 

通期見込

3Q実績
(累計) 

参考
中間実績

今回

中間時

増減

売上高

158000

180000

▲22000

128148

85052

営業利益

▲500

12700

▲13200

2769

2538

経常利益

▲500

12100

▲12600

2875

2632

当期純利益

▲2700

8400

▲11100

2512

2526


◆バンダイナムコ【連結】(単位:百万円 ▲は赤字)

 

通期見込

3Q実績
(累計) 

参考
中間実績

今回

中間時

増減

売上高

450000

470000

▲20000

345396

218873

営業利益

32500

44200

▲11700

35600

17546

経常利益

33000

44100

▲11100

36801

18244

当期純利益

11000

24400

▲13400

17711

7834


 高須社長はこれらの数字について、「バンダイはトイホビー事業、映像音楽事業が好調に推移したことによりそれなりの実績を残せた。ただナムコのゲームコンテンツ、とくに家庭用ゲーム機、アミューズメント施設の低調により、バンダイナムコホールディングスも通期見込では大幅な下方修正となる」と厳しい表情。ナムコの業績不振を受けて経営陣の刷新を図った、とした。

 そしてこの日の会見のメインとなったのが2006年度〜2008年度にかけての中期経営計画の発表。高須社長はバンダイナムコグループのスローガンとして"世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループ"を提唱。"グループ連携強化による規模の拡大"、"事業面と機能面での組織改革による収益性向上"、"グループの強みを活かし、パートナーとWIN-WINな関係を強化〜エンターテインメント・ハブ構想〜"を当面のテーマとして掲げ、それに沿ってどのような企業体質の改善を図っていくかについて詳しく説明した。

 まず数値的な目標として高須社長は、現在(2005年度)の売上高(4500億円)、営業利益(325億円)、海外売上比率(18.4パーセント)を、3年後の2008年に売上高5500億円、営業利益580億円、海外売上比率25パーセントを目指すと宣言。これをさらに推し進めて、中長期的には売上高1兆円、営業利益1000億円、海外売上比率50パーセントを誇る一大エンターテインメント企業の構築を目標として掲げた。そしてこれを実現するための方策として、"エンターテインメント・ハブ構想"を提唱。これは"たまごっち"や"ガンダム"といったキラーコンテンツを中心に、アニメ、ゲーム、テレビ番組などさまざまなメディアと連携。バンダイとナムコを合わせたときの相乗効果に止まらず、同業他社や異業種他社とのコラボレーションも積極的に推し進める"クロス・エンターテインメント"を実践し、「高い次元でのエンターテインメント・ハブ構想を実現」(発表より)するとした。
 

▲今後は海外展開にもとくに力を入れて、数年後には売上高1兆円の"エクセレントゲームメーカー"を目指す、と高須社長は語った。


 注目のゲームコンテンツ事業について高須社長は、「期待のタイトルが目標販売本数に達しないことが多かった」とし、その理由を「顧客嗜好の多様化・変化による不透明な市場環境、プラットフォーム別売上シェアの変動」を挙げ、今後はこれに対応した戦略を採る必要があると発言。「ニンテンドーDSの大ブレイクに対応できず、遅れをとった形になった。今後は顧客ニーズに対応したラインアップを充実させ、ライトユーザー向けタイトル不足による収益機会の逸失を免れたい。現行機、次世代機でのバランスの取れたタイトル編成により、顧客ニーズにしっかりと対応したい」と力強く語った。この高須社長の発言に付け加える形で、新設されたバンダイナムコゲームズ代表取締役副社長、鵜之澤伸氏(コンテンツ事業の責任者)は、「今年は現行機から次世代機に移行する端境期。次世代機の対応ソフトの制作にこれまで以上に開発費がかかるという中で、ハードメーカーも新しいビジネスモデルの構築を模索している。我々もそれにしっかりと対応していきたい」と語った。

 なおコンシューマーゲーム事業の強化につながるという点で、本日バンダイナムコホールディングスは、バンダイの子会社である株式会社バンプレストの株式を公開買付により取得する意向であることを発表。現在、バンダイがバンプレストの株式の51パーセントを保有しているが、今後は全株式の取得を目指して公開買付を進めるとしている。バンプレストが完全子会社となることで、ゲーム関連コンテンツの分野において、いままで以上の相乗効果が見込めそうだ。

 最後に高須社長は「現在、日本国内では1、2位、もしくは3位くらいのソフトメーカーであると自負している。今後は日本に止まらず、いままで以上に海外展開に力を入れて、世界一のエクセレントゲームメーカーを目指します!」と宣言し、会見を締めくくった。

 

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