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セガ、『龍が如く』発表会開催! 渡哲也も登場!!

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●名越プロデューサーがこの作品にかける思いを熱くコメント
 

 本日(8月23日)、セガが都内の会場でプレイステーション2用ソフト『龍が如く』の発表会を開催! 会場にはプロデューサーの名越稔洋氏のほか、キャラクターの声を演じた俳優の渡哲也、シナリオの監修として制作に関わった作家の馳星周氏が登場した。
 

 発表会は"Project J 制作発表会"として開催。新宿、歌舞伎町の会場はクラブ風にセッティングされており、訪れた取材陣をコンパニオンが案内してくれるといった、"大人のムード"な趣向が凝らされたのだ。

▲ゆったりとした椅子とテーブルが設置。豪華な雰囲気の発表会という印象。

 

 

▲挨拶に立ったセガの岡本常務。なお、『龍が如く』の価格は7140円[税込]。今冬発売予定だ。

 まずはセガ常務取締役CS統括の岡村秀樹氏が登壇。このタイトルの位置づけについて以下のようにコメントした。
 

 「この『Project J』はセガが年末商戦に投入するプレイステーション2専用ソフト。名越以下、制作陣が一片の妥協も許さない姿勢で臨んでいる作品です。3年近い時間をかけて取り組んできました。ただボリュームがある、プレイ時間が長いだけの作品とは一線を画した、表現の革新を追求しています。大人が楽しめるエンターテインメント作品として、セガを代表するタイトルに育てたい」(岡村)

 続いてスクリーンに、『龍が如く』という作品のタイトルが発表されるとともに、ゲームの映像が公開されたのだ。その映像は、細部まで作り込まれたリアルな映像。ゲームの舞台となる繁華街(神室町という架空の町)の煩雑さが徹底的に描かれているのだ。映像の合間には、"ゲームはもっと踏み込めないのか?"や"リアルの意味はきっと変る"、"ゲームに飽いた人たち、そしてゲームを愛する人たちに"といったキャッチフレーズが!

▲有害図書指定問題などでゲームの表現が議論される中、敢えて極道の世界を舞台にしたゲームを発表。プロデューサー名越氏の狙いは!?

 

 そしてステージに、『龍が如く』のプロデューサー、名越稔洋氏が登場。作品の概要と、作品に込めた思いを以下のように語った。
 

 「この『龍が如く』は、現代のドラマです。場所は東京の神室(かむろ)町。まさにいま我々が住んでいる場所を舞台にしたゲームです。人間性が感じられる、強い、たくましいドラマを以前から作りたかった。いろいろと考えた結果、この作品にたどり着きました。愛のドラマと言っていいと思います」(名越)

▲名越氏が本当に作ってみたかった作品がこの『龍が如く』。その発売を首を長くして待とう!

 

 スクリーンでは再びゲームの映像が流された。このゲームは、暴力と欲望が渦巻く極道の世界を題材にした作品。かつて親友と愛する女のために罪を背負った主人が刑を終えたところから物語はスタート。運命に導かれるようにして神室町に戻った主人公を待ち受けるのは、自分を恨む組織の人間と、危険な罠だった……、というストーリーだ。映像では、主人公と組織の人間たちによるバイオレンスや神室町に群がる人々の怪しげな様子が描かれていたが、その底流には名越氏が強調する"人間性"が流れているようだ。
 

 続けて名越氏は、
 

 「ゲーム業界に入って10年あまりになりますが、昨今のゲーム業界には、表現の画一化が叫ばれるなど、明るい未来を感じられることが多くない状況にあるように思います。しかし私は、ゲームは人類が生み出したメディアの中でもっとも高度なもののひとつだと思っています。その中で自分ができることをこの作品で証明したい。"ゲームでもこんな感情が味わえるんだな"と思ってもらえるような、大人でも楽しめるドラマにしたいと思いました。私の熱い思いをくみ取ってもらって、作品を見てもらえればと思います」(名越)
 

