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バンダイ×ナムコ統合! 記者会見から気になる発言をピックアップ

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●「ナムコ、バンダイというブランドを維持するための統合」

 5月2日にバンダイとナムコが経営統合を発表し、都内で記者会見が行われた(→詳細はこちら。関連記事その1関連記事その2)。ここでは質疑応答の中から、ナムコ代表取締役会長の中村雅哉氏(バンダイナムコホールディングスでは最高顧問に就任予定)、バンダイ代表取締役社長の高須武男氏(同、代表取締役社長に就任予定)、ナムコ代表取締役副会長の高木九四郎氏(同、取締役会長に就任予定)、ナムコの石村繁一社長、バンダイ次期社長の上野和典氏の気になる発言をピックアプしてみたいと思う。

▲左から高木九四郎氏、中村雅哉氏、高須武男氏。ナムコの高木副会長がガンダム(バンダイの看板キャラ)を、バンダイの高須社長がパックマン(ナムコの看板キャラ)をそれぞれ手にして記念撮影に臨んだ。


●経営統合で具体的に何が起こる?

高須 まだ具体的なことは決まっていませんが、今回の統合はあらゆる面であらゆる可能性が想像できると思います。例えばバンダイのキャラクターがナンジャタウンで踊ったり、などですね。

高木 ナムコは将来的に玩具や書籍などの分野に業務を広げていくことを目指しておりました。その上でバンダイさんとの統合は、我々にとって非常にいいお話だったんです。ナムコのゲームコンテンツをバンダイさんの領域(トイホビー事業)で展開できる。また、バンダイのキャラクターとナムコの開発力により、ワンコンテンツ・マルチユースを強化していきたい。
 

●統合の話はいつごろから動いていたのか?

高須 『機動戦士ガンダム 一年戦争』をナムコさんと共同開発したことが契機です。昨年の12月ごろ、「もっといろんな分野でいっしょにできないか」と中村会長にお話しました。ゲーム部門は、統合の効果がもっともあるところだと考えています。バンダイは外部制作のプロデュースで、ナムコは内部制作と両社のゲームの作りかたはまったく違っています。お互いに補完しあえるメリットは大きいです。じつはここが、今回の統合の最大のミソ。次世代機が登場することにより、ゲームの開発費はますます高騰するでしょう。ここでお互いの力を補完しあえることで統合の強みが出ると考えます。
 

●代表権があるのは高須氏だけ。この理由は?

高須 バンダイナムコホールディングスの設立は、資本と経営の分離を目的としています。この統合はあくまでも対等なもので、どちらが上かというのはないんです。役員の数も完全に同じですし。持ち株会社については、決定のスピードがむしろ大事ですから、命令系統は一本化しました。
 

●どの部門にもっとも期待している?

高須 三本柱(トイホビーグループ、コンテンツグループ、アミューズメントグループ)にはすべて期待しています。まだ具体的なものではありませんが、売上に占める割合は、トイホビーが30パーセント、コンテンツ、アミューズメントがそれぞれ20パーセントくらい。
 

●統合後のリストラの可能性は?

高須 リストラはいっさい考えていない。逆に、既存の事業の強化や新規事業の立ち上げも行われるので、優秀な人材はますます必要になる。
 

●中村氏が新会社の取締役ではないのはなぜ?

中村 私ももうすぐ80歳になります。さすがに憎まれ役を買って出るには年を取りすぎてしまった。でも、仕事に対する思いと情熱はまだまだあります。側面から、グループの役に立っていきたいと思っています。
 

●セガとの統合は破談になったが……

高須 セガさんとの統合が破談になったのは、企業風土の違いが最大の理由でした。ところが今回は、現場の人間が「統合はいい話。どんどん協力すべきだ」と言っているんですよ。

●ブランドはどうなる?

高須 基本的に持株会社を作ったのは、ナムコ、バンダイというブランドを維持、発展させたいからです。ただ、中期以降の段階でどうなるかについては、今後の戦略会議などで十分に協議してからになると思います。
 

●バンダイ、ナムコの今後は?

上野 まだ社長にも就任していないので、何も決定していません。しかしながら今回、ナムコさんというすばらしいパートナーを得たことで、我々のキャラクターマーチャンダイジングの可能性は無限に広がったと確信しております。

石村 コンテンツ開発ではアウトプットだけでなく、ノウハウが社内に残ります。これらのノウハウを活かして、バンダイさんと協力しながら、アウトプットの機会を増やしていきたいと考えています。
 


※関連記事:バンダイ×ナムコ経営統合!記者発表会詳報
※関連記事:バンダイとナムコが経営統合を発表
 

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