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【NDS発表会】岩田聡社長のコメントを掲載!

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●映画との連動、販売店での試遊にも活用!

 

 ここでは、ニンテンドー DS Preview!における、岩田聡代表取締役社長の発言をお届け! まず、発表会では、アーティストのUtadaのCMとともに、ニンテンドー DS用ソフトの最新映像を一挙に公開。これに続いて、岩田社長が登壇。同ハードの開発の経緯や特徴、今後の戦略について述べたのだ。以下、発言を要約して掲載しよう。

 

■UtadaのCMについて
 Utadaさんの素の反応を表現したいと思い、リハーサルを行わずに、ニンテンドー DSに触っていただきました。それがあのCMです。その場のムードがよく感じられると思いますが、Utadaさんに知識がなくても楽しんでもらえた。当初の開発意図をしっかり実現できたと感じています。

■ニンテンドー DS、開発の理由について
 ファミコンが発売されてから21年、ゲームボーイが発売されてから15年。ビデオゲームは本当に進歩しました。ただ、その一方で、ゲームが複雑でわかりにくいものになってしまったことも否定できないでしょう。ゲーム離れが起こっているという声もあります。この問題は、ゲームをただシンプルにするだけでは解決できないところに難しさがある。作り手のみなさんにも、新しい構造を発明して、よい意味で驚きを与えなくてはならない。それを実現して、作り手のみなさんに、同じスタートラインに立ってもらいたかった。これに対する、任天堂の最初の答えが、このニンテンドー DSです。※以下、岩田社長はタッチパネル、2画面、マイク入力など、ニンテンドー DS独自の機能について解説を行った。

■ワイヤレス機能の活用法について
 ニンテンドー DSはワイヤレスに対応していて、ワイヤレスダウンロードという機能があります。これはワイヤレス経由でプログラムを受け取り、複数人でゲームをプレイできる機能のこと。同時発売タイトルの中では、『スーパーマリオ64DS』などが対応していて、ソフト1本で、場所を問わずに周囲の人たちと遊ぶことができます。また、発売直後、すぐに全国展開というわけにはいきませんが、店頭試遊の構造も変えていきたい。たとえば、回数制限を設けたプログラムをユーザーのニンテンドー DSにダウンロードすることで、試遊ができるようにしていきたいと思っています。

■映画との連動について

 来年公開の『ポケモン』映画で、ニンテンドー DSは映画とも連動します。ニンテンドー DSにゲームボーイアドバンス用『ポケットモンスター』シリーズのいずれかを差し込んで映画館に行くと、上映中のストーリーに同期して、新しいポケモンをワイヤレス配信で受け取れるようになります。対象となる映画館にニンテンドー DSと『ポケモン』を持ち込むだけで、このサービスを受けられるようにします。これは世界で初の試み。これはゲームボーイアドバンス用ソフトも楽しめるからこそのサービスになります。

 

 これらの発言に続いて、岩田社長は同時発売タイトルについてアナウンス。すでにお伝えしているとおり、本体と同時に計12タイトル、さらに年末までには、その数が14タイトルまでに増えることを明言したのだ。岩田社長の発言にあるとおり、大胆かつ積極的な戦略が一挙に明らかにされたニンテンドー DS。同ハードを活用した、さまざまな展開から目が離せなくなりそうだ!

 

 

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