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タカラ、アトラスが記者会見を実施

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●「両社に強力なシナジーを」(佐藤慶太タカラ社長)

 

▲多数の報道陣の前で、今回の業務提携についての説明がなされた。 

 

 速報でお伝えしたとおり、タカラとアトラスが資本業務提携することが発表された。この件についての記者会見が本日(3月27日)に実施。会見内容を詳しくお伝えしよう。

 

 都内で行われた会見は、タカラから佐藤慶太代表取締役社長、奥出信行代表取締役副社長、アトラスから原野直也取締役会長、岩田松雄代表取締役社長、また、角川書店の代表取締役会長兼CEOであり、アトラスの取締役も務める角川歴彦氏が出席して行われた。

 

 まず挨拶に立ったタカラの佐藤社長はつぎのようにコメント。

 

 「本日、資本提携についての合意がなされました。今後は角川書店様にもいろいろと協力していただき、協議を進めていきたいと思います。これまでタカラも、コンシューマー事業を重要な事業と位置づけて業務を行ってきましたが、明確な戦術を打ち出せないでいました。そんなときに、コンシューマービジネスに強力な力を持つアトラスさんとの業務提携の話が立ち上がりました。これにより、計り知れない相乗効果が生まれるものと期待しています。アトラスの原野会長とは考えかたが非常に似ており、とてもスムーズに話を進めることができました。今後は、アトラスとタカラの子会社であるタカラアミューズメントの一体化を視野に、協議を進めていきたいと思っています」(佐藤)

 

 続いて挨拶に立ったアトラスの原野直也会長はつぎのようにコメント。

 

 「これまでいろいろなところからアプローチしてもらっていましたが、角川さんとも相談した結果、タカラさんと業務提携を行うことに決まりました。ではなぜタカラさんなのかというと、提携して、もっともおもしろいことができそうなの企業だからなんです。アトラスの社員にも、今回の提携で、本当に楽しいことができるようになる、ということを伝えたいですね。まえまえから私は、佐藤社長の経営手腕と、バウリンガルに代表されるタカラさんの斬新な商品を尊敬しており、今回の提携を決断しました」(原野)

 

 また、会見に同席した角川書店の角川歴彦会長は、「今回の話はアトラスにとってすばらしいことだと思い、提携を勧めた。両社はとてもいい補完関係にあり、提携により強力なシナジーが生まれるのは間違いない。角川書店も、ぜひ両社に協力していきたい」と語り、今回の資本提携により生まれる相乗効果に期待を寄せた。

 

 会見終了後には記者団との質疑応答が開催された。その内容は以下のとおりだ。

 

−−タカラの筆頭株主であるコナミとの話し合いは?

佐藤 コナミからタカラに出向している役員に伝えました。タカラの企業価値を高める提携なので、問題なく話は進みました。

−−角川書店の役割は?

角川 タカラ、アトラス間の潤滑油のような存在。タカラさんは映像分野にも関心が高いので、角川書店ともいっしょに事業を行えると思っています。

−−いつごろから提携によるシナジー効果が出てくるのか。

佐藤 すでにアトラスさんとはさまざまな分野で協力関係にありますが、今回の提携によるまったく新しいものは、6ヵ月後くらいには出てくるかな、と。タカラは現在、拡大路線にあります。それを、アトラスから取締役としてタカラに来る岩田(松雄)さんに、さらに押し進めてほしいです。

−−アトラスのコンシューマー事業に変化は?

原野 完全な内制でソフトを作っている現在の体制に変化はありません。これに、世界規模で玩具ビジネスを行っているタカラさんのノウハウとマーケティング力をプラスすれば、強力なシナジーが生まれるのではないかと思っています。

−−アトラスの新社長に、タカラの奥出氏が就任するが、その狙いは?

佐藤 両社が一体となって相乗効果を生み出したい、というのが最大の理由。タカラの取締役に岩田さんが就任するのも同じ理由です。

−−今回の提携により、新しいブランドの立ち上げはあるの?

佐藤 すでに具体的に進んでいると思います。

−−先日発表された『プラスターワールド』のシステムを、『デビチル』などに応用することはありえるの?

佐藤 技術的には問題ないし、効果も高いと思われるので、すでに現場では検討していると聞いています。

 

▲がっちりと握手! 左から角川書店の角川歴彦会長、タカラの佐藤慶太社長、アトラスの原野直也会長。

 

 

 

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