HOME> ゲーム> ケイブ祭りが今年も開催、“MIDNIGHT LIVE”公開生放送や新作発表など盛りだくさんの内容に
ケイブが夏にお贈りしている恒例行事“ケイブ祭り”が、今年も2010年8月14日に東京の秋葉原にある商業施設秋葉原UDX内にて開催された。同社のシューティングタイトルにスポットを当てて、グッズの販売やさまざまなステージを実施するという本イベント。今回は“ケイブ祭り 2010年夏「恐怖!ケケケのケイブ屋敷 こないと………呪ワレちゃうゾっ」”と題し、名前にもあるとおりスタッフがお化けやゾンビ的な姿に扮して、シューティングファンたちを迎えることとなった。
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▲限定、先行販売グッズが並んだ物販コーナー。そのほか、iPhone、iPod touch、iPad向けタイトルの体験やUFOキャッチャーを使った抽選もコーナーも用意されていた。 |
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▲アーケード版『怒首領蜂大復活』と、Xbox LIVE アーケード版『ぐわんげ』の体験プレイを楽しむこともできた。 |
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イベントの目玉とも言えるステージは2部構成で実施。第1部では、シューティングゲームの神業プレイヤーによるプレイを観賞する“わっしょい
5.5周目”が行われ、『虫姫さまふたり』からKTL-NAL氏が、『デススマイルズ メガブラックレーベル』から颪氏がそれぞれ登場した。超絶プレイが生で見られる貴重な機会ということで、会場は立ち見も出るほどの盛況ぶり。大人数から注目を受けながらのデモンストレーションという緊張感のある状況だったが、両者はそんな様子を微塵も感じさせず見事な弾避けを披露していた。なお、両者のプレイは会場でも販売された『「虫姫さまふたりBL」×「デススマイルズMBL」極黒オフィシャルDVD』に収録されているので、興味がある人はぜひそちらをチェックしてほしい。
第2部では前回のケイブ祭りに引き続いて、ファミ通.com発のコンテンツ“MIDNIGHT LIVE 360”の公開生放送が行われた。司会進行はおなじみのジャム爺と松井ムネタツが担当し、それに加えてケイブのプロデューサー浅田誠氏も番組全体を通して出演。さらに、各コーナーでは他の有力シューティングゲームメーカーの開発陣たちも顔を見せた。番組冒頭に行われた“シューティングソフト紹介”のコーナーでは、マイルストーンの松岡祐樹氏が登場。Xbox 360用新作シューティング『ラジルギノア MASSIVE』の実機デモをお披露目した。
『ラジルギノア MASSIVE』はアーケードからの移植作で、トゥーンタッチで描かれたグラフィックや“アブゾネット”と呼ばれるバリアーに近いアクションを利用したスコア稼ぎが特徴的なタイトルだ。Xbox 360への移植に際してはアーケードモードのほかに、“classic Mode”、“Massive Mode”、“Death Mode”という3つの遊びを新たに追加されている。Massive Modeは2分間でどれだけスコアを稼げるかに挑戦する、往年のシューティングイベント“キャラバン”を彷彿とさせるモードだ。Death Modeは自機はいくらダメージを受けても平気だが、プレイヤーたちの拠点が破壊されるとゲームオーバーになる仕様。拠点のダメージは敵を画面外に逃がしてしまうとカウントされる仕組みになっているとのことだ。発売は2010年10月28日予定で、価格は7140円[税込]となっている。
また、ここでは司会進行役のふたりから松岡、浅田氏に対してアーケードから家庭用へ移植する際の新モードはどうやって考えられているのか? という質問も。それに対して両氏は口を揃えて「ノリで作りますね(笑)」と答えていた。
続いて紹介された新作タイトルは、ケイブのXbox LIVE アーケード向けタイトル『ぐわんげ』。こちらもアーケードからの移植で、ユーザーからの要望がとくに高かったことからXbox LIVE アーケードでの配信が決定したというタイトルだ。浅田氏のプレゼンでは家庭用オリジナルとなるXbox 360版モードがお披露目に。こちらは機体の操作がアーケード版から若干アレンジされており、ショット連射が押しっぱなしでオーケーで、自機とオプション的な存在の“式神”が別々に動かせるようになっている。また、家庭用版ならではの要素として4画面表示を搭載。これは、左から順にゲームの進行速度が異なる5つの画面を表示するというもので、プレイヤーは基本的にいちばん左の画面を見てプレイすることになる。そのほかの画面は、たとえば自機がやられたときの状況を確認ときなどにチェックするというわけだ。配信開始時期は2010年秋を予定しているが、浅田氏いわく「あと2、3ヵ国のレーティングチェックが終われば出せます」とのことで、開発はほぼ終了している模様。価格は800マイクロソフト ポイントを予定している。
