ファミ通.comゲームニュース>CEDEC2003、2日目の模様をお届け
■NEWS 2003/9/5

"CEDED2003"2日目は産学連携がテーマのセッションに注目!

●大学でゲームを研究、教育する意義とは?


 昨日に続き、都内の明治大学リバティタワーで行なわれたゲーム業界関係者たちのカンファレンス"CEDEC2003"。本日もさまざまなテーマのセッションが行われたぞ。

 

▲ゲームメーカーからの出席者も多数。開発現場の立場から人材育成のありかたなどを伝えていた。
 

 今日のセッションで注目されたのは、立命館大学の細井浩一教授と東京大学の馬場章助教授が行った"ゲーム産業と大学との連携の可能性を探る"。これは、参加者全員が向かい合う形のラウンドテーブルで行われ、大学や専門学校、ゲーム開発者たちが意見を述べ合うというもの。この中で細井氏は、「大学では仕事や福祉に関する研究分野は多いが、遊びに関する研究は少ない」と語り、文化的な面でゲームを研究対象にする意義を語った。また、ゲーム業界の人材育成教育といった面で、ゲームスクールと競合するのではないかという懸念について馬場氏は、「人材育成については大学側が引き受けられるところがある」とコメント。対するゲームスクール側からも、「大学で学ぶ幅広い知識がゲーム開発の役に立つ」という発言があり、これを歓迎する姿勢を見せた。一方、ゲーム開発者側からは、大学の研究技術をゲームに活かしたいという要望が。これについて大学側は、ゲームに応用できる技術者を引き合わせる"お見合い"の役割も果たしたいと返答。大学、産業界の両者が、互いのつながりをより強くしていくメリットやそのための課題を取り上げたのだ。


 なお、CEDEC2003は本日で終了。そのほかに行われたセッションも好評だった様子で、出席者たちはみな充実した表情でそれぞれの現場へと帰っていった。

▲ウェーブマスターの牧野幸文氏は、サウンドデザインの問題について出席者たちと積極的に議論。

▲森川幸人氏は昨年に続いての講演。今回は人工知能をゲームの開発現場に応用する手法を提案。



※CEDEC2003のサイトはこちら 




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