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ソニー経営方針説明会より久多良木副社長のコメントをピックアップ!

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●久多良木副社長がPSXを説明

 既報のとおり、本日5月28日に電撃発表されたソニーの新商品"PSX"(→関連記事)。同日行われたソニーの経営方針説明会の中で、久多良木健副社長(ソニー・コンピュータエンタテインメントの社長も兼務)がPSXの詳細を説明した。ここではそのコメントをピックアップするぞ。


●ゲームとエレクトロニクスの融合

久多良木 プレイステーション2は世界で5250万台を出荷。いよいよパッケージのみならずネットワークにつながる時代になってきました。アメリカではネットワークアダプターを標準装備し、インフラの整ってきた日本ではハードディスクを同梱したものを6月に発売します。またDVDそのものも、再生だけでなく書き込みができるものも登場し、市場が変化している。DVDの世界市場は爆発的な伸びを見せています。そのDVDの各種メディアをプレイステーション2で再生したいということで、ソニーグループはプレイステーション2のエンジンをほかの分野でも活用し、ゲーム機とエレクトロニクス商品との融合を打ち出していきたいと考えています。その第1弾が先日発表しましたPSP(プレイステーション ポータブル)であり、第2弾がこのPSXになります。

●PSPについて

久多良木 PSPはまったく新しい半導体を搭載し、プレイステーション2も上回るような滑らかな映像表現、立体的なサウンドを実現。加えてメモリースティックに対応するなど、ゲームのみならずさまざまなアプリケーションが楽しめます。また、UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)を採用。これは、最先端のメディアと比べても遜色のないものとなっています。容量はCDの3倍の1.8ギガバイト。DVDなみの映像を2時間収めることができる。E3の発表以来、各ゲームデベロッパーやパブリッシャーからも強いサポート表明をいただいているほか、セキュリティーシステムの導入で映画業界からも非常に熱い視線を向けられています。これをソニーグループは、コンテンツを含めていろいろな形で展開していきたいと考えています。

●PSXとは

久多良木 そして、ゲームとエレクトロニクスの融合から生まれる具体的な商品の第2弾、PSXを発表します。これはプレイステーション2のエンジンや信号処理技術などを活用し、ゲームと家電が融合したものになります。PSXの名称の"X"は、ゲームとエレクトロニクスの"クロスオーバー(重なり合う、という意)"という意味と、最高のものを作りたいということで"エクストラオーディナリー(ケタ外れの、という意)"という意味が含まれています。機能としては、まず映像用のDVDやCDを再生、記録できます。それから120ギガバイトのハードディスクを搭載していて、ハードディスクでの記録と再生、ハードディスクに記録したものをDVDにダビングすることも可能です。また、メモリースティック対応、各種端子群、EPG機能(電子番組ガイド)の搭載、チューナーの搭載、ネットワーク端末の搭載とあらゆるものを組み込み、各社が単独商品として展開しているものをひとつにまとめた形で展開します。そして最高にこだわったのはデザインです。縦置きと横置きのどちらにも対応できるようになっていて、ディスクはスロットローディングを採用。これからのフラットディスプレイに合うような、インテリアとして生活にとりいれてもらえるようなデザインコンセプトになっています。ここまでがPSXの形としての機能です。

●ソニーの今後の展開

久多良木  PSXはいままでのデジタル家電やDVD、HDDレコーダーとはまったく違うものになる。プレイステーション2のエンジンを活用し、またソニーグループが持つさまざまなデバイスを使って初めて実現できるデバイスです。これからデジタル家電もいよいよ第2世代に入ります。ゲームとエレクトロニクスの融合で、新しいデジタル家電を提供していきたい。PSXは、今年の暮れの商戦に間に合わせるために着実に開発は進んでおります。ソニーグループはプレイステーションのエンジンを使うことを前提にさまざまな商品を提供していきます。プレイステーション2をゲームディビジョンのコアの商品として着実に進めていくとともに、PSXはプレイステーションというフォーマットを含むだけでなくだけでなく、デジタル家電のありかたそのものを変えてしまうパワーを持っていると思います。また、PSPではさまざまな屋外におけるアプリケーションを行える。これらのプロジェクトをソニーグループの総力をあげて展開します。ハードウェアだけでなくコンテンツも含めてサポートしていきます。


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