このあと浅田氏から、『怒首領蜂大復活』と『ピンクスゥイーツ&むちむちポーク!』のXbox 360移植がサプライズ発表。発売は『怒首領蜂大復活』が2010年11月25日、『ピンクスゥイーツ&むちむちポーク!』が2011年春を予定している。ゲームの詳細については別記事に詳しいので、そちらをチェックしてほしい。
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▲『怒首領蜂大復活』は動いている映像も公開。『ピンクスゥイーツ&むちむちポーク!』が発表されたときには、会場から叫びにも近い歓声が起こった。 |
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このほか、「Xbox 360に関係なさそうな……と見せかけて関係ありそうな」(浅田)タイトルとして、ケイブ往年の名作シューティング『弾銃フィーバロン』のコンシューマー移植が明らかにされた。配信タイトルでプラットフォームは未定だが、浅田氏はすでに遊べる状態のものをイベントのために用意。早速松井ムネタツがプレイしようとしたところ、使用するコントローラがXbox 360のものであるところに、ジャム爺から突っ込みが入る。浅田氏は「これはPC上で動いているんです!」と話していたが果たして……!? なお、松井ムネタツいわく操作した感じは「当時の感覚まんま!」とのことだ。
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▲プラットフォームは未定だが、Xbox 360のコントローラで遊んでいた『弾丸フィーバロン』。 |
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冒頭から重大発表の連続となったMIDNIGHT LIVE 360だが、つぎのコーナー“プロデューサーというお仕事 〜ケイブ浅田Pの場合〜”は中休みといった感じのイイ意味でゆる〜い内容に。浅田氏の1日を追いながらプロデューサーの仕事を紹介するという映像ネタで、ケイブの開発ルームにカメラが潜入。CEROの審査報告書や、プログラマーやデザイナーがPCに向かっている様子、そしてケイブ取締役の“IKD”こと池田恒基の登場など興味深い場面がつぎつぎと映し出された。映像の最後では浅田氏が真剣な表情で打ち合わせをしているというカットでシリアスに終了……と思いきや、同氏の手元にあるiPadにカメラが寄るとパズルゲームの『ペグル』を遊んでいるではないか。このオチに、会場からは大きな笑いが起きていた。また、映像終了後の休憩時間にはケイブ祭りでは恒例となった生CMも実施。広報スタッフらが体を張って、16周年記念冊子を始めとする物販紹介を行っていた。
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▲浅田氏の1日を追って、プロデューサーの仕事を紹介……できたのかどうかは定かではない。 |
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▲ケイブ祭りの名物? スタッフによる生CM。 |
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ラストの“いまココで決める!? シューティング企画会議”では、マイルストーンの林康氏、ガルチの茶谷修氏、トライアングル・サービスの藤野俊昭氏、そしてケイブの浅田氏というシューティング業界を牽引するメーカーの人間が一同に会して、新作シューティングの企画会議を実施。話し合いはゲームのスクロール方向は縦か横か? というところから始まり、使用するボタンの数、敵の攻撃は弾幕or非弾幕? と要素ごとにわけて進行。合わせて、MIDNIGHT LIVE 360専用チャットでのアンケート結果も反映されていった。以下、それぞれのテーマの内容をダイジェストでお届けしよう。
<シューティング企画会議 ダイジェスト>
縦スクロールか横スクロールか? →縦スクロール
