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【Xbox Summit 2005】あのタイトルの開発状況は? 登壇者のコメントをピックアップ

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●ナムコ、バンダイ、テクモなどの新たなタイトルが明らかに!

 マイクロソフト業務執行役員Xbox事業本部マーケティング部長兼ゲームコンテンツ推進部長の泉水敬氏によると、Xbox 360の開発キットはすでに日本国内で1000台以上が配布されているという。「年末のXbox 360の発売に向けて、ソフトの開発も急ピッチに進められています。本日はゲームを開発していただいているクリエーターの方、協力していただくサードパーティーのみなさんをご紹介させていただきます」と語り、サードパーティーのキーマンたちがつぎつぎ最新映像を交えてタイトルを紹介。その映像について、泉水氏は「映像はすべて"実験的な映像"ではなく、実際に動いている映像です」と、ソフトの開発状況が順調であることを強調していた。ここでは各メーカーのキーマンの発言をピックアップしたい。

●新しいのに懐かしいパーティーゲーム
――ゲームリパブリック 代表取締役CEO 岡本吉起氏

 ゲームリパブリックの岡本吉起氏は、すでにXbox 360向けにゲームを開発中であることを明らかにしていたが、初めてそのタイトルが公開。「新しいのに懐かしいゲーム」(岡本)と『エブリパーティ』を紹介した。同ソフトはマイクロソフトから発売予定だ。

 「"次世代ゲーム機でどうしてパーティーゲームなのか?"とよく聞かれるんですが、ゲームでもっとも大事なのは楽しむものであるということ。僕はみなさんご存じのとおり、ボードゲームが大好きなんですが、なかなか仲間が集まって遊ぶというのは難しいんですね。Xbox 360のオンライン機能を活かしてみんなでワイワイ楽しんでもらえるものを提供したいと思ってます。ぜひみなさん、ゲムリパの『エブリパ』と憶えておいてください(笑)」(岡本)

 会場では映像が公開されたほか、同ソフトのキャラクターデザインをマンガ家のさくらももこ氏が手がけることなども併せて発表された。 

 

▲さくらももこ氏の描くほんわかしたキャラクターが登場して賑やかなゲーム画面が公開された。

 

 

●アクションとそこで描かれるドラマとを高いレベルで融合させる
――キューエンタテインメント 代表取締役チーフクリエイティブオフィサー 水口哲也氏
――ファンタグラム 代表取締役CEO サンユン リー 


 キューエンタテインメントの水口哲也氏とファンタグラムのサンユン リー氏が、現在開発中で、マイクロソフトから発売予定の『ナインティナイン・ナイツ』について語った。ゲームのプレイ映像をもとに編集された映像を交えながら、両氏がゲームのロゴを正式に発表したほか、内容ついても言及。

 「このゲームの魅力は大軍勢によるアクションと前回の発表会でお話しましたが、そこに描かれるドラマと高いレベルでの融合を目指します。ストーリーの軸となるキャラクターは、人間やほかの種族も含めてRPGのように多数登場します。プレイヤーはそれぞれのキャラを選ぶことで、いろんな視点からこの世界を楽しむことができます」

 「キャラクターによって魔法も使えるのですが、新しい感覚を提供したい。使えるキャラクターの個性も幅広く、プレイヤーがどう遊ぶかでプレイやシナリオそのものが変わります」(リー) 

 

●あらゆるジャンルのXbox 360向けタイトルを開発中
――ナムコ 常務執行役員 CTカンパニーバイスプレジデント 原口洋一氏

 新ハードの立ち上げに、必ず強烈なタイトルを投入するナムコ。原口氏はXbox 360に向けても、「数タイトルを開発中」と名言。今回は『フレームシティ』と『ラブフットボール(仮題)』、『オリジナルRPG(仮題)』、『リッジレーサー6』の4タイトルが発表された。『フレームシティ』はE3で発表されたタイトルで、激しい銃撃戦が特徴のハードボイルドな作品。E3とはまた違った映像が公開された。

 今回初めて明らかになった『ラブフットボール』はこれまでにない選手視点の新機軸のサッカーゲーム。原口氏は「来年の、サッカーが熱くなる時期に発売したい」とワールドカップに向けて開発中であることを示唆。オリジナルRPGは、『テイルズオブ』シリーズなどナムコのRPGを手がけるスタッフたちが開発中のタイトル。「ファンタジーRPGの新シリーズ」(原口)とのことで、かなりの大作になりそうだ。そして『リッジレーサー6』についてはゲーム画面を公開。「オンラインでできることをすべて取り入れたい」とし、『リッジレーサー』のオンライン化を電撃発表! 