 とコメント。『バーチャストライカー』シリーズなど、数々の代表作を持つ著名クリエイターが口にした熱いコメントから、作品にかける思いがひしひしと伝わってきたのだ。

▲名越氏によると、馳氏の監修はかなり手厳しいものだったとのこと。

 イベントでは、作品の制作に関わった著名人や、キャラクターの声を演じた俳優も登場。その豪華な顔ぶれにも驚かされた。まず、シナリオ監修として名越氏のストーリー原案に手を加えた作家の馳星周氏が登場。歌舞伎町を舞台にしたバイオレンス小説、『不夜城』などを代表作に持つ馳星周氏は、まさにこの作品にうってつけの人物。ステージに上がった馳氏は、「名越さんとは、作家仲間の瀬名秀明を通じて知り合ったんですが、最初お会いしたときは、"この人ホントにサラリーマンかよ!?"って思いましたね(笑)。私も相当変った恰好していますが」とコメントして来場者を笑わせた。
 

 その馳氏の監修によって、よりリアルに作られた神室町の様子が紹介された。ラーメン屋や牛丼店、ハンバーガーショップ、コンビニエンスストアなどで飲食ができるほか、バッティングセンターやパチンコ、パチスロホールではプレイが可能。街頭ビジョンでは実際のCMが流され、キャバクラでコンパニオンを口説くことができるという。実際の繁華街でできる、さまざまなことが盛り込まれているようだ。

▲そのほか、バーで実在の銘柄のお酒を注文できたり、ビデオ店で合い言葉を言うと武器が買えたりするらしい。

 

 また、バトルシーンの映像とそのメイキング映像も紹介された。名越氏は、「美しいバトルを作ろうとしたのではなく、"痛み"を強く与え、また与えられることを実感できるように作りました」と、そのこだわりについて語っていたぞ。

▲バトルについて名越氏は「だれでもケンカの強い男になれるシステム。気持ちよく、しかも緻密に仕上がってます」と語っていた。

 

 そして、キャラクターの声を演じる俳優たちの豪華な顔ぶれが紹介されたが、圧巻だったのは主人公の恩人にあたる人物を演じた渡哲也の登場! ステージに現れた渡哲也は、「こんにちは。渡哲也です」と丁寧に挨拶。この作品に参加したいきさつを以下のようにコメントした。
 

 「じつは、会長の里見さん(セガ代表取締役会長、里見治氏)とは、大学の同級生。里見さんは法学部、私は経済学部だったんですが、同じ授業を受けることもありました。里見さんは学生のころからジュークボックスのレンタルを事業にするなど、経営者としての手腕を発揮されていましたね。ここ10年くらい、ガン撲滅運動に関わっているんですが、里見さんには快く協力してもらっています。里見さんのことは友だちだと思っています」(渡)

▲その丁寧な話しぶりと物腰の柔らかさに驚き。なお、意外にも声優は初めてだったとのことで、間の取りかたに苦労したと語っていたぞ。

 

 また、クラブのママ(麗奈)の声を演じた三原じゅん子、裏の情報屋(サイの花屋)の声を演じた藤原喜明も登場。それぞれ以下のようにコメントした。
 

 「声だけのイメージの演技ですので、難しかったですね」(三原)
 

 「"声優"は初めてなんで……。"西友"にはよく買い物に行くんですが(笑)」(藤原)

▲三原じゅん子はあでやかな着物姿で登場。名越氏は、「色っぽい声ということでまっ先に起用を思いついた」と語っていたぞ。

 

 そのほか、主人公の桐生一馬役に黒田崇矢、少女の遙役に釘宮理恵、Fカップの女、マイ役にみひろ、リングアナウンサー役にケイ・グラントが起用されることも明らかに。豪華な声優陣でも話題になりそうだ。
 

 最後に名越氏が以下のように挨拶。発表会を締めくくったぞ。
 

 「ゲームの力をもっと世の中に広めるために、自分の持てる力をすべてぶつける作品です。発売されたら私が何を言いたかったのかということを、ぜひ確かめていただきたいと思います」(名越)
 

 名越氏の挨拶とともに、スクリーンにはゲームの映像が流された。その映像中には"生きることは逃げないこと"という文字が流されていたのだ。

 

▲発表会に登場した著名人が勢ぞろい。左からケイ・グラント、三原じゅん子、黒田崇矢、渡哲也、名越稔洋、馳星周、釘宮理恵、藤原喜明。

 

 

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