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第8回ゲーム開発者セミナーでGDCでの次世代機の行方が話題に

●GDCでXbox次世代機が発表される可能性は大!?


 1月8日、都内でゲーム開発者たちを対象にしたIGDA(国際ゲーム開発者協会)日本の第8回ゲーム開発者セミナーが開かれた。今回は、3月7日〜11日に米国のサンフランシスコで開催される"GDC 2005(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス 2005)"と、ゲーム産業における産学連携をテーマに掲げられた。

▲GDC 2005の注目点として挙げられた5つのトピック。チュートリアルデイでいきなりXboxの次世代機やその開発環境が発表される可能性も!

 
 第1部の"プレGDC特集"では、IGDA日本の新清士代表がGDC 2005への情報案内を行った。参加の手順や日本人向けのサポート、講演の見どころなどを紹介。この中で同氏は、今回のGDCでXboxの次世代機が発表される可能性が高いと述べた。これは、先日のCESで具体的な発表がなかったことや、現行のXboxがGDCで発表されたハードであることなどから推測されるとのこと。さらに、Xboxの次世代機発表のタイミングに合わせ、プレイステーションの次世代機についての情報が明らかにされる可能性もあるという。また、実際の雰囲気を伝えるため過去に行われた日本人クリエーターの講演の映像を上映。海外の開発者が語った「GDCは友だちと飲みに行くついでに技術の話もする場所」という言葉を紹介し、とにかく気軽に参加してみることを呼びかけていた。



●産学連携についての話し合いも


▲東京大学大学院の馬場章助教授は「大学は教育と研究、企業は製造と販売」であることを指摘し、互いの目的に違いがあることを理解していかなければならならないと強調した。
 

 第2部は、産学連携を実際に活用するアクションプランの作成を目的に、ゲームメーカーや大学関係者たちによる講演やディスカッションが実施された。昨年5月に国会でコンテンツ産業支援法が成立し、国からコンテンツ産業に対する支援政策が本格化してきたが、ゲームにおける利用事例はまだほとんど見られない。講演者たちは、こうした現状の理由を探り、産学連携によって利用できる研究支援金などの利用法や、大学などの研究機関と協力するために何が必要なのかについてそれぞれの意見を述べていた。

▲講演後のディスカッションでは"研究者たちはゲームの開発にどこまでつきあってくれるのか?"、資金の提供を受けるにはどうするのか?"など積極的に意見が交わされた。
 

 フロム・ソフトウェア技術部主任の惠良和隆氏は、ゲームにおける産学連携の問題点を挙げた。"互いに何を提供でき、何を望んでいるのか"、"情報をどこまで公開できるのか"。研究者と企業が交流するに当たって、双方が抱えるさまざまな問題を解決する必要があると指摘していた。また、コーエーの執行役員でオンラインゲームの開発に携わる松原健二氏は、産学連携の認知度、支援制度、人材育成をキーワードに話を進め、現在、どういった場所で産学連携の活動が行われているのか、どんな資金支援が受けられるのかを具体的な例を挙げて紹介。東京大学大学院情報学環の馬場章助教授は法制度の変化や大学の法人化、産業界と大学の交流のありかたが産学連携にどんな影響を与えているのかを説明していた。

▲松原氏の講演でのスクリーン。ここ数年で、ゲームに関連した産学連携の取り組みを行う大学や組織が徐々に充実してきたことがわかる。


 講演後のディスカッションでは、会場にいたゲーム開発者や大学関係者、国の機関の関係者らがそれぞれの立場から意見を出し合った。話し合いは予定時間を超えてもなかなかまとまらず、IGDAではこの議題を今後も引き続き検討していくとのことだ。
 


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