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ビル・ゲイツ会長が講演で「Xbox 360は極めて好調」とスピーチ

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●家電見本市"2006 International CES"の基調講演で、Xbox 360への手応えを明らかに

 1月5〜8日(現地時間)、アメリカのラスベガスにて世界最大規模の家電見本市"2006 International CES"が開催。その会期に合わせて、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が基調講演を行った。毎年恒例となっているこの基調講演は、マイクロソフトの新製品やテクノロジーがお披露目される場として注目度も高いが、今年はXbox 360についてもかなりの時間を割いて言及した。ここでは、その詳細をお届けする。

 まずゲイツ氏は、発売から1ヵ月を経たXbox 360が極めて好調な勢いを示していることを明らかにした。「Xbox 360は、計画通りこれまでの家庭用ゲーム機のなかでもっとも売れ行きが速く、2006年6月の終わりまでに全世界で450万台〜550万台が出荷されるものと予想されます」(ゲイツ)。

 また最近の調査によると、Xbox 360ユーザー10人のうち9人がすでにハイビジョンテレビを持っているか今後購入予定であるとし、ハイビジョンテレビの普及にとってXbox 360がかなり大きな購入の動機付けとなっていると明言した。

 さらに、「2006年6月までに(北米市場において)50本以上の新しいゲームをXbox 360向けに投入する」とアナウンスしたゲイツ氏は、基調講演のサプライズとして、「ハイデフ体験におけるXbox 360のリーダーシップを背景に、2006年中にXbox 360用の外付けHD DVDドライブをアクセサリーとして発売する予定です」と発表し、会場を大いに沸かせた。「この新しいドライブが提供されることで、数100万のXbox 360ユーザーは、HD DVDの映画を手軽に鑑賞することが可能となるほか、HD DVDとデジタル ファイルのどちらであれ、ハイデフコンテンツを楽しむためのより広範な選択肢が得られることになります」としている(※)。

 最後にゲイツ氏は、Xbox 360の大きなカギを握るXbox Liveにも言及。「Xbox 360ユーザーの半数以上がすでにオンラインに接続しており、200万人以上のユーザーからなる世界規模のコミュニティーを構成するなど、Xbox Liveの利用者数も大きな伸びを示しています」と、想像以上の普及ぶりを明らかにした。

 その後基調講演では、ゲイツ氏みずからが北米にて2月に発売予定のエレクトロニック・アーツのボクシングゲーム『Fight Night Round 3』(日本での発売は未定)のデモプレイを披露するなど、かなりサービス精神旺盛な内容だった模様。ワールドワイドでのXbox 360の展開に、大いに手応えを抱いていることを実感させる基調講演となった。

※註:外付けHD DVDドライブは映画コンテンツなどの鑑賞用であり、ゲームへの対応は現時点では予定していない。また、日本での発売は公式的には未定。

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※Xbox 360の公式サイトはこちら

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