登壇者の意見は縦で満場一致。「縦スクロールは伝統的」(林)、「ノリで(笑)」(茶谷)、「家庭では難しいが、ゲームセンターではモニターを縦で使える。ゲームセンター的に考えれば縦がいい」(藤野)など、ゆるかったり鋭い意見が飛び出す中、浅田氏からは「横スクロールは画面の情報量が多くなるので、予算的に縦がいいですね」というプロデューサーらしい(?)考えも。
使用ボタンの数は? →ワンボタン
近年のシューティングゲーム事情を見る限り、使用ボタンがひとつという選択肢はありえないと思いきや、意外にも藤野氏、浅田氏がワンボタンを支持。「ゲームはなるべくシンプルにしたい」(藤野)、「ひとつのボタンでおもしろいと思わせることができたら、そのシューティングはすごくおもしろいはず」という意見が聞かれた。また林氏は「今後新しいことをやるならボタンは3つ以上か、ワンボタンのどちらかがいい」と持論を展開。最終的にワンボタンに決定した。
敵の攻撃は弾幕or非弾幕? →非弾幕
弾幕と言えばケイブのお家芸。ということで、ほかメーカーは「弾幕はおもしろいが、メーカーとしては当初から避けてきた」(林)、「僕自身は弾幕系シューティングを遊ぶが、メーカーとしてのポジションを守るために作らない」など、差別化を図るうえで非弾幕系を作っている事情を明かす。チャットでのアンケートも非弾幕系を支持する声が上回り、新企画タイトルは非弾幕に決定した。ちなみに浅田氏いわく、ケイブでは「非弾幕系を作ろうとしても、とある人物がいるので……」という事情もあるそうだ。
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▲左からマイルストーンの林氏、ガルチの茶谷氏、トライアングル・サービスの藤野氏、ケイブの浅田氏。 |
得点の稼ぎかたは? →保留
シューティングはゲームクリアーよりもハイスコア勝負がアツいという人も少なくないだろう。そこに注目して、得点稼ぎのシステムについても意見がぶつけられた。しかし、現状のアイテム取得によるスコア獲得を超えるシステムが思いつかず、結果は保留となった。
ジャンルは? →ミリタリー+萌えなど
ゲームの舞台となるジャンルも、ファンの心をつかむうえでは外せない要素。今回はSF、ファンタジー、ミリタリー(戦記)、萌えという4つの例が挙げられた。会場でのアンケートではミリタリーが圧倒的な支持を獲得。また登壇者も全員がミリタリーを支持したのだが、「戦車や飛行機がメインだとグッズが売れないんです……」(茶谷)というマーケティング的な問題があることも明らかに。最終的に「いまはシューティングの市場がそれほど大きくないので、何かと何かを組み合わせるしかない」という浅田氏の意見に沿って、ミリタリーと萌えなどを組み合わせることになった。
ボムは必要? →ボムは必要(成功するとお姉さんが脱衣)
無敵時間で危機的状況を打開できるボム。果たしてそれは必要なのか? というテーマでは、最初こそ「うちのタイトルはボムを使わないと進めないような作りにはなっていない」(茶谷)、「ボム前提の作りはよくないと思うが、うちのタイトルはボムがないと無理という声もあるので……」(浅田)など真面目な討論が行われていたが、誰かが「ボムに成功するとお姉さんが脱いでくれるのは?」と発言したことで流れは一気にその方向へ。
プラットフォームは? →家庭用からアーケードへ
近年のシューティングタイトルは最初にアーケードで出て、その後新要素を追加して家庭用へ移植というのが一般的。しかし、林氏が「逆もおもしろいかも」とコメントしたことで、“家庭用からアーケードへ”という展開となった。
以上が、シューティング企画会議の内容。まとめると、各シューティングメーカーの総意は“縦スクロールのワンボタン。擬人化された萌え系の戦車(キーワードはムチムチ、ズボン)たちが登場する非弾幕系で、ボムを使用するとお姉さんが脱衣。最初に家庭用で発売されのちにアーケードで展開”というものになる。かなりエキセントリックなタイトルになるのは間違いないだろう。いちおう、開発メーカーはイベントの主催者であるケイブに決定、というか押し付けられたが、本当に作られるかどうかは不明だ。
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▲最後はいつもポーズ&掛け声「360サイコー!」で締め。 |
【関連記事】『怒首領蜂大復活』と『ピンクスゥイーツ&ムチムチポーク!』がケイブ祭で発表に
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