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大人のためのゲーム講座、"諸兄、ゲームやろうぜ!"が開催

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●50歳以上の人にもゲームの魅力を!

 都内の東京国際フォーラムで、50代以上を対象にしたテレビゲーム講座"諸兄、ゲームやろうぜ!"が6月4日より行なわれている。これは、中高年向けに知的生活のための情報提供や出版事業を手がけるサードエイジスタイル社が主催、ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)の協力で行なわれたもの。毎週1回ずつ全6回のカリキュラムが用意され、講師はゲームアナリストの平林久和氏が勤めている。6月11日にはこの第2回目の講座が実施。この様子をリポートするぞ。

▲参加者のほとんどがゲーム初体験。受講者のひとりは、「想像以上に難しいですが、とてもおもしろいです。やっているとハマってしまうでしょうね。私の孫もゲームにすごく熱心なんですが、同じ話題が増えることはたいへんいいことだと思いますよ」と語っていたぞ。 


 この日のテーマは"趣味の世界をゲームでどうぞ"。身近なスポーツをゲームで体験してもらおうということで、SCEのプレイステーション2用ソフト『みんなのGOLF3』を使用して行なわれた。まずは平林氏がゲームの操作方法やプレイのコツをわかりやすく解説し、続いて受講者が実際にゲームを体験。さらに参加者全員でコンペを行い、スコアを争った。どの参加者も最初はショットのタイミングに戸惑いながらも、徐々に腕も上達。次第にゲームにのめり込んでいったのだ。

▲名前の入力方法から実践的なテクニックまで、平林氏が細かく解説。

▲ゴルフ経験者も多く、すぐにコツをつかんだ様子。参加者はゲームを思い思いに楽しんでいたのだ。


 この様子を見守っていたSCEのコーポレート・エグゼクティブ、佐伯雅司氏はつぎのようにコメントしている。

 「今回の講座を見て、この世代の方にもゲームを好きになっていただけるということを強く感じました。このような機会がこれからもっと増えるといいですよね。それからSCEとしても、この年齢層にマーケットを拡大する可能性は大いにあると見ています。今後はいろいろなアプローチを考えていきたいですね」(佐伯)

 また、サードエイジスタイルの九留一郎社長は、今回のゲーム講座についてつぎように語ったのだ。

 「サードエイジスタイルの会員のみなさんにアンケートをとった結果、テレビゲームへの感心がいちばん高かったんです。じつは、50歳以上の方もゲームにはすごく興味はあるんですよ。それで、このような講座を企画しました。実際に参加者のみなさんにたいへん楽しんでいただいていて、我々が想像していた以上の反響ですね」(九留)

 これまで、まったくゲームに触れたことのない世代の人もゲームを大いに楽しめた今回の講座。参加者も存分に楽しんだ様子で、テレビゲーム講座はかなり好評だったぞ。

※サードエイジスタイルの公式ホームページはこちら

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