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福岡のゲームイベントGFF2003の2日目をリポート!

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●イベント2日目には、ふたつのスペシャルプログラムが!

 8月30日と31日に福岡で開催されたゲームの祭典"GAME FACTORY FUKUOKA 2003(以下、GFF2003)"(→関連記事1関連記事2)。イベント2日目の31日は前日以上の盛況ぶり。というのも、この日はふたつのスペシャルイベントが用意されていたのだ。まずひとつ目は、『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親として知られる堀井雄二氏のトークステージ。そしてもうひとつは、レベルファイブが開発するXbox用ソフト『トゥルーファンタジー ライブオンライン』のプレゼンテーションだ。どちらも非常に濃い内容で、会場に詰め掛けたゲームファンや将来ゲームクリエーターを目指す学生たちもステージに注目していたぞ。

▲前日と同様に、レベルファイブの日野晃博氏、サイバーコネクトツーの松山洋氏、ガンバリオンの山倉千賀子氏のトークセッションでスタートした。3人のテンションも上がりっぱなし。


●堀井雄二氏大いに語る! ゲームとの出会いから『ドラゴンクエストVIII』の話題まで

▲過去の作品の裏話など、堀井氏の話は尽きない。そして新作『ドラゴンクエストVIII』についても……。


 まずは、『ドラゴンクエストVIII』の開発を手がけるレベルファイブの日野晃博社長が、これから展開されるステージの出演者を紹介。そして、会場の大きな拍手に迎えられ、堀井雄二氏が登場したのだ。このトークイベントは対談形式で行われ、聞き役はエンターブレインの浜村弘一社長が務めた。どうしてゲームクリエーターになったのかという話題から、『ドラゴンクエスト』シリーズの話など、堀井氏は大いに語る。そして最新作の『ドラゴンクエストVIII』の話題も!

▲ゲーム作りにかける思いを、堀井氏が包み隠さず語ったぞ。
 

 「今回はフィールドが3Dになる。これによって、いままで記号的だった『ドラゴンクエスト』の表現が大きく変わります。それから、鳥山明さんの絵がはじめてきっちり出せるようになったことも大きい。だから、表現が3Dに変わっても、やっぱり『ドラゴンクエスト』に見えるなあ、と僕は感じています。ある意味おもしろさの王道というのは変わらないと考えているんですが、表現のしかたが時代とともに変化します。『ドラゴンクエスト』のよさは、シンプルでわかりやすいこと。新作が出るたびに新しいおもしろさを入れてきましたが、どれも簡単な言葉で説明できるようなシンプルなものを考えてきました。たとえば、『VII』では"マップ集め"、『VI』だと"ふたつの世界を行き来する"というように。『VIII』については、どうなるかはまだ言えませんけどね」(堀井)

 ほかにも、「好きなゲームは『ゼルダの伝説』と『ファミコンウォーズ』。『ファミコンウォーズ』はいまだによく遊んでいますよ」、「オンラインゲームはおもしろいと思う。でも、これはプレイヤーにとってはどうしても時間が取られるものですよね。もし僕が作るとするなら、とにかく敷居の低いものにしたい」、といった注目の発言が多数。堀井氏の本音のトークに観客が釘付けになったことは言うまでもない。

●『トゥルーファンタジー ライブオンライン』プレゼンテーション

▲プランナーの楠田氏の操作でゲームを解説。日野氏はまず、「ようやくここまでみなさんに見せられるようになりました。今回の映像は僕らにとっても新しいものなんですよ」と語り、ゲームの説明を始めたぞ。


 続いては、マイクロソフトから発売される『トゥルーファンタジー ライブオンライン』のプレゼンテーション。この日は、実際に操作してオンラインプレイを披露。プロデューサーの日野氏とプランナーの楠田芳晃氏が、キャラのメイキング、パーティーを組む、アイテムの受け渡し、冒険など、細かくゲーム内容を解説したのだ。ちなみに、ネットワークの向こう側にいるのは開発スタッフのみなさん。ときには、日野氏も予想しない行動をとるなど、思わぬ展開になることも。会話のやりとりやプレイヤーの行動のおかしみが、会場の笑いを誘った。コミュニケーションによるおもしろさも十分に伝わる内容だったぞ。

 「どうですか? 他人がプレイしているのを見てこれだけ笑えてしまうというのはすごいことだと思いませんか? ボイスチャットを使うことでこういう楽しさがあるというのは、じつは僕たちも予想できなかったことなんですよ。このゲームの真髄は戦いではなくて生活すること。たとえば、にわとりを捕まえて料理して食べたり、または売ったり。そのお金でで武器やアイテムを買ったりしていくんです。これから『TFLO』の魅力を東京ゲームショウ、βテストなどで順次伝えていきますので、どうぞご期待ください」 (日野)

 このゲームの実際のプレイを見て、多くのゲームファンがより興味を持ったことは間違いないだろう。 しかし、今回公開されたのはゲームのほんの一部分に過ぎない。今後の発表に注目したいところだ。

▲展示コーナーでも楠田氏がゲームの解説を行った。こちらも注目を集めていたぞ。


 最後に、学生から集めたゲームコンテストの表彰式が行われ、イベントは終了。ゲーム開発会社が主催し、福岡で大規模なゲームイベントを開催する。この初めての試みは大成功のうちに幕を下ろした。

※関連記事1:GFFカンファレンスをリポート(1日目)
※関連記事2:GFF2003に話題作が多数出展

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