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"天野喜孝展マニエラ"が開催! 天野ワールドが上野の森美術館に

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●『FF』シリーズや『フロントミッション オンライン』のイラストも展示
 

天野喜孝展

▲ゴールデンウィーク中の開催ということもあり、展覧会は大入り。幅広い年齢層の人が天野氏の作品を楽しんでいた。

 
 都内の上野の森美術館で、"天野喜孝展 マニエラ"が本日5月3日よりスタートした。天野喜孝氏は幅広い分野で活躍するイラストレーターで、『ファイナルファンタジー』シリーズなどのゲーム作品にも深く関わっている人物だ。展覧会では、過去の名作から最新作まで、日本未公開作品を含む約100点が展示。同氏が産み出す独特の世界を味わいつくすことができるのだ。

FFシリーズ

▲ゲームファンにとって見覚えのある作品群がズラリ。写真手前から『ファイナルファンジーI』、『ファイナルファンタジーII』、『ファイナルファンジーIII』のキービジュアルだ。

 

FF立体アート

▲天野氏のイラストをもとに作成された巨大な展示物。『ファイナルファンタジーXI』の世界を立体的に再現し、あたかもゲームの中に入り込んだかのような感覚に。

 

FFXI

▲プレイステーション2用ソフト『ファイナルファンタジーXI』関連の作品群を、館内では多数見ることができた。

 

フロントミッション

▲5月12日に発売が迫った、プレイステーション2用ソフト『フロントミッション オンライン』のコンセプトイラストも。


●天野喜孝氏が展覧会を語る

天野喜孝氏

――今回は見覚えのあるイラストがいっぱい展示されていますね。

天野 本の装丁に使ったものやポスターのイラストはなるべく多めに。また『ファイナルファンタジー』などゲームのイラストもね。こういった性格の作品は、海外ではそうでもないのですが、日本ではどうしても低く見られがちなんです。でも、これもアートなんですよ。だから、美術館でお見せしたいという思いもあるんです。

――ゲーム関連の作品も多いですね。

天野 今回はスクウェア・エニックスさんの協力もあって、たくさん展示させていただきました。『フロントミッション オンライン』の原画も初公開になりますね。

――『ファイナルファンタジーXI』の立体作品のコンセプトは?

天野 スタッフがすごく苦労してましたよ。完成したのは開催前日(5月2日)でしたから(笑)。コンセプトは、"ゲームの中に入っちゃおう"というものです。ひとつのインスタレーションで、これを美術館でやるということに意味があるんです。堅苦しいアートではなく、体験できるアート。お子さんが『FF』好きで親子で楽しんでもらえたらいいなあ、というふうに思ったんです。

――『フロントミッション オンライン』についてもお聞きしたいのですが。

天野 昔からロボットや戦車というのは好きですね。僕は機械やロボットを生き物として捉えていて、"皮膚や内蔵が鉄の生き物"ですね。『フロントミッション』のメカもそんな感覚で描いているんですよ。

――今回もっとも気に入っている作品は?

天野 金箔を使った『花と蛇』の絵ですね。これは団鬼六さんの小説がもとになっているんですが、コラボレーションをさせていただくことになって画集を作ったんです。今回は緊縛などの団鬼六さんの世界を描かせていただいておもしろかったですね。エロティシズムを追求してね(笑)。


花と蛇

天野喜孝、団鬼六

▲『画集 花と蛇』の表紙にも採用されている"サンシェル"という作品。団氏曰く「この表情がね、この世のものとは思えないほどに妖艶で美しいんです」とのこと。

▲団鬼六氏(写真右)と天野氏。天野氏とのコラボレーションについて団氏は、「僕は具体的な表現しかできないけど、天野さんはこれをファンタジーにしてしまった。すごいね」とコメント。

 


 なお、"天野喜孝展 マニエラ"は5月10日まで開催されている。天野氏の大規模な個展は、日本ではじつに7年ぶり。この機会をお見逃しなく!

天野喜孝展 マニエラ 開催概要

期間:5月3日〜5月10日
時間:午前10時〜午後6時(入場は閉館30分まえまで)
場所:上野の森美術館
入場料:一般1300円(前売券1000円)、学生<高校生以上>1000円(前売券800円)、小学生・中学生700円(前売券500円)


※"天野喜孝展 マニエラ"特設サイトはこちら
※天野喜孝オフィシャルサイトはこちら

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