オンラインビジネスが重要課題に! CESA定例総会記者会見
●"オンラインコミュニティ特別委員会"を発足
5月27日、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が定例総会を開催。これに合わせて記者発表会を実施し、定例総会の決議について報告を行ったのだ。会見ではまず、前年に引き続き会長を務める辻本憲三氏(カプコン社長)が挨拶。「コンテンツビジネスを国策の柱に据える、という方針を政府が出したこともあり、ゲーム業界は各方面からたいへん注目されています。その中で、CESAとしても積極的な取り組みを行っていきたいと考えています」と語り、この一環として、"オンラインコミュニティ特別委員会"を発足させたことを発表した。

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▲2005年度の新役員が出席。写真奥から渡辺和也氏(CESA専務理事)、小松清志氏(常任理事、コーエー社長)、丸山嘉浩氏(常任理事、マイクロソフト 執行役Xbox事業部本部長)、北上一三氏(副会長、コナミ ゲームソフト事業本部長)、工藤浩氏(副会長、ハドソン社長)、辻本憲三氏(会長、カプコン社長)、佐藤秀樹氏(副会長、セガ副会長)、猿川昭義氏(副会長、ナムコ副社長)、山本民生氏(常任理事、エレクトロニック・アーツ社長)、和田洋一氏(常任理事、スクウェア・エニックス社長)。 |
"オンラインコミュニティ特別委員会"では、オンラインコミュニティを切り口とした産業間の横のつながりを強め、産業動向の把握と社会的認知度の向上、異業種も含めた相互交流の場の提供、ビジネスモデルや技術動向の研究などを行い、市場の健全な発展を目指すとしている。委員長に就任した工藤浩副会長(ハドソン社長)は、委員会発足についてつぎのように説明している。
「オンラインコミュニティビジネスにおいて、オンラインゲームがその先導役となっている。この分野では、今後もゲーム業界が牽引していくものと確信しております。CESAの特別委員会では、ほかの業界が注目していなかったような切り口で活動していきます。人材育成による業界全体の底上げ、セキュリティーに関する取り組みなどに力を入れるほか、これまでCESAと関わることがなかった業界にも幅広く声をかけて、オンラインビジネスの裾野を広げていきたいと考えています」(工藤)
CESAでは、オンラインビジネスの可能性が今後ますます大きくなると判断。具体的な計画は明らかにしていないが、協会を挙げてビジネスとしての振興を図っていく方針だ。これ以外にも、CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)のレーティング制度の普及促進に向けた取り組みを行っていくことも明らかにしている。

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▲辻本会長(写真右)と工藤副会長(左)が、オンラインコミュニティ特別委員会の発足について説明。オンラインビジネスの重要性を語った。 |
また、辻本会長はゲーム業界の現状と見通しについて「国内では今年、昨年とソフト販売は落ちている。ただ、世界全体では拡大傾向にあります。メーカー各社は、日本だけでソフトを売っているわけではありません。また、オンラインゲームなどのデータを加えると、業界全体としては新しいユーザーが増えていると認識しています。さらに、先日のE3でもソニー・コンピュータエンタテインメントさんと任天堂さんが新しいゲーム機を発表しました。これらも新しい市場を広げていくものと期待しています。マーケットのありかたが大きく変わるゲーム業界ですが、全体的には右肩上がり。CESAとしても、より一層の業界発展を目指し、積極的に取り組んできます」とコメント。業界を大きくバックアップしていくことを約束した。
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