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3つの次世代機に求められるものとは?
データで見るゲーム市場

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●「ファミ通ゲーム白書2005」から次世代機関連のデータをピックアップ

 

 2005年5月13日から5月17日まで、「Xbox 360」「プレイステーション3」「レボリューション(コードネーム)」と立て続けに次世代コンソールの発表が行われた。ここまで新ハードの発表が集中したことは、おそらく過去にもないだろう。ふだんはあまりゲームのことを取り扱わないメディアも、今回の次世代機発表に関してはこぞって報道しており、ちょっとしたお祭りムードといった感もある。

 

 とはいえ、3つの次世代機が発売されるのは、少なくともまだ半年以上も先のこと。そこで今回、「ファミ通ゲーム白書2005」の中から、気になるデータをピックアップして、現行機の状況と次世代機に求められるものを考えてみたい。まず、現状のおさらいということで、プレイステーション2(PS2)・Xbox・ニンテンドーゲームキューブ(GC)の累計販売台数を見てみよう。

 

 

【PS2・Xbox・GCの累計販売台数】(単位:万台)

 

 

PS2

Xbox

GC

日本

1657

46

361

北米

2880

1290

990

欧州

2280

480

360

6817

1816

1711

 ※巻頭特典「ファミ通ゲーム白書プレミアム」掲載の「世界ゲーム市場マップ」より抜粋

 

 このように、PS2がXboxとGCを圧倒している。ただ、Xboxは全世界のおよそ7割の販売台数を北米地域で稼ぎ出すなど、この地域で好調が目立っている。特に2004年の米国市場における販売台数は、PS2の460万台に対し、Xboxが410万台と肉薄しており、次世代のプレイステーション3とXbox 360の競争は、序盤から相当激しい戦いになることは間違いない。しかし、日本市場において、XboxとGCの間にはかなり差があり、世界トータルで見るとXboxとGCは僅差である。

 

 そんな北米や欧州の市場とはちょっと異なる日本市場で、3つの新ハードがどのような動きを見せるだろうか。ここで、「ファミ通ゲーム白書2005」の中から、日本のゲームユーザーを対象にしたアンケートをもうひとつ紹介したい。次世代機に求められている機能を表したデータだ。

 

 

【次世代機に欲しい機能】(複数回答可)

 

 ※第2章 p197 次世代ゲーム機に求める機能(エンターブレイン/アイキスによる共同調査)より抜粋

 

 今回発表されたXbox 360、プレイステーション3、レボリューションの3つとも、それぞれ過去のプラットフォームで発売されたソフトとの下位互換を打ち出している。既存の資産を生かせるという意味では、非常にわかりやすい機能だと言えるだろう。


 新しいハードはどうしても高価に感じられるだけに、下位互換が付くことで、本体を購入する際の敷居は確実に下がるだろう。ここ数年でも、PS2やニンテンドーDSは互換を持たせたことが、本体の垂直立ち上げにつながったと思われる。当然、本体と同時に購入するソフトも本体の購入のきっかけにはなるだろうが、やはりそれだけでは不安なのだろう。とりあえず今持っているソフトが使える安心感は大切だ。


 ただ、別のアンケートを見ると、「価格が上がるくらいなら互換は無くても良い」という結果も見られる。安心感にはつながるかもしれないが、互換は必ずしもハードを購入する決定的な要因には成り得ない。やはり、最後に背中を押すのは、本体の機能ではなく価格とソフトのラインアップであろう。(エンターブレイン マーケティング企画部)

 

※『ファミ通ゲーム白書2005』の詳細はこちら

 

ファミ通ゲーム白書2005

編集

エンターブレイン マーケティング企画部

ISBN

4-7577-2307-5

発売日

2005年5月13日 

価格

2万8000円[税込]

判型

A4判 / 平綴じ

ページ数

448ページ(カラー16P、2色432P)

 

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