 最後に原口氏は「あらゆるジャンルを開発しています」と非常に興味深い発言も。「数タイトル開発中」というコメントと合わせると、まだまだサプライズが残されていることは間違いない。

▲選手視点でゲームを進めるサッカーゲーム、『ラブフットボール』。


▲『フレームシティ』は、Xbox 360の性能をフルに活かした美麗なグラフィックが公開された。

 

▲オンライン化の話も飛び出し、注目を集めた『リッジレーサー6』。


 

●開発中の『ガンダム』の舞台は一年戦争は舞台か!?
――バンダイ 常務取締役 ビデオゲームカンパニー プレジデント 鵜之澤伸氏

 バンダイからは残念ながら具体的なタイトル発表はなかったものの、『機動戦士ガンダム』シリーズを含む、3タイトルが開発されていることが明らかに。『ガンダム』シリーズについて、バンダイの鵜之澤氏(ビデオゲームカンパニー プレジデント)は「アメリカでファーストガンダムをなかなか受け入れてもらえない。ゲームから『ガンダム』を広げていきたい」とコメント。それだけに、舞台はファーストガンダムか!? 開発会社は『ドラゴンボールZ』やPC用ソフト『UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE』を手がけるディンプス。ゲーム内容はファーストパーソンシューティングで、「エレクトロニック・アーツの『バトルフィールド』のようなイメージ」(同)とのこと。ゲームショウで何かしらの発表し、2006年中発売を目指して開発中だという。

 ほかの2タイトルについての具体的な発言はなかったが、そのうちの1タイトルについては、『エウレカセブン』がゲームとアニメの融合により注目を集めたのと同じように、アニメとゲームのメディアミックス展開を考えているとのこと。

 

●Team NINJAは5タイトルを開発中
――テクモ 常務執行役員 Team NINJA部長 板垣伴信氏

 日本のXbox市場を支えたクリエーターと言えばテクモの板垣伴信氏。Xbox 360向けにも『デッドオアアライブ4』を開発中だ。会場では最新映像(E3公開映像に手を加えたもの)を公開。同ソフトについて板垣氏は、「日本でようやくお見せできて、ホッとしています。次世代機はいつもワクワクさせられますが、このXbox 360にもとても期待しています」とコメント。また開発も順調に進められている様子で、「本体と同時に発売し、買ったその日にオンライン対戦ができるようにしたいと思っています」とも語った。

▲ファン待望の『デッドオアドライブ4』。E3で公開された映像からさらに進化していたぞ。


 さらに、板垣氏が率いるTeam NINJAがXbox 360向けに全部で5タイトルを開発中であることも明らかに。『DOA4』以外のタイトルでは、『DEAD OR ALIVE Xtreme2』、『Project Progresive(アクションゲーム)』、『デッドオアアライブ コード:クロノス(仮題)』、そして「まだ公表できない作品がもう1タイトルある」(板垣)ということだ。ちなみに『デッドオアアライブ コード:クロノス(仮題)』は現行機からXbox 360用ソフトへと変更された。

 


●『バイオ5』のほかにももう1タイトル
――カプコン 常務執行役員 開発統括 稲船敬二氏

 カプコンからは稲船敬二氏が登壇。自身が手がける『デッドライジング』と、先日発表された『バイオハザード5』の映像を公開した。

 『デッドライジング』はゾンビが登場するアクションゲーム。主人公は報道カメラマンで、スクープを撮ることが目的だが、巨大ショッピングモールを舞台に無数のゾンビが襲いかかってくる状況。写真を撮りながらも、まわりにあるアイテムを使って倒していかなければならない。稲船氏は「とにかく数にこだわっています。いまは1画面につき、1000体くらいのゾンビしか表現できていませんが、完成版になればそれ以上の数が見込めます。プレイヤーを絶望の中にたたき込みたい」と語っていた。

▲「ゾンビ映画のようなゲーム」(稲船)と言うとおり、つぎつぎと現れるゾンビに戦慄が走った!


