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スクウェア・エニックスの戦略説明会開催2003/5/29
●『FFXII』は今期に、『ドラクエVIII』は来期以降に
5月29日に都内で、スクウェア・エニックスが戦略説明会を開催した。説明会には、同社代表取締役社長の和田洋一氏、代表取締役副社長の本多圭司氏らが出席。2003年度の決算報告をするとともに、来期以降の戦略についても詳しく語られたのだ。
発表の席で和田社長は2004年度の事業計画について、パッケージ、オンライン、モバイル、出版といった面で合併の相乗効果が期待できると断言。全世界のゲームメーカーが15〜20パーセントの利益率も、スクウェア・エニックスでは40パーセントをキープするとした。また中期的な戦略を語る中で、日本のゲーム市場が海外のそれと比べて低下傾向にあることも指摘。今後はいかに海外で勝つかが死活問題になると主張し、今年の冬に予定している『ファイナルファンタジーXI』のサービススタートを筆頭に、欧米でのソフト展開に力を注いでいくことを強調したのだ。
発表会で示されたスクウェア・エニックスの今後のコンテンツ戦略をまとめると、以下のようになる。
●パッケージソフトについて ・ビッグタイトルの安定したリリース。2003年下期のように、旧スクウェア、旧エニックスのビッグタイトルがバッティングしないよう、スケジュールを調整する。 ・海外展開のための、ローカライズの強化。 ●オンラインについて ・『FFXI』でのノウハウを活かした、コミュニティーマネジメントの強化。 ・オンラインタイトルの充実。 ●モバイルについて ・良質なコンテンツの提供。 ・内部開発の強みを活かした、オリジナルコンテンツの開発。 ●北米での展開 ・直販体制の確立。 ・オンラインビジネスの立ち上げ。 ●欧州での展開 ・多言語への対応。 ・日本を上回る市場ポテンシャルの開拓。 ●アジアでの展開 ・急速なユーザー増への適切な対応。
また発表会の最後に行われた質疑応答のなかで、注目の『ファイナルファンタジーXII』、『ドラゴンクエストVIII』、『キングダムハーツ2』についての説明も行われた。それぞれのタイトルについて、和田社長、本多副社長は以下のようにコメントしたぞ。
●『ドラゴンクエストVIII』について 和田:『ドラクエVII』までとは見た目から違うソフト。海外でも十分にやっていけるタイトルだと思います。それをどのように我々がプロモートしていくのかが重要。なお、今年度の発売予定には組み込んでありません。 本多:いま欧米で、日本のマンガやアニメがものすごく評価されています。またキャラクターデザインの鳥山明氏の作品も非常に人気がある。そういう意味でもポテンシャルの高いソフト。やはり、我々のプロモーションが重要になります。 ●『ファイナルファンタジーXII』、『キングダムハーツ2』について 和田:『FFXIIについては、2003年度のスケジュールに入っています。『キングダムハーツ』の続編については、ライセンス契約がまだ着地していないので、交渉中というところです。
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