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HOMEゲーム>ゲーム市場の現状を岩田社長が分析

【任天堂経営方針説明会リポート1】国内、海外のゲーム市場の現状は?

●"誰でも手軽に遊べる"ソフトラインアップが重要
 

▲左から岩田聡代表取締役社長、竹田玄洋専務取締役、宮本茂情報開発本部長。説明会には多数のアナリスト、報道陣が集まり、約2時間30分にわたって同社の戦略が説明された。

 

 8月7日、任天堂が都内で経営方針説明会を開催。この説明会には岩田聡代表取締役社長や宮本茂情報開発本部長など、同社の取締役陣がズラリと出席。ゲーム業界を取り巻く現状や任天堂の今後のソフト、ハード戦略など、多岐にわたって岩田社長がコメントしたのだ。またこの説明会で、今年度末(2004年3月末)までに発売予定の未発表の新作タイトルも明らかに! いくつかの要素に分けて説明会の模様を紹介しよう。

●現状のゲーム市場について

 壇上に登壇した岩田社長は、まずゲーム市場の現状についてコメント。日本のゲーム市場がハード、ソフトとも縮小傾向にあると説明した。その原因については、ゲームの複雑化、大容量化によって市場は拡大してきたが、この流れが飽和状態にあると分析。またその打開策として、『メイドインワリオ』を例に、誰でも手軽に遊べるソフトラインアップがより重要になると強調。さらに任天堂は"間口が広くて奥が深いゲーム"の開発を続け、従来のユーザーや新規ユーザーの獲得を目指すほか、ゲーム離れを起こしている人も市場に呼び戻すと断言し、これを任天堂の使命としたのだ。

 また、海外のゲーム市場については、日本よりもヒットタイトルの寿命が長いなど、いまは健全な状況にあると説明。それでもリアリティーを重視した表現力はやはり飽和傾向にあり、驚きと魅力はいずれ感じてもらえなくなるのでは、とコメントした。さらに新鮮さが感じられなくなることで、ソフトを買う動機も弱くなるのではと危惧感を表明。このままの形で海外市場が進歩することは難しいとの認識を示したのだ。

●この秋、クラブ・ニンテンドーがスタート!


 説明会で注目を集めたのが、インターネットを活用した任天堂の新サービスの発表。これは専用サイトで会員登録をして、ゲームキューブやゲームボーイアドバンス用ソフトなどを購入することでポイントを貯められる仕組み。ポイントに応じてさまざまな特典がもらえるのだ。サービス名は"クラブ・ニンテンドー"で、欧州ではすでに試験サービスを実施中。日本では今年の秋から開始予定とのこと。このサービスのメリットは、任天堂とユーザーがダイレクトにコミュニケーションを取れること。また年間の購入本数などに応じて、ゲームの体験版の配布や非売品コントローラーのプレゼントなど、さまざまなサービスが考えられているという。ポイントのシステムなど、詳細な発表が楽しみだね。

 

 


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