 『バイオハザード5』については、「『デッドライジング』のゾンビとは少し違い、純粋な"バイオハザード"もの。ハイビジョンならではの空気感に期待していただきたい」と最新映像を公開。ゾンビだけでなく、す早く走る影が写し出されたが……今作はゾンビが走るのか!?


 

●スポーツ作品3つを発表! ほかにもまだまだ開発中
――コナミ ゲームソフトカンパニー プレジデント 石塚通弘氏

 コナミの石塚氏は「我々もXbox 360に新しい遊びを提供し、ハードのコンセプトと同様に全方位に向けて広げていきたいと考えています」と語り、スポーツゲーム3作品の映像が明らかにされた。そのタイトルとは『ウイニングイレブン最新作』、『ランブルローズXX』、『プロ野球スピリッツ』。残念ながら『ウイニングイレブン最新作』の映像は公開されなかったが、ウイニングイレブンプロダクションの榎本真司氏が同ゲームについて語った。「開発は立ちあがったばかりで、まだまだこれからです。2006年秋発売を目標にがんばっていきたいと思います」と意気込みを語った。一方、残りの2タイトルについては映像が公開。『ランブルローズXX』では目まぐるしく動く女子プロレスラーのアクションを、『プロ野球スピリッツ』では選手の動きの細部までが再現されていること(映像では西武ライオンズの松坂大輔選手が再現されていた)が確認できた。

▲魅惑の女子プロレスゲーム、『ランブルローズ』。リアルな女子レスラーたちが迫力のバトルをくり広げる!


 最後に石塚氏は「今回はスポーツもの3タイトルをお見せしましたが、ほかにもたくさん、いろいろなジャンルの作品を作っています」とも発言。どんなタイトルで驚かせてくれるのか? 今後の同社の発表に期待したいところ。

 

●本体発売と同時に大規模なβテストを実施!
――スクウェア・エニックス 『ファイナルファンタジーXI』プロデューサー 田中弘道氏

 なんとプロデューサーの田中氏はステージ上で、Xbox 360を使って『FFXI』をプレイ! 『プロマシアの呪縛』の新エリアでのパーティープレイを公開した。

▲実際に田中氏がプレイしてみせた『ファイナルファンタジーXI』の画面。開発状況は、「Xbox 360の発売を待つばかり」(田中)と言うだけあって、実機上で問題なくプレイできるようだったぞ。


 気になる現在の開発状況を田中氏は、「今回のデモプレイは先週の拡張パッチにも対応していますし、Xbox 360本体が発売されるのを待っている状態です」と自信のコメント。開発は順調に進んでいるようで、「今作は移植作品で解像度を向上させた以外に、次世代機の能力を使っていないんですが、つぎのステップになればと。ヨーロッパではまだ家庭用ゲーム機で展開していないので、Xbox 360版でもユーザーの新規開拓をしたい」と意気込みを見せた。また、Xbox 360版『FFXI』でもβテストを行うとのことで、「本体の発売と同時にこれまでにない大規模なβテストを実施したい」と気になるコメントも残した。

 

  最後に泉水氏は、「これ以外にも相当な数のタイトルが開発されております。現在37社の参入を得ていて、42タイトルの開発が実際に動いています。このほか、現在構想段階のもの、ご相談いただいているタイトルが数多くありますので 本体発売後、1年、もしくは18ヵ月間の間に多くの作品を発売できると思っています」とした。
 

 『リッジレーサー』、『ガンダム』、『FIFA』、『DOA』、『バイオ』、『ウイニングイレブン』シリーズなど、ゲームファンなら誰もがうなる各メーカーの看板タイトルの投入が発表された。ゲーム機を買う場合、ラインアップが大きな指標になると思うが、これらの豪華な作品群がユーザーにどう訴えかけるか? Xbox 360に死角はない!?
 

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