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SCEAが次世代プロセッサCellの仕様を解説
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▲次世代プレイステーションに関わる講演とあって、参加者たちの関心度は高かった。 |
3月9日、ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)2005の講演で、ソニー・コンピュータエンタテインメント アメリカ(SCEA)のマーク・デルーラ氏とドミニク・マリン氏が次世代プレイステーションに採用される予定の新型MPU"Cell"の仕様について解説した。
これによると、Cellの鍵となる要素はさまざまな用途に使えることと、ハイコストパフォーマンス、ハイパワーパフォーマンス、セキュリティーメカニズムを備えていることであるという。Cellの内部構造は、PPEと呼ばれるひとつのコアとSPEと呼ばれる複数のコアを併せ持ち、さまざまな処理を同時進行できる"マルチアーキテクチャー"。ホームサーバーなどのITシステムからゲーム機などの家庭用システムまで幅広い用途をサポートする。
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▲スクリーンでPPEとSPEを配置したセルの性能と構造が説明された。 |
つぎに、Cellのプログラミングに関わるシステムコンセプトが紹介。単独で大きな転送速度とパフォーマンスを誇るSPEはオーケストラで、いろいろな機器やシステムの管理、実行を行うPPEはコンダクター(指揮者)に例えられた。さらに、これらにどのような仕事を振り分けるかを決めるソフト開発者はコンポーザー(作曲家)であるという。そして、ソフトのプログラムを受けたPPEがどのような手順で各SPEに処理を振り分けていくのかイメージ図を用いて説明された。
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▲Cell内でPPEの命令を受けて単体で処理を実行するSPEと、エモーション・エンジン内でコアの指示を受けて処理の一部をサポートする"VU"。両者の具体的な違いも示された。 |
最後に、ツールやライブラリーなどの開発用ソフトの戦略について説明。デルーラ氏は「ミドルウェアがどんどん必要になってくる」と述べ、CellのプログラミングにNVIDIA社の"Open
GL ES"や、COLLADA社の"COLLADA"が使えることを明言していた。
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▲プログラムのデータがPPEとSPEでどのようにやりとりされているかを図解。